シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 調(キー)について解説いたします。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

私ごとですが、明後日にピアノ教室の発表会があります。

もう準備は万端なのですが、何回やっても「何かし忘れたことがありそう、、、」と感じてしまします。

 

 

そして発表会が終わった時の開放感を味わい、その後何しようかな、と考えてしまいます。

今回は大人の方も参加致しますので、それはu-tubeなどでもアップしたいと思います。

 

さて今日は調(キー)についてお話しいたします。

ピアノを習い始めは理解しやすいように、ハ長調ばかりを弾きますが、だんだんと#(シャープ)などがつく調になったりいたします。 それがどんなことなのかをお話ししたいと思います。

 

   目 次

 

  •  # シャープ系のメジャーキー
  •  ♭ フラット系のメジャーキー
  •  調号
  •  まとめ

 

 

 

#系のメジャーキー

 

メジャー スケールの音の並び方は、ハ長調が基本です。「ドレミファソラシド」 ミファ と シドの間が半音関係ですね。 これをト長調(Gメジャー)にすると 「ソ ラ シ ド レ ミ ファ# ソ」 となります。

 

数字で表すと、「12345678」 このように半音関係になるかしょが2箇所あります。ですからト長調になっても半音関係の場所は同じにします。そうなるとどうしてもファの音を半音上げなくてはなりません。

 

これでもまだ#がつくのは1箇所だけです。ではDメジャー(ニ長調)のスケールはどうでしょうか。

レミファソラシドレ」 同じように半音関係にするには、「レ ミ ファ# ソ ラ シ ド# レ」にいたします。

 

 

♭系のスケール

 

では同じ様に♭がまず一つのへ長調から見ていきましょう。

「ファソラシドレミファ」 これを 「ファ ソ ラ シ♭ ド レ ミ ファ」 にしますと、綺麗なスケールになります。ぜひ鍵盤で弾いてみてください。

 

ではもうひとつ調号を増やすと、「シドレミファソラシ」 これはどうでしょうか、いきなりシとドが初めに出てきて、これでは困りますので、この様にいたします。「 ♭シ ド レ ♭ミ ファ ソ ラ ♭シ」。これはB♭のキーです。

 

 

もう初めの主音からフラットがつきますね。♭は日本語では「変」といいますので、変ロ長調となります。

 

 

 

調号

 

この様にそれぞれの調には調号がつきます。ついていないメジャーキーはハ長調です。ですから初めのうちはハ長調の曲ばかり弾いていきます。慣れたらト長調やへ長調などを弾いてゆきます。

 

この調合のつく順番は決まっています。

 

 

【♯の増え方】

ファ → ド → ソ → レ → ラ → ミ → シ

 

【♭の増え方】

シ → ミ → ラ → レ → ソ → ド → ファ

 

まとめ

 

今日お話ししたのはメジャーキーです。マイナーになりますと、少しややこしい部分もありますので、まずはメジャーの方をしっかり覚えてください。

何よりも実際に弾いてみることが大切です。ハ長調以外にもチャレンジしてみてください。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 コードの転回形はなぜ大切なのか。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

今日は「母の日」です。日頃、家族みんなのために、家事などをやってくれているお母さんに感謝する日ですよね? まあ最近では家事を頑張るご主人もいらっしゃるようで、私は大変に感心しております。

 

さて本題に入ります。 コードは一つだけでは音楽としては成立し難いのです。 コード1つでできている曲もありますが、かなり貴重です。 例えば、ブルース・スプリングスティーンの「Born in the USA」などはコード1つでした。

 

ですからコードは幾つか曲の中には出てきます。 そして連結していきます。 これが「コード進行」というものです。 コードにもそれぞれ役割や個性がありますから、それを無視してはおかしなことになってしまいます。

 

目  次

コードの連結について

コードの転回形について

まとめ

 

 

コードの連結について

 

各コードとコードを連結して歌などができます。

 

歌や曲には必ず、トニック、ドミナントは使用されます。ハ長調の場合はCコードとGコードですね。この様にしてみると音が離れています。Gコードは上の方にある感じです。

 

歌や曲中にこのような跳躍することはあまりありません。何かそれを狙って、意味を持たせる場合は別ですけれどもね。そこで必要になってくるのがそれぞれのコードの「転回形」です。

 

音楽的にコードとコードを連結するために、コードを転回して使用するのです。

 

 

コードの転回形

 

コードは3つ以上の音が使われます。 コードは基本形から学びますが、コードを連結する様になると、転回形が必要になってきます。その方が自然であり、より音楽的であるからです。

 

 

私のYouTubeチャンネルでも解説しています。

 

 

これは音が一列に並んでいる鍵盤楽器ならではのことです。 これがギターなどのストローク奏法ですと、気にはならないと思います。

 

転回形は3和音の場合には第2転回形まであり、4和音(セブンスコード)の場合には第3転回形まであります。全てのコードの転回形が押さえられる様にする練習は必須です。

 

それにはコードの構成音がわかっていないとできませんから、何事もまず基本形からスタートしましょう。Cコードの基本形はドミソ、第一転回形はミソド、そして第2転回形はソドミ、という風に実際に鍵盤上で確認しましょう。

 

まとめ

 

よくコード奏法は「簡単」「弾きやすい」などと表現しますが、この転回形に入ってくると少しややこしく感じるかもしれませんが、たくさん手を動かして弾いているうちに、自然と転回形も押さえられるようになります。

 

とても地味な作業ですが、ここをクリアーすると後が楽ですよ。

 

頂いたお花と、買ってもらったウオーキング用のシューズ。

ウォーキングを始めるわけではなく、旅行などに行っても、どんなに歩いても疲れない靴が欲しかったからです。

 

それと大谷選手の奥様が、プレゼントに「シューズ」をお願いした、という話を聞き、なんの繋がりもありませんが、

なんとなく私もあやかってシューズにいたしました。

 

ウォーキングをされている方はどの様な靴で毎日歩いているのでしょうか。

 

では良い「母の日」をお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 コード進行とはなんでしょうか。 

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

今日は少し涼しくて、梅雨の様な日です。 もう春が終わってしまったようで何か、寂しい気持ちになります。

春の連休も終わり、またいつもの生活が始まりました。

 

ところで皆さんは「楽典」などをお持ちですか? 今このブログに書いていることは、いわゆる

「楽典」の中の一部分になります。 そして一般的な楽典よりも、このブログで書いていることは、

ややコードに関する部分が詳しいです。

 

「楽典」をお持ちでも、読んだだけで理解できる方は少ないと思います。そうなりますとどうしても説明してくれる方が

必要になります。 ですのでここで解説をしている訳ですが、いかがですか理解できそうですか。?

さて今日は「コード進行」とはなんでしょう。というお題ですが、その辺りをお話ししてまいりましょう。

 

 

  目 次

  1. コード進行とは

  2. 曲作りの時に

  3. まとめ

 

コード進行とは

 

コードはたくさんの種類がありますが、機能的に大きく分けて3種類あります。それがT(トニック)SD(サブドミナント)D(ドミナント)です。 それぞれ特徴があり進行するべき方向があります。

 

それを無視しては曲として成立しないのが現実です。

まずはこの譜面をご覧ください。

 

 

皆さんよくご存知の「メリーさんの羊」です。 この譜面には3種類のコードがありますが、以前の記事にもありましたが、代理コードを使用することもできます。

 

ですが、「童謡」でありますからその性質上、あまり代理コードを使用するのは考えなくてはなりません。これを基本にしてアレンジや編曲をする場合は、大いに代理コードを使用するべきですね。

 

曲中のCコードはGに進んだりDmに進んだりしています。そうですトニックであるCコードはDmやGに進むことができます。そしてDmもGもやがてはトニックのCコードに戻ってくるのです。

 

このトニックから始まる進行を「コード進行」といいます。 C-Dm-G  は 「トニックーサブドミナントードミナント」ですが、C-G-C  「トニックードミナントートニック」の進行もあります。

 

 

曲作りの時に

 

このコード進行はどの様な時に役に立つかといいますと、皆さんがオリジナルの歌などを作ってみたい、と思った時に大変に役立ちます。

 

トニックから始まって、サブドミナントに進み、ドミナントへ行く、という一連の進行を繰り返すのが一般的です。もちろんこの中にさまざまなコードが出てきますが、基本は同じです。

 

それを知るためにもいろいろな歌などをコード分析してみると、よくわかると思います。

 

 

まとめ

 

コード理論とか、ポピュラーコード理論などとかありますが、実はこれアメリカにはなくて、コードが開発された本国アメリカでは、「ジャズ ハーモニー」いいます。

 

ですからコード理論はイコール「ジャズ ハーモニー」なのです。 アメリカで誕生したコードを使用してジャズは生まれました。ですからアメリカ文化のコアな部分なのですね。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 Cコードに変わるコードがある。 代理コードというものについて。

 

皆さんこんにちはお元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

 

いよいよ咋日からゴールデンウィーク第2弾が始まりましたね。 皆さん連休のお話で盛り上がっていますか。 お子さんたちも長い休日や家族との時間が増えるので、なんだか嬉しそうです。

 

さて今日のテーマは「代理コード」についてです。

 

目  次

 

  1. 代理コードとは
  2. トニックの代理コード
  3. ドミナントの代理コード
  4. サブドミナントの代理コード
  5. まとめ

 

代理コードとは何か

 

スケール上にできるダイアトニックコードの中で重要な「主要3和音」だけでも曲は作れます。ですがそれだけではありません。いろいろなコードが使用されます。その中には「代理コード」を使用することも珍しくはありません。

 

なぜ代理コードを使用するかというと、同じメロディーを繰り返すときに同じコードを使用するのは、少し音楽的ではないと思われるからです。

 

そして特に4和音の時になぜ使用できるのかがよく理解できます。それは構成音が同じであるからです。

 

 

トニックの代理コード

 

 

 

 

 

 

まずキーがCの時のダイアトニックコードが並んでいます。

一番初めのCM7の構成音は「ドミソシ」です。そしてその代理コードとなるのはEm7、Am7です。

 

そして、Em7の構成音は「ミソシレ」です。「ミソシ」は同じで、も一つのレの音は実はCコードの9th(九番目のテンションノート)であるのです。

ですから同じ構成音とみなします。同様にAmもCの代理コードになりますが、

構成音は「ラドミソ」ですが、ドミソを含んでいますね。さらにラの音はCコードの9thにあたります。

 

 

 

ドミナントの代理コード

 

ではドミナントの代理コードはどうでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

キーCではG7がドミナントです。そしてその代理コードとなるのは、Bm7-5 (ビーマイナー セブン フラット5)

になります。

このコードはあまり馴染みのないコードですが、G7の代理として使用できるのです。

 

 

サブドミナントの代理コード

 

 

 

 

 

 

サブドミナント(F)の代理コードとして使用できるのは、Dm7 です。これも構成音が似ているためです。

代理コードで大切なことはコードの機能が失われないことがあります。 このDmコードは、サブドミナントのコードとしてよく使用されるコードです。

 

 

まとめ

 

代理コードはあくまでも代理ですから、使用しすぎると訳がわからなくなります。そしてこの代理コードの使用は曲に変化をつける時にも使用されて、アレンジなどに活用されます。

 

童謡なども代理コードで伴奏することもできますが、あまり雰囲気が変わってしまうとなんの曲だかわからなくなりますが、自分自身で好き勝手にやる分には大変に面白いです。

 

ではまた。

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 3コードの機能について解説いたします。

皆さんこんにちは、おげんきですか。

いつもこのブログをご覧下さりありがとうございます。

 

連休の第1弾の最終日ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は昨日法事で外出しましたが、すごい人出でした。ちょうど藤の花が咲く時期ですので、どちらも藤の花を見に人がたくさん押し寄せている様です。私の住まいのあたりも、にわかに人が溢れています。

 

そして昨日の暑さ!。もうストーブはしまって良いでしょうね? 衣替えもして良いでしょうね?

 

さて本日は3コード(主要3和音)の機能についてお話しいたします。なぜこの様な解説をするのかと言いますと、それぞれの和音の機能を知ることで、コード進行が理解しやすくなり、演奏においても先読みがしやすくなるからです。

 

ハ長調の3和音

 

スケール上の一番目、四番目、五番目に当たる、トニック、サブドミナント、ドミナントの3コードが大切だというお話はよく耳にいたします。 その役割をCメジャースケールでお話ししましょう。

 

 

Cメジャースケールのダイアトニックコードがあります。

上にはコードネームそしてその下には、ディグリーネームが書いてあります。ローマ数字で著します。

 

一番初めはCコードです。ここでは4和音になっていますが、同じことです。次に四番目のFコード、そして五番目のGコードですね。

この3つが主要3和音であります。の3つです。

 

トニック、サブドミナント、ドミナント

 

まず一番目はトニックといい、大文字のTで表します。 このコードは大変に安定した音でC からはどのコードにも進めます。さらにキーがCでしたら、Cで始まりCで終わることが多いです。

 

次に四番目はサブドミナントのSDです。 トニックとドミナントの中間的な立場でしょうか、少し不安定な響きです。SD からはTへ進行したりDに進行したりいたします。SD→T     SD→D

 

そして五番目はドミナントDです。 このドミナントは単独では不安定な感じで、とにかくトニックに解決したがります。D→ Tこれをドミナントモーションといいます。

 

まとめ

 

それぞれのコードに個性があるのですね。そしてその進行は自然ですから、それに逆らうとコード進行としては間違いであり、音楽が成立しません。 なんでもそうですが、個性を生かすことが大事なわけです。

 

そしてその役割を大切にすることです。 人も同じですよね。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 マイナー・ダイアトニック・コードについて解説いたします。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

 

今日は雨で少し寒いですが、明日はなんと真夏日になるようで、どうか皆さま体調にお気をつけくださいませ。

本当に今年の春は気候が安定しませんね。ですから衣替えになかなか踏み切れない私です。

 

さあ本日は「マイナー・ダイアトニック・コード」について解説いたします。

メジャーコードについての解説は、結構目にすると思いますが、マイナーコードや、マイナースケールについての解説は、わかりずらいためか、少し少ないと思います。

 

マイナー・ダイアトニック・コード

 

スケールにはメジャーもマイナーもあります。 「スケール」とは実はたくさんあるのですが、代表的なのは「メジャー・スケール」と「マイナー・スケール」でしょう。

 

マイナースケールには3種類あります。 ここからもうメジャーとは違いますね。

 

  1.  ナチュラル・マイナースケール

  2.  ハーモニック・マイナースケール

  3.  メロディック・マイナースケール

 

まずナチュラル・マイナースケールは以下のように臨時に#などがつくことなどありません。実にシンプルです。

 

 

 

次がハーモニック・マイナースケールです。 主音の手前のソの音が#で半音上がります。

 

 

次はメロディックマイナースケールです。ファとソが#になります。

 

 

ぜひ実際に弾いてみてください。

 

 

マイナー・スケールのダイアトニック・コード

 

こちらがAマイナースケールのダイアトニック・コードです。

4和音になっています。(全てセブンスコードになっている)

 

 

実際に弾いていますので私の、youtubeチャンネルをご覧ください。

 

 

 

まとめ

 

音楽は言葉で説明するのは難しいです。実際に弾いて、音を出して確かめることが大切です。

「マイナー」というとメジャーに対して、格下みたいに聞こえますが、それは全く違います。

マイナーキーの音楽は「あやしい、不思議、神秘的、」などを表現するときによく使用されます。

 

明るいメジャーの曲もいいですが、マイナーの曲も一味違っていいですよ。

 

今udemyではセールをやっています。私の講座もお安くなっていますが、さらに値引きをしています。

 

「楽譜の読み方、記号・用語の意味などを短時間で知ることができる。」

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今から27日まで1200円になります。初心者のための「楽典」になります。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 コードとコードを繋いでコード進行を見て行きましょう。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

 

一昨日高知、九州地方でかなり大きな地震がありました。 私がそれを知ったのは、昨日の朝のニュースでした。大きな地震であったのですが、関東での揺れはなく皆さん強い関心がない様に思われます。

 

ご親戚や友人などがいらっしゃると大変に気になりますね。まずはその地域の方にお見舞い申し上げます。

 

これからくるであろう南海トラフ大地震の際には、関東地方も大打撃を受けしばらくの間、首都も機能停止の状態が続くでしょう。 そして回復するまでの時間も長いでしょうね。 その事態に備えて、「水、カセットコンロ」を常備することが大切と思います。

 

人が生きていくのって、結構色々なものが必要なんですね。

そして持病のある方は、お薬などを忘れずにストックしておいた方が良いと思います。

コード進行

 

今までは色々なコードを見てきました。 コードネームの読み方や構成音など基本的なことを知っておいてください。

コードは一つで成り立つものではなく、繋がっていくものです。 そして実はコードにはそれぞれコードの特質もあるのです。

 

鍵盤のドから順番にルートの上に3音重ねて行きますと、ダイアトニック・コードができます。

 

 

コードネームの下にディグリー・ネーム、と書いてありますね。これはルートからだい何番目の和音で、なおかつマイナーコードかメジャーコードかを表しています。

このキーはハ長調ですから、全て白鍵で弾けます。

 

 

次に4和音です。同じく全てのコードネームが書いてあり、マイナーコードかメジャコードかよくわかります。この様にしてみなすと、メジャースケールの中には、メジャーコードが3つ、マイナーコードが4つあることがわかります。

 

メジャースケール上なのにマイナーコードがあるのは少し不思議な気がしますが、そもそもスケールが全音ばかりでできていないことも関係しています。

 

スケールについてはこちらの動画をご覧ください。

 

 

ダイアトニックコード

 

ダイアトニックコードとは、そのスケール上に自然にできたコードですから、曲に自然に使うことができます。

その中でも一番目、四番目、五番目のコードが大切です。よくみるとこれは全てメジャーコードですね。 この3つのコードをそのキーの「主要3和音」と呼んでいます。

 

それは Cコード、Fコード、Gコードはそれぞれ役割があるからなのです。

Cコードは、そのキーの主和音であり最初のコードですね。そしてトニック(主和音)と呼びます。

F コードは、四番目の音の上に出来たコードでサブドミナント(下属和音)と呼びます。

G コードは、五番目の音にできたコードで、ドミナント(属和音)と呼びます。

 

そしてこの3つの和音が、ハ長調の「主要3和音」になります。

 

まとめ

 

童謡や海外の民謡などはこの主要3和音でできている曲もたくさんあります。

有名な「キラキラ星」「チューリップ」「ぶん ぶん ぶん」などもコードの数が少なくて覚えやすいです。

 

コード進行はコード奏法にとって大事な部分ですので、この先もしっかりと実践してくださいね。

 

ではまた。

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 いよいよ終盤! テンション コードについて解説いたします。

みなさんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

 

やっとのことで毎日暖かくなりましたね。

桜の花はもう散り始めてしまいましたが、新しい春の訪れを感じています。

 

さて「コードの種類」シリーズも終盤です。 コードの種類はそんなにも多くはないのですが、キー(調)が変化することで、ややこしくなりますが、そこは音程をきちんと覚えていれば問題はありません。

 

テンション・コード

 

今まで色々なコードを見てきましたが、4和音(セブンスコードなど)の上にさらに音を重ねてコードを作ることがあります。

それが「テンション・コード」です。

 

ルートから数えてだい九番目、十一番目、十三番目の音などを積み重ねて作られるコードです。

 

 

先日私のユーチューブチャンネルに出しましたので、ぜひご覧ください。

 

 

次に図でご紹介します。

レの音はルートのドの音の次に置き換えても良いです。

楽に届く手の大きい方は抑えられますが、一般的には少し難しいかと思います。

 

 

そして次に11番目の音は以下の様になります。

 

 

ここまで届く方はほぼいらっしゃらないと思います。当然オクターブしたのファの音を使用します。

 

 

次に十三番目の音はラになります。 これもオクターブ下で押さえます。

 

 

テンション・ノート

 

以上のテンションコードには、もう少しありまして、それが九番目でもb9 と #9があります。十一番目では、#11があります。 十三番目ではb13があります。

 

9→♭レ

♯9→♯

♯11→♯ファ

13→♭ラになります。

 

 

アド・コード

 

テンションコードは主に4和音の上にさらにテンションノートを追加するコードですが、3和音に7thを加えずにオクターブ上より上の音を足す場合に、Cadd9 (シー・アド・ナインス)と言います。

 

構成音はド・ミ・ソ・レになります。 そしてこの場合もレの音を下に持ってきて、ド・レ・ミ・ソにして押さえます。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。コードの種類は実は他にもありますが、中心となるコードの種類をお話ししてきました。多くの譜面を目にすると今まで見たこともないような表現で、コードが書いてある場合があります。要するに統一されていないのですね。

 

特にジャズの譜面は手書きが多かったり、口伝のように伝わってきためでしょうか、大変にクセが強いと思います。

とにかく多くの譜面にあたって、実際に手で押さえてみることから始めてみましょう。

 

その響きが好きになってきたら、自分でも使ってみると音楽が広がって行きます。

 

ではまた。

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 サスフォー・コード、オーギュメント・コードなど。

皆さんこんにちはお元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

 

いよいよ新学期も始まりました。小さな新1年生は通学班のみんなに一生懸命ついて、歩いて行きます。今までは親に送り迎えをしてもらって通園していたのですから、大変な変化でしょうね。

 

その様な過去もあった私ですが、今は何もフレッシュなことがありません。 しかし常に新しいことに興味を持ちチャレンジしていますと、新たな何かが出現して「うあ、また勉強しなくちゃならない!」なんてこともしばしばあります。

 

皆さんはいかがですか。さあ今日もコードのお勉強です。

 

 

sus4 (サスフォー)

 

このコードは沢山は出てきませんが、個性的なコードです。サスとは英語の(susupended)サスペンデッド、のことで日本語にすると、吊り上げるという意味です。

 

何を吊り上げるかというと、例えば Csusu4(シー・サス4)の場合 ドミソのミのおとを吊り上げてファにします。ですから構成音は「ドファソ」になります。

 

オーギュメント コード

 

このコードは増5度を含みます。構成音のドからソ#までが増5度になります。 例えば Caug (シー・オーギュメント)コードの構成音は「ド ミ #ソ」になります。

このコードも頻繁ではないですが、ここぞという時に出てきます。広がりを感じるコードです。

 

ディミニッシュ・コード

 

このコードは「減5度、減7度」を含みます。先ほどのオーギュメント・コードと対照的です。このコードは基本的に4和音なので、減5度と減7度を含みます。Cdim の構成音は「ド・bミ・bソ・ラ」になります。

 

ド〜bミ は短3度、bミ〜bソ は短3度、bソ〜ラ も短3度 という関係です。全てが短3度の音程でできています。ここが特徴です。

 

まとめ

 

コード表記     構成音              読み方

Csus4      ド・ファ・ソ       シー サス4

Caug     ド・ミ・#ソ       シー オーギュメント

Cdim    ド・bミ・bソ・ラ     シー ディミニッシュ

 

 

 

他にもコードはありますが、この辺りで次に行きたいと思います。

 

次からはテンションコードになります。ジャズで使用されるコードになります。

個人的にはコードの最終形態の音楽はジャズと思っているので、ジャズコードについて深くは説明致しませんが、テンションノートは響きが多彩ですので、少し説明して行きたいと思います。

ではまた。

大人の初心者の為のコード弾きピアノ教室。 引き続きコードの詳しい解説。Cm7, C7, CM7, CmM7, C6, Cm6

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さりありがとうございます。

さて本日は前回のコードの説明の補足としまして、動画でコードの解説をいたします。

まずは、C7, Cm7, CM7(シー・メジャーセブンス)からご説明いたします。

 

コード表記はいくつかあって、△でメジャーを表現することもあります。またCコードのことをCメジャーコードということもあります。その場合は、そのコードがマイナーではなくてメジャーであることを、はっきりさせるためなどに言ったりします。

 

 

基本はメジャーかマイナーか

 

全てのコードはまずメジャーコードかマイナーコードかに分けて、そしてその上に音を重ねていく、という事になります。

基本の3和音が一番大切ですので、よく理解しておいてください。

 

そしてその理解の元になるのは、音程です。 ルートから何度離れているのかを知るには音程が不可欠ですので、これももう一度見直しておく必要があります。

 

ここまで大丈夫ですか。 あともう一つの方法としては、とにかくコードを鍵盤と結びつけて、覚えてしまうことです。

これも理論と同時に必要なことです。 目で覚えるのです。 指の形などで体に覚え込ませる方法です。実戦では必要ですから、何度も何度も弾いてみましょう。

 

 

コードの数字は何を表すのか

 

コードにはよく数字がついています。 7  9  11  13  4  6  などです。 9 11 13  はテンションノートとして、ジャズコードになります。もちろんジャズ以外でも使用されますが、ジャズの定義としてそうなっています。

 

よく目にするのは、7  ではないでしょうか。 ですからこの7th(セブンス)コードをしっかりと覚えておくと、後が楽です。

 

 

まとめ

 

音を重ねてできるコードは本当に不思議な世界と私は思っています。たった一つの違いで全く異なる雰囲気を出すことができてしますからです。

一般的に童謡などは3和音で、スッキリとしていますがコードの基本になりますから、良い勉強材料となります。それと讃美歌なども和声的な面で優れていますのでおすすめです。

 

そして一冊コードの一覧表などを持っていると、コードが少し複雑になった時に確認できるので良いと思います。

では皆さんのコード奏法がより楽しくなるように祈っています。

 

ではまた。