コードの表し方 「初めてコード奏法」 すぐに弾けるコード弾きピアノ。

皆さんこんにちは。お元気ですか。

いつもこのブログを、ご覧くださり有難うございます。

 

あと2日で2021年も終わりますが、また新しい年がすぐに始まりますね。

そして、このブログも今回が年内ラストになると思います。

ですので今日は、「コード表記」について少しお話ししたいと思います。

 

コード表記

 

コードは約100年くらい前の、アメリカで生まれました。

それ以前はクラシックの和声が主流でした。ドイツ和声や近代フランス和声などが有名です。

そして、このコードの誕生により、ジャズやポピュラー音楽が世界中に広がっていきました。

 

いつの時代にも、大衆音楽と純粋音楽(いわゆるクラシック音楽)は同時に存在していました。

中世では「吟遊詩人」などが有名です。リュートというギターのような楽器を弾きながら

歌を歌っていました。現代の「路上ライブ」みたいな感じでしょうか。

 

アメリカで誕生したコードは、クラシックの和声と共通の部分も多くあります。

ですが演奏する側の人たち(プレイヤー)にとっては、コードが全てになります。

和声学の知識があるのは良いことですが、コード奏法では和声学のことは横に置いておく

方がわかりやすいと、私自身感じます。

 

ディグリーによるコード表記

 

音楽理論の説明には、ディグリー表記が必要になります。

 

 

ディグリー表記とは、I  II  Ⅲ などで表してあるものです。

ここで、パッとみて気がつくのは、ⅠとⅣとⅤがスッキリしていることではないですか。

この3つのコード以外は、Ⅱm 、 Ⅲm、Ⅵm などと、マイナーがついていますね。

そして、Cメジャーにおいての主要3和音となるものは、Ⅰ度、Ⅳ 度、Ⅴ度になるのです。

コードで表現すると、C、 F 、G コードになります。

 

T トニック、Dドミナント、 SDサブドミナント

 

いきなりですが、コードには実は役割がありまして、大きく3つに分けられます。

まず、T(トニック)とは、全ての調のI番目のコードのことです。

ハ長調(Cメジャー)の時は、Cのコードのことです。

とても安定していて、曲の最初や最後に多く使われます。

 

次にD(ドミナント)は躍動感のあるコードです。曲には欠かせない働きをします。

そしてSD(サブドミナント)は穏やかな躍動感があります。

そしてどちらもやがてはトニックコードに落ち着きます。

コードいうと、Gから C 、F からC へと解決していきます。もちろん間にはいろいろな

コードが入ることも多いですよ。

ここまで大丈夫でしょうか。なんとなく知っておいた方が良いですので書きました。

 

まとめ

 

 

今日は少し内容が重たかったでしょうか。

こうして理屈を述べると、「めどくさいな〜」と感じてしまいますが、

音楽理論に限らず、理論って「めんどくさい」ものですね。ですが、音楽はデタラメに

できているものではなく、意外にも理論的にできているのです。

楽しいのは聴いているだけの人で、演奏したり勉強する人たちは皆ある程度の、理論を

知った上でプレイしています。

 

 

ではみなさま一年間ご覧くださり、有難うございました。

また来年も、優しくお話ししてゆきたいとおもます。

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「星の世界」 少ないコードでも名曲は沢山あります。 初心者でも弾けます。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログを見てくださり有難うございます。

 

クリスマスも終わり、一気に新年の準備にシフトした主婦の方たちが多いのでは

ないでしょうか。 私もその一人です。 ですから年が明けてしまうと、何をしたら

良いのか、少しボケます。 まあ正月休みということでなんとなく過ごしたり、はたまた

やり残した大掃除を続行します。

 

さて、年末にふさわしい曲といえば、「第9交響曲」です。

わたしのユーチューブチャンネルでも取り上げていますので、ぜひ見てください。

そしてチャンネル登録もよろしくお願いします。!

 

交響曲第9番

 

 

メロディーが覚えやすくて、弾きやすいのでピアノの初心者の楽譜には必ずと言っていいほど

取り上げられる名曲です。本来はオーケストラと合唱団との、ものすごいコラボレーションです

から、チャンスがありましたらテレビや実際に演奏を聴きに行ったり、合唱団に入って実際に

オーケストラを伴奏に歌ってみると、すごく感動すると思います。

 

私もいつかは、オーケストラと一緒に合唱団に入って、歌いたいと思っています。

多分入団できないかもですが、入団できても実際歌ってみたら、あまりの感動で泣いてしまい

歌えなくなりそうです。

 

そしてもう一曲、「星の世界」です。

こちらも賛美歌ですので、まだ少しクリスマス気分ですが、美しい旋律の曲です。

 

星の世界

 

 

コードは3種類だけです。 Bb  F  C でできています。

Fと Cは何度も出てきましたから、もう大丈夫でしょうか?

Bbは、(シ♭ ・レ ・ファ) の構成音です。シ♭の黒鍵を弾くとき左手全体が少しピアノの

奥の方に行きますが、それで良いのです。スッと奥に手を伸ばしてください。

 

まとめ

 

この私の「初心者向けコード弾きピアノ教室」は、左手のコード弾きに特化した

ものですが、右手でメロディーを弾くことが多いので、右手の使い方も指導いたします。

むしろ右手の方が難しいです。たった5本の指で、あらゆるメロディーを弾くわけですから。

ですが弾きやすいようにメロディーフェイクなどして、楽しむことはできます。

皆さんも鼻歌に3コード(C F G7 ) などをつけてオリジナルを、作ってみませんか?

 

ではまた。

 

 

 

メリークリスマス! 初心者のためのコード弾きピアノ。 アレンジするとは?

皆さんこんにちは。お元気ですか?

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

今日がクリスマスの日ですね。流石、街には人が溢れています。

クリスマスムードが復活していますね。 コロナ(オミクロン株)などが増えつつありますが、

もう、やってらんない! 「クリスマスだ、忘年会だ」でやっぱり増えたようですね。

 

今日は「アレンジ」について少しお話ししたいと思います。

アレンジなんて聞くと、専門家のことみたいですが、編曲(アレンジ)は誰にでもできることが

あります。それはテンポを変えたり、リズムを変えたり、伴奏のパターンを変えたり、コードを

少し変えたり、とたくさんあります。

 

アレンジとは

 

小さなアレンジは誰にでもできます。

早い曲をゆっくり歌ってみたり、ゆったりとした曲を早く弾いて見たりするのも立派なアレンジです。

そのようにテンポを変化させると、曲の雰囲気がガラリと変わります。

 

曲にはそれぞれその曲に合ったテンポというものがありますので、あまり激しい変化は

どうかと思いこともありますが、以前テレビで見た外国のヘビメタバンドが「ドラえもん」

の歌を激しいリズムで演奏して歌っていたのには、驚きましたが大変面白かったです。

 

クラシックの名曲を歌にしたものなど、結構あります。モーツアルトの交響曲をフランスの

女性歌手シルビー・バルタンが、その昔歌ってヒットさせましたし、近年では

「ジュピター」が有名ですよね。あの曲はグスタフ・ホルストの作品ですし、

ベートーベンの「エリーゼのために」もアレンジされて、歌になったことがあるくらいです。

良い曲はどんなにアレンジしても名曲になるようです。

 

 

左手の役割

 

上記の曲はおしゃれな感じですが、コードに少し変化を加えてあります。

今までこのブログでは、7th(セブンス コード)までお話ししましたが、

またさらに( 9th   11th  13th) と音を重ねていくこともできます。

たくさん音を足していくと、もう何が何だかわからなくなりますが、初めから

最後までそのような状態がずっと続くことはなく、ここぞというところで使うのです。

そうではないと逆に「ダサい」かもしれません。

 

まとめ

 

 

皆さんがコード奏法に慣れてくると、弾きたい曲が沢山浮かんでくると思います。

「あんな感じの曲を弾いてみたい。」「こんな雰囲気の曲も弾きたい。」などと。

その時に左手でリズムを変えたり、和音を味付けしたりすると、自分の曲になって

いくのです。その感じは、少し料理に似ているかもしれません。同じカレールーを使用しても

野菜の切り方や水加減で味が変わりますし、スパイスを加えたらいつもと違う

カレーになりますね。そんなイメージでしょうか。

 

私はプロのアレンジャーでも編曲家でもありませんが、自分でアレンジするのは

楽しいことだと思います。皆さんもやって見てはいかがでしょうか。

 

ではまた。

 

伴奏の転回系や分散和音について。  初めてのコード奏法の弾き方。

皆さんこんにちは。お元気ですか?

いつもこのブログを見てくださりありがとうございます。

 

皆さんは年末いつまでお仕事されるのでしょうか?

私は年内のレッスンは全て終わり、毎年恒例の大掃除が始まりました!。

普段スポーツなどしない私ですので、体が少し筋肉痛?みたいになりそうです。

ですが大掃除をしていると、「よくもまあ、こんなになっていたものだ」、と

驚くやら、呆れるやらですが、掃除後はさっぱりした気分になって、嬉しいです。

でもどう考えても私の家族は、掃除をしたことに全く気がついていない模様です。

 

さあ今日は曲の伴奏形態などについてお話しいたします。

 

転回形

 

転回形とは、ドミソの順に弾くのではなく、ミソドソドミで弾く形のことです。

ドソド や ドソミド などいろいろあります。

ドミソは基本形で大変に安定しています。そしてどの展開形を選ぶかは、その時のメロディーライン

を考慮して決めたりもしますが、まずはご自分で良いと思う形でスタートして見ましょう。

 

分散和音

 

和音(コード)を分散しますと、一度にたくさんの音が鳴りませんから、静かな雰囲気の曲に

合うと思います。今回の「アメイジング グレイス」にはぴったりですね。

左手の伴奏形態で曲の雰囲気は変化します。

リズムを変えたり、拍子を変えたりしていくと、これは編曲として成立します。

ですから左手は大変重要なパートを担っているのです。

 

アメイジング グレイス

 

では実際私が弾いて見ましたので、ご笑覧ください。

 

 

上記のようにピアノで弾いたり、キーボードで弾いたり、メロディーを歌ったりしてみると

一つの同じ曲でも違う雰囲気が感じられます。

ぜひ皆さんもお試しください。

 

まとめ

 

 

皆さんのご家庭では、そもそもクリスマスの日はどう過ごされますか?

年々季節感が薄れ、そして近年のコロナで大人数でのパーティーなどは開催されません。

そして年末年始恒例の「忘年会」「新年会」なども縮小されて、喜びの声も聞かれます。

数年前までは、11月ともなると毎週のように忘年会があって、辟易していたサラリーマンの方

もいらしたことでしょう。

 

テレビCMでも胃腸薬の宣伝や、肝臓が元気になる薬などをお薦めしていましたが、そこまでして

忘年会に出なくてはならない人たちにとっては、今は健康的な年末ではないでしょうか。

 

ではまた。

「アメージング グレイス」を弾いて見ましょう。 讃美歌より。

皆さんこんにちは。お元気ですか?

いつもこのブログを、ご覧くださりありがとうございます。

 

いよいよ今週に迫ってきました、クリスマス!

小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、プレゼントのことで大変でしょうか。

街のイルミネーションが寒い夜に輝くと、「やっぱり、綺麗!」と私も思います。

そして年末を意識すると、この一年とこれから来る新しい一年について、少し考えたりします。

皆さんはいかがでしょうか。

 

今回は、そんな季節に美しい「讃美歌」の一つ、「アメージング グレース」を取り上げました。

 

アメージング グレース

 

この曲は、イギリスの牧師さんが作った作品のようです。

1700年代のことなのでいろいろな説があるようですが、近年になって多くの歌手の方が

この曲を歌っていますね。

 

音程もあまり高い音が出ていないので、歌いやすいと思います。

では実際の譜面と右手のメロディーの弾き方について、動画で解説していますので

ご覧ください。

 

メロディーの弾き方

 

 

今回は左手のコードがついていません。

次回は左手のコードをつけて弾いて見ましょう。

コードは音や形を覚えてしまいますと、自然に手がコードを押さえるようになりますが、

メロディーは多くの音を使うので、左手のコードとはまた違う、難しさがあります。

 

まとめ

 

我が家のピアノ教室の入り口に、一年にひと月程登場するこちらのイルミネーション。

毎年ご苦労様です。いつもにっこり笑って迎えてくれるので、それなりに可愛いです。

 

さあ、あと10日ほどで2021年も終わりますが、毎年「新年が明けた」感が少ない私です。

子供の頃は、もう全てが新く新鮮に思えましたが、最近は「昨日のつづき」みたいな年明け。

良くないです!。もう少し年を迎えられる感謝と希望を持たなくてはね!。

 

 

私のYouTubeのチャンネルもぜひ、ご覧ください。

「初心者のためのコード弾きピアノ」では、初めてでも簡単に弾けるようになる

コード奏法についての解説をしています。

少しでも皆さんのお役に立つと、嬉しいです。

よろしかったら、チャンネル登録もお願いいたします。

 

ではまた。

 

 

クリスマスソングを弾いて見ましょう。 「赤鼻のトナカイ」 初めてのコード弾き

皆さんこんにちは。お元気ですか?

いつもこのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

冬晴れの本日は、「赤鼻のトナカイ」にチャレンジしてみてくださいね。

 

赤鼻のトナカイ

 

楽しいこの曲には、今までおさらいしたコードに、2つ新しいコードが出てきます。

それが、D  と Dm (ディー マイナー)です。

動画の中でも説明していますがD コードの構成音は  「レ・ファ♯・ラ」です。

一方 Dm(ディー マイナー) の方の構成音は 「レ・ファ・ラ」です。

ファの音がシャープだったら、メジャーコードである D

ファの音が白鍵でしたら、マイナーコードの Dm になります。

では動画の説明をご覧ください。

 

 

メロディーの伴奏

 

今私たちが学んでいる「コード ネーム」はメロディーの伴奏のために考案されました。

ですから、なるべく多くの歌や曲を実際に弾いてみることが、大切です。

同じ曲でも少し異なるコードネームなどが、付けられていることもあります。

それが「アレンジ」とか「編曲」へと進んでいくのです。

 

まとめ

 

現在日本では「人生100年時代」と言われています。

かつては「人生50年」と言われていましたから、二倍長く生きられるようになった

のでしょうか。健康的な80代の方を私も何人か存じ上げています。

その方達に共通して感じることは、常に何かを学んでいる点です。

例えば、興味を感じたセミナーなどを受けてみる、習得したいことが見つかったら

積極的に参加する。などとにかく忙しく動いておられます。

 

健康長寿は永遠のテーマですが、どなたでも実現できることではないでしょうか。

若いうちから健康には注意しなくてはいけません。80歳になって慌てて健康オタクになっても

少し遅いと思いますね。そして体の健康と共に重要になってくるのは、意識の持ち方でしょうか。

私は音楽を通して人生を生きてきましたが、音楽好きな方は本当に若々しいですし、老けこまない

です。常に「まだまだ、沢山弾く曲、弾きたい曲がある」とおっしゃっています。

 

皆さんが音楽を聴くだけではなく演奏することが、どれほど「脳活」に良いかは、いぜんの記事

に書いてあります。 若い方がごく自然に音楽を楽しみ演奏するように、「コード弾き」を

実践していつまでも若々しく音楽を楽しんでいただけたら、と思っています。

 

ではまた。

 

私のYouTube チャンネルは、

https://www.youtube.com/channel/カワハラmusic

です。毎回「初心者のためのコード弾きピアノ」の動画をアップしています。

よろしかったら登録お願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セブンスコードについてお話しします。 初心者のためのコード弾きピアノ 

皆さんこんにちは、お元気ですか?

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

今日はセブンスコードについてお話しします。

 

セブンスコード

 

まずセブンスコードとはどんなものなのか。

例えば、C7(シーセブン) G7(ジーセブン)  などの7という数字がついたコードのことです。

そしてまた、C7・ CM7(シーメジャーセブン) ・ Cm7(シーマイナーセブン) などと、

種類があります。この時の理解として必要になってくるのが、音程です。

音程には長短や完全、増減などがありますが、ここで知っておくべきは長短の三度です。

 

動画でもお話ししています。

 

 

C は(ド・ミ・ソ)、 Cm「シーマイナー」は(ド・ミ♭・ソ)で構成されています。

これは長3和音   ↑ こちらは短3和音 

 

Cコードにシ♭を加えてC7Cmにシ♭を加えてCm7  となります。

 

あと CM7(シー メジャーセブン) とCmM7 (シーマイナー メジャーセブン)があります。

↑Cコードにシを加えたコード     ↑ Cmコードにシを加えたコード

 

ここまで大丈夫ですか?

全て覚える必要はありません。曲の中に必ずこれから出てきますから、弾きながら覚えていきましょう。

 

3つの音のコードよりも音が豊かな感じがしませんか?

やはり3つより、4つの音の方が、芳醇な雰囲気がいたします。

 

 

ポップス音楽

 

皆さんは J-POP とか K-POP などはお好きですか?

このジャンルには沢山セブンスコードなどが出てきます。

もちろん演歌などにも使用されますが、使用されることは特別ではなく、むしろ

当たり前、と思って良いでしょう。

 

これがジャズなどになりますと、ナインスコード(CM9)を使うことは、当然になってきます。

ですから、基本の3和音をまずしっかり覚えてくださいね。

基本がわかっていると、あとは音を積み重ねていくのですから、基本を忘れずに、

お願いします。

 

まとめ

 

 

皆さんは家の外にイルミネーションを飾りますか?

今は以前ほど飾っている家は少ないように思います。

私の住んでいる地区は夜は真っ暗になりますから、家の外のイルミネーションは

闇夜を照らす光、そのもので、ほっといたします。

 

私も以前はガんばって家の周りを飾ったものですが、最近はささやかに飾っています。

それでも家に着いたときにイルミネーションが見えると、「光ってる」、それだけで

救われる感じがあります。 個人的に好きなんですね。

街中の超賑やかな中の光とは違いますから。

 

すぎてゆく一年を思いながら、イルミネーションを眺めるのもなかなか

良いものです。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

きよしこの夜を弾いてみましょう。 初心者のためのコード弾きピアノ

皆さんこんにちは。お元気ですか。

いつもこのブログを見てくださり、ありがとうございます。

 

いよいよ寒くなってきましたね。そして師走を感じるこの頃です。

暮れのあいさつの、テレビCMなどを見ていますと、冬の季節を知ることもあります。

 

さあ本日は「きよしこの夜」を弾いてみましょう。と題してこの曲のお話をします。

皆さんよくご存知のこの曲は、静かなメロディーですが、今回は基本的なコード弾きではなく

「分散和音」(コードをバラバラに弾くこと)で弾いてみました。

コードは音の塊で弾きますが、「ドソミソ」とバラして弾くこともできます。

曲に合わせて、伴奏を変えると曲の雰囲気が変わったりして、面白いです。

では、早速聞いてください。

 

きよしこの夜

 

画面が横になっていて見にくいですが、よろしくお願い致します。

雰囲気を出すために、キーボードで弾いてみました。

このように自分の演奏を見ましたら、もう少しゆっくり弾いても良かったと思います。

 

曲の中に、新くAm(エーマイナー)のコード(ラドミ)が出てきました。

その部分の音を十分に伸ばして(フェルマータ)、そして曲を終えていきます。

合唱などでも歌われることがありますが、ファルマータしないこともあります。

ですので、この部分は自由で良いと思います。

 

マイナーコードとは

 

コードには、メジャーコードとマイナーコードがありますが、これは響きと音程で分けています。

調がメジャーの場合は、長調で明るい雰囲気、マイナー(短調)ですと寂しい雰囲気、

という分け方もあります。

コードも実際に弾いてみると、このAmコードは少し響きに寂しさを感じると思います。

ですが曲中では、急に寂しくなることはありません。

メジャーの曲中にもたくさんのマイナーコードを使用しますから。

 

メジャーコードとマイナーコードの区別は、初めの2つの音の音程で決まります。

(ドミソ)はCメジャーコード、(ドミ♭ソ)はCマイナーコード、になります。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

全て覚える必要はありませんが、このような理由から、メジャーコードやマイナーコードが

できています。何気なく弾いたり、歌ったりしていますが、音程がずれたりするときには

この辺りをよく見直しをしてみると、良いでしょう。

 

まとめ

 

 

今月は季節の曲が多いと思います。

毎年年末はやってきますから、一度弾いた曲をよく年もう一度弾くと、

「あら、簡単に弾けちゃう」と感じた方は、ずっと弾き続けていた方たち。

コツコツ続ける、というと何か大変に思う時もありますが、それが楽しくて

好きなことでしたら、「やめろと言われても」やり続けますよね。

なんとなく続いた、でも良いでしょう。

 

私の友人の70代の方が、しみじみ言った言葉があります。

「一つのことを続けるって大切なことね」。

そうですね、本当にそう思います。途切れ途切れでも続くと、結構それなりに

成果を感じますから、どうか皆さんも何かを続けてみては、いかがでしょうか。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベートーベン作曲 「交響曲第9番 合唱つき」を弾いてみましょう。

皆さんこんにちは。お元気ですか?

いつもこのブログを見てくださり、ありがとうございます。

 

今日は快晴で気温も高め、年末の大掃除にはもってこいの天気です。

私は中旬からやり出しますが、早い方はもうすでに大掃除が終わっているそうです。

そんなに早く大掃除を終えたら、年始までにまた大変ではないかしら、と思いきや

そうおっしゃる方は、日頃からまめにお掃除をしているので、大丈夫なのです。

そうありたいと毎年思う私です。

 

そんな年末に欠かせないのが、「交響曲第9番」ですね。

合唱の部分の有名な部分は、とてもシンプルなコード(和音)で構成されています。

もともとベートーヴェンはシンプルな和音を使って、名曲を作り出す天才でしたから、

納得の作品でもあります。では本当にシンプルな第9を弾いてみましょう。

 

交響曲第9番

 

 

この譜面のメロディーの部分には、カタカナがふってあります。少し小さくてみづらいかも

しれませんが、音符を読まなくてもカタカナで歌っても良いと思います。

左手はもちろんコードを押さえます。

この名曲が簡単なコードで、作曲されていることに驚きます。

 

そして今日はもう一つ、お話ししたいことがあります。

それは「音程」についてです。

今まで弾いてきた、C F G のコードは大切な3つのコードですが、これから

いろいろな曲を弾けるようになってくると、それだけでは表現しきれなくなってきて

多くのコードを弾くようになります。

C F G だけではなく、Dm(ディーマイナー)や Am(エーーマイナー)などと

マイナーコードも多く出てきます。

 

ではなぜメジャーコード(C F G)とマイナーコードがあるのでしょう。

 

マイナーコード

 

 

上の楽譜を見てください。ドからシまでの音の上に、音を積み重ねますと、

C   Dm   Em   F   G   Am   Bdim  の7つの和音(コード)が自然にできます。

ぜひ弾いてみてください。全て白鍵ですが、響きがさまざまです。

C F G のコードは今まで何度も弾いてきましたが、Dm Em Am などはまだ弾いていません。

これからはこのマイナーコードも弾いていきますが、この音階に自然にできるコードですから、

特別なことではありません。

 

マイナーコードを短3和音、メジャーコードを長3和音と言います。なぜかと言いますと、

次の動画で説明しています。

 

 

画像が見辛くてもしわけありません。スマホなどでもご覧いただけますので、よろしお願いします。

 

まとめ

 

近くのお寺さんの大きな紅葉。今年は少し遅めでしょうか。

 

少しピアノが弾けるようになると、弾きたいなと思う曲がたくさん出てくると思います。

少しづつコードの種類を増やしていけば、必ず弾けるようになりますから、挫けないでください。

「習うより、慣れろ」の言葉どうり、コードを抑えることに慣れてしまえば、自然とコードも

覚えてしまいますし、スッと手がコードを弾くようになります。

そうなってくると、面白いですよ。

 

ではまた。

 

 

 

音階についてお話しします。 初心者のための音楽辞典。 コード弾きピアノ教室。

皆さんこんにちは。お元気ですか?

いつもこのブログを見てくださりありがとうございます。

昨日の雨の日とはうって変わって、今日は澄んだ青空の良い天気となりました。

 

師走に入りますと、不思議と一年を振り返りたくなります。

また、そのようなテレビ番組も多くなってきますね。

私個人としても貴重なこの一年が、どう過ごせたかを振り返り、そして反省し来年に

向けて軌道修正などします。皆さんはいかがですか?

 

それでは、本日は「音階」についてお話したいと思います。

 

音階

 

音の階段と書いて、「音階」。その通りです。

 

 

鍵盤楽器は音が規則正しく並んでいますので、鍵盤でご説明いたします。

ギターやバイオリンを勉強される方も、この「音階」などの説明を受けるときには

やはり鍵盤楽器で説明を受けていることがほとんどでしょう。

 

鍵盤には白い鍵盤と、黒い鍵盤があります。

白い鍵盤は端から端まで、隙間なく並んでいますね。ですが黒鍵(こっけん)はところどころ抜けています。

そこが不思議ではありませんか?

黒鍵はよく見ると白鍵(はっけん)と白鍵の間にあります。

音階(音の階段)を下のドから上のドまですべて読んでみると、

 

(ド・ド♯) (レ・レ♯) ミ (ファ・ファ♯)  (ソ・ソ♯)  (ラ・ラ♯)  シ

このようになります。ド、レ、ファ、ソ、ラ は、それぞれシャープ(♯)の音がありますが

ミとシにはありません。

 

このシャープ(♯)の記号の意味は、半音上げると言う意味です。ですからミとシを半音上げると

「ミはファになり、シはドになってしまうのです。」 

もうすでにミとファは半音関係にあり、もうこれ以上、音を分割することができません。

ですから、ドレの音の間より、ミファの間の音の方が、短いというか狭いというか、要するに

「ドとレ」は同じ隣同士の音でも、「ミとファ」の間より長いので、長2度と言います。

 

長二度と短二度

 

今一度鍵盤を見てみましょう。

 

 

音符は綺麗に並んでいますが、鍵盤を見ると実際に「ミファ」と「シド」の間に黒鍵はないですね。

この間の音の度数(音と音の広がり具合)が短いので、「短二度」と表現します。

音がどれぐらい離れているのか、を表現するときには音楽では「度」を使います。

ドとド(同じ音)は一度です。ドとレは長二度です。そしてミとファは短二度と表現します。

ミとファの間は短二度、もうすでに半音関係にありますから歌うときには少し注意が必要です。

 

まとめ

 

 

いかがでしたか、まだまだこの「度数」についてはいろいろありますが、

少し知っておくと後々の理解が容易になりますので、皆さん少しづつ覚えてみてください。

 

では季節柄、体調を崩しやすいですから、どうぞ皆さん健康にご注意くださいませ。

 

ではまた。