シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 個人レッスンとグループレッスン、どちらがお好きですか。

みなさまこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

 

今のニュースではコロナが5類になるとか、連休のお出かけ情報とか、「大丈夫ですかね?」という気持ちがどうしても拭えない私です。 近所でも神社の隣の公園で藤祭りなどを開催するようですが、人が群れるところへ、あまり出かけたくない私は家でやりたいことが山ほどあります。

 

数年前も「ステイ ホーム」なんて、篭りがちな私には素敵な響きの時期がありました。結構嬉しかったのを覚えています。だって買い物は一応できましたからね。これが外出禁止でしたら大変ですけど。

 

みなさんはこの「ゴールデンウィーク」をどのようにお過ごしになるのでしょうか。 さて本日は個人レッスンとグループレッスンについてお話ししたいと思います。

プライベートレッスン

 

個人レッスンと言いますと「プライベートレッスン」ですから、大勢では苦手な方向けでもあり、個人に合わせてレッスンしてくださることがほとんどです。例えば英会話でしたら、グループレッスンもあり、プライベートレッスンもあり、どちらかを選択して英語を習得していきますね。

 

ピアノは初めから個人レッスンが主流ですから、グループレッスンなどがあるのかと私も初めは、その内容でレッスンが成立するかどうか疑問でした。しかし大人の初めての方がピアノを習い始めるのを考えると、個人レッスンはかなりハードルが高いかもしれませんね。

 

まず、大人になっていますから色々と先々のことを考えてしまい、「先生が怖かったらどうしよう」とか「厳しすぎたらやめられるか」などまだ見ぬ先生への不安もあることでしょう。 ちょっとやってみてから、じっくり考えたい、という気持ちもあるでしょうね。

 

私個人としては、プライベートレッスンで自分自身が育ってきましたから、「そういうものです」と考えていましたが、なんとアンケートによると、グループレッスンの方が効果的との結果が出ています。この場合はレッスン形態とかやり方がかなり重要になってきますね。

グループレッスン

 

個人個人の個性や力量に合わせた「個人レッスン」、という謳い文句が個人のピアノ教室の売りの一つでもあります。ですが年齢が高くなるとピアノを習う意義が少し変化するようです。

 

私が見聞きした、若い方が自作の歌などをグループレッスンで受ける場合、様々な形態があると思いますが、zoomなどを使用してまず皆さんが集まり、先生がお話を始めます。そこから順番にめいめいの活動状況や進行具合などをシェアしていきます。

 

そう、このシェアすることが案外刺激を受けていいようですね。 活動をしている方の報告を聞いて「すごい、私も頑張ろう」と思えますから。これはおそらく大人の方にでも同じではないでしょうか。大人の方も常に「他の生徒さんの進行状況」は気になっています。

 

特に男性は「OOさんは今何弾いているんですか?」と互いに私に聞いてきます。だったら初めからグループレッスンも良いのでは? と私も最近感じ始めました。この辺りは個人教室が、変化に応じて変わっていかなくてはならないところだとおもいます。

 

まとめ

 

モチベーションというものは人様々ですが、どうしても他人と比べることが多くなりがちです。それがかえって良い時もありますし、あらぬ方向に行ってしまうこともあります。

 

心おだやかにじっくりと気長にやっていきたいなら、個人レッスンが最適ですし、みんなと賑やかに切磋琢磨しながらやっていきたいならグループレッスンが良いとおもいます。みなさんはどちらがお好みでしょうか。

 

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ではまた。

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 シニアの皆さんはピアノの練習をどのくらいしているのか。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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全国的に今週末より「ゴールデンウィーク」が始まりますね。私も祭日はレッスンをしませんので一応、3日間は連休となります。みなさんはいかがでしょうか。ご自身がお休みでもご親戚の方とお会いしたり、お孫さんがいらしたりして、結構忙しくも楽しい連休となるかもですね。

 

やっと活気が戻りつつあるこの頃ですから、何にもなくてもなんとなく、ウキウキいたします。さて本日のお題は、シニアの皆さんはどれくらい、ピアノの練習を実際しているのかを調査(アンケート)に基づき、お話しいたします。

 

みんな練習してる?

 

これは大変に気になる内容ですね。アンケートでは「一週間に何日練習をするのか?」と尋ねています。その結果は、一番多い方で2〜3日(全体の36%)、その次が4〜5日(26%)となって、ほぼ毎日の方も24%もいらっしゃいます。1日以下の方もいらっしゃいますが12%となっています。この数字は約300人のシニア世代のピアノ学習者にアンケートをとった結果です。

 

この数字からわかる真実は、4人に一人は、ほぼ毎日練習を欠かさない方です。そして約半数の方は週に4日以上練習をしているということがわかりました。私個人の感想としては、「みんなすごい!、頑張っている。」ですね。まあ楽しいから習慣化している方も多いでしょう。 ブラボーです。

 

では次に、もっと気になる1回の練習時間です

30分以上の方が全体の49%、10分以上が28%、そしてなんと1時間以上の方が17%もいらっしゃいます。そして10分以内の方が3%となりました。ん〜、これは興味深いです。そして練習している曲が長ければ長いほど、練習時間も長くなりますから、個人により様々ですね。

 

ですがこの結果も私的には「すごく、嬉しいです。」生徒さんそれぞれがピアノに向かって弾いている姿が、見えるようで感激します。だって7割の方が1回30分以上練習をしていて、6人に一人は1時間以上練習してることになりますから。ブラボーです。

 

一番練習するのは

 

このアンケートでは60代から90代の方に回答していただきましたが、一週間の練習日数が一番多い年代は、なんと70代の4.01日となり、ついで80代の3.89日、次は90代の3.5日となり、60代は3.42日でした。これも考えることがありました。

 

70代をピークとして段々練習日数が減り、一度の練習時間も減っていきます。これはやはり健康問題もあるでしょう。60代にかたはシルバー世代としては若いほうですから、まだお仕事をしていて自由になる時間の制限を受けている可能性がありますね。

 

まとめ

 

このように数字化すると本当に興味深いことが多いですね。今までにないシニアのピアノブームですから、未知なことが多いのです。ですから私たちピアノの先生たちも日々研究を重ねていますよ。

 

この数字から感じることは、やはり少しでも若いうちに始めた方が良い、ということです。60代はまだまだ若いのですから、他にもやりたいことがたくさんあって、時間がいくらあっても足りないかもしれません。うれしい悲鳴が聞こえてきそうです。

 

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ではまた。

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 還暦は再び生まれるという意味もあるらしい。

みなさんこんにちは、お元気ですか。

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昨日は大変に暑い1日でした。それだけでも疲れを感じるくらいに、気温差が体に響くようになってきた私です。今日のテーマは「還暦」からの人の心の変化についてお話ししたいと思います。

還暦

 

還暦は60歳を迎えた時に、使用する言葉です。私がまだ子供だった頃、「還暦」とは老人の仲間入りした方が公に祝ってもらうもの、と感じました。お年寄りとか引退、ご隠居など、いずれも表舞台から引っ込む印象がありました。

 

ですから赤いちゃんちゃんこをプレゼントしたり、親戚が集まって何故かお祝いをしました。「何がめでたいんだろう」と子供の私は思ったものです。なんせ昔は60歳まで生きるのは大変だったのでしょうね。

 

時代は変わって現代では60歳からしか入会できない、「シルバー人材センター」や65歳以上は割引してくれる運動施設など、「シニア パスポート」的なものが多く、シニア世代が積極的に外に目を向けられるようにもなっています。

一方で「大人の引きこもり」も心配ですね。これは比較的男性に多いようですが、「シニアズデー」などの日に外出して、街ぶらぶらしてみるのも良いのではないでしょうか。

 

ではこのブログをご覧くださっているみなさんは、もう還暦を過ぎていらっしゃるでしょうか。これは私個人の感想ですが、自分が還暦を迎えるあたりから、何故か「ああ、もう還暦か、、、。」という複雑な気持ちと、「もう何も失うものなどないわ」という前向きな気持ちが同居していました。

 

その結果私は「よし、ジャズピアノを習おう!」と決心を固め、レッスンに通い始めました。首を垂れて先生に新しいことを習うのは随分と久しぶりでした。本当のドキドキしました。そこで「コード奏法」に出会ったわけです。

 

生まれ変わる

 

ずっとクラシックを弾いてきた私にとっては、「えー、これなんですか?」みたいな質問を先生によくいたしました。私も一応音楽大学を卒業して、しかも音楽理論は専攻でしたが、まだまだ知らない世界があったのです。大変興味深く、ズンズンはまってゆきました。

 

そして「後悔」したのは、「もっと早く始めればよかった」ということです。しかし還暦過ぎてもう何も失うものなどないのだから、必死に食らいつきました。ある程度はできるようになりましたが、これからまだまだ勉強は続けないとなりません。これからはもっと深く学びを追求したいと思っています。

 

コード奏法は音大のカリキュラムにはありませんでしたから、長いこと知らずに人生を生きてきたのです。何か損した気があります。もっと若い時に始めていたら、自分の人生、変わっていたのではないだろうか。それぐらいに思っていますよ。

 

 

まとめ

 

大人になってからピアノを始めた女性の方の演奏です。好きな曲をコード奏法で弾いています。

 

還暦だけではなくても人生をやり直したい時は誰にもあると思います。ですが何故か60歳前後になると人の心に変化が出てくるようです。人生が一巡したのでしょうか。みなさんはいかがですか。若い方には理解し難いと思いますが、共感してくださる方もいらっしゃると思います。

 

この還暦という言葉も、今はだんだんと薄れて「人生100年」の方が強くなってきています。そして近年の「A I」の技術によりわたしたちを取り巻く環境が変化してきましたね。自分に都合の良いAI技術を活用して、より楽しく生きていきましょう。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

シニアの初心者のコード弾きピアノ教室。 ピアノを生涯の友にしませんか。 生きがいを探すこととは。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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突然ですが、「あなたの生きがいはなんですか?」と質問されたら、みなさんは、なんと答えるでしょうか。

即答できる方と、少し考えて答える方がいらっしゃるでしょう。 私の場合は、ん〜、と少し考えてから、「やっぱり音楽ですかね。」とでも答えるでしょう。

 

幼い頃から好きなことがずっと同じ方は、幸せだと思います。その好きなことを生涯を通して追求できるのですから。それこそが生きがいであり、趣味であり、その方の人生の根幹をなすものでしょうね。

 

生涯のとも

 

生涯を共にする何かとは、一生をともに歩んでゆく趣味や事柄などではないでしょうか。別な表現では「生きがい」でしょうか。生き甲斐、なんていい言葉ですよね。生きている甲斐がある、という事ですから。

 

それが見つけられるのも幸せですし、そのような環境(国家)に生まれたこともありがたいことだと思います。かつて日本も戦争時代があり、わたしたちの親や、またその親も戦争を経験しています。そんな時に「生き甲斐」とか考えられませんよね。

 

そしてさらに人生100年時代の到来ですから、こんな時代が来るなんて誰が想像したでしょうか。そのような時代の変化も音楽は表現していますね。「今流行りの曲」はまさに現代を表す歌ですし、クラシック音楽もその時代を反映しています。

 

近年大人の方でピアノを習う方は圧倒的に女性が多いのですが、大人の男性も年々増えてきています。そして何より男性の方が(私が感じるのでは)夢中になって、生きがいになる方も多い感じがします。何事もやってみなければわかりませんね。

初める年齢

 

ピアノを大人になってから初める方の年齢は、一番多い年代は以外にも70代ではないかと思います。実際そのようなアンケート調査があります。 男性の場合、現役の仕事を退職してしばらくのんびりしてから、「さて、何をしようか?」とでも考えるのでしょうか。私としても大変に興味深いです。

 

そしてレッスン形態は個人レッスンに対して、グループレッスンが圧倒的に多く、約7割がグループレッスンです。さらにそのグループレッスンの方が効果がある、という調査結果もあります。皆さんはいかがでしょうか。これには個人差がありますが、みんなでレッスン受けたい方も多いですし、個別がいいですという方もいらっしゃいます。

 

 

個別レッスンはしっかり向き合ってできるという利点がありますが、やや孤独になりやすいので、他の生徒さんとお話ししてみたい、とみなさんおっしゃいます。ですから大人の生徒さんだけでの発表会やイベントなどを企画すると良いと思います。私も大人の方だけで発表会を開きましたが、みなさんで楽しめました。みなさん内容で結構芸達者な方もいて、「学芸会」のような感じでしたよ。また企画したいと思います。

 

まとめ

 

長い人生には辛いことや幸せな時もたくさんありましたね。その全てに寄り添ってくれるのが音楽だと思います。楽しい時にもピアノを弾き、寂しい時にも弾き、そしてその自分が弾いた音楽で自分を慰めたり、あるいは気持ちを鼓舞したりなどします。

 

そんな音楽は、人にはなくてはならない存在だと思います。

 

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ではまた。

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 心身ともに元気になるピアノ演奏の秘密とは。

みなさんこんにちは、お元気ですか。

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新生活を始めた若い方は、新たな人生をスタートして、いかがでしょうか?。みなさんは私たちから見たら、もう本当に生まれたての子馬のようで、なんとか足で立ちあがろうと一生懸命な状態でしょうか。

 

でも焦らないでいただきたいですね。何と言っても人生は100年くらいありますから。まだまだ十分に時間がありますから、なんでもやりたいことできますよ。がんばってね。

心と体に良いピアノ

 

さあ私たちも長い人生を健康で過ごすために、うかうかしてはいられません。実はピアノ演奏は心にも体にも良いのです。ちょっと驚きますね。心はともかく、体に良いってどういうこと?。

 

まずは、両手の全ての指を使用することがあります。それが異なる動きをするので、頭が疲れます。さらにはどのように弾くのかを考えて弾きますね。だって先生は、もっと滑らかにとか、ここは少し強く弾いて、などと指導しますからね。結構注文が多いです。

 

何度も弾いて練習していくと、だんだん暗譜ができるようになってきます。ピアノの先生が言ったことを全て記憶して音符を全部覚えるのです。これは結構大変なことですが、「覚えよう」とすればなんとかできます。この時に記憶力が強化されるのです。

 

学生の時には、英単語を覚えたり、数式を覚えたり、歴史の年号を覚えたりしました。それと同じように頭を使うのです。なんて久しぶりに「覚えよう」と頑張ることか。普通に過ごしていたら、少しづつ物忘れが多くなってしまいがちな年代の方が「記憶する」ことに挑戦するわけです。

 

先生の方も励ましながら指導いたします。まさに飴と鞭! とまではいきませんが、「少し無理をする」くらいが何かを進歩させるにはちょうど良いのです。そしてできるようになった時の「達成感」はやった人でなくてはわからない、なんとも言えない充実した気持ちになります。

 

この時に「ドーパミン」というホルモンが出るのです。このホルモンは健康に良いもので、人をイキイキとさせることで「若返り」効果が期待されます。

筋力維持

 

筋肉は使わないでいると、どんどんと衰えるそうです。そういいえば学生の時までは体育の時間もあったし、そして通勤で足腰を使い、さらに子育てでも筋力は使っていました。それが子育ても終わると、途端に足腰が以外にも弱くなっていて気づかずに年齢を重ねて、最近なんだか、手から物が落ちやすい。などとなります。実は私もたまに感じるのです。ピアノの練習が足りないかもしれません。(喝)

 

まとめ

 

 

昔でしたら、60歳過ぎたら隠居生活、余生をのんびり過ごすのが定説でした。そんな時代は終わってしまいました。家族や周りに迷惑をかけないように、さらには「やりたいことをやり続ける」という気持ちで、かなり人生は変わってきます。

 

ピアノ以外にも色々なサークル活動などでお知り合いや、お友達も増えることでしょう。「配偶者と鼻突き合わせて」生活する必要もありません。お互いにイキイキしている方が楽しいです。

 

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シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 6歳の6月6日からお稽古事を始めると順調?

皆さんこんにちは、お元気ですか?

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今も昔もお子さんが小学生に通う前後に「そろそろ何か、お稽古事でも」と考える父兄の方は多いかもしれません。それ以前に母親の方は、「鉄は早いうちに打て」とばかりに1歳から教育関係のレッスンを受けにゆくかたもいらっしゃいます。

 

このタイトルのように「6歳の6月6日」から始めると順調に進むと言われたのは、もう昔の話になりますね。今や「66歳の6月6日」からピアノを始めると、じっくり学べて順調に進むことから「6月6日」はシニアピアノの日として、日本記念日協会の記念日に登録されています。

 

 

記念日

カレンダーにはたくさんの記念日があります。そして皆さんのそれぞれに、さまざまな記念日がありますね。例えば「お誕生日」や「結婚記念日」「何かを始めた日」など思い起こせばあると思います。

 

私にもあります、「ジャズを習い始めた日」ですね。これはもうはっきりとテキストに年と日付を書いておきましたから、鮮明に覚えています。「66歳の6月6日」ではありませんけれども。

 

この66歳という年齢は、おそらく仕事をリタイアしているであろう年齢で、自由になる時間を手にした頃、という年齢になります。ところが今や会社によっては75歳まで働ける職場も増えつつあるようで、いろいろな選択肢が出てきました。

 

毎年6月6日には、ピアノを楽しむシニアのためにいろいろな企画が催されるのだそうです。私は知りませんでした。では私もこれから企画を練って、何か計画しようと思いました。実現するとよいですね。

実際このような記念日などに押されて始めることは多いと思います。特に大人になりますと決定権が本人ですから、何かきっかけがないと始められないのではないでしょうか。一方子供の時の決定権は親が大半を占めていると思います。お子さん本人が申し出ても親が反対すれば、ピアノを習うことはできませんから。

 

私も習いたいと親に言ってから少し待たされましたから。あれは確か小学生になってからでしたから、もしかしたら親は6歳の6月6日に通わせ始めたのでしょうか。今となっては確認できませんが、子供であった私にしては、待たされた日々は長かったです。

 

指の実験

 

隣り合う2つの鍵盤を2本の指で交互になるべく速く打鍵(トリル)する実験をしたそうです。使う指によって脳の血流量がどう変化するのかを見るためです。その結果は。「よく動く利き手の人差し指と中指」と「動きが遅い非利き手の薬指と小指」の実験です。 

 

利き手が右でしたら、二番と三番の指ですね。それと左手の四番と五番の指です。このどちらが脳を活性させたか、という実験です。この結果、脳がより活性化したのは「非利き手の薬指と小指」のトリルを弾いた時なのだそうです。

 

利き手でお箸を持ったり、鋏を使ったりしますから、よく使う指ですね。ところが普段使わない手の方で、トリルするとより脳が活性化するというのです。その動かしずらい指を動かすことがよかったのですね。なんでも使わないと退化するのと似ています。

 

ピアノは10本の指を使用しますので、左も右も大活躍します。この辺がピアノは「頭に良い」と言われる点でしょうね。

 

まとめ

 

 

ただ闇雲に「ピアノは頭に良い」と言われても、根拠のない噂ではないことが次々と解明されてきていて、私には嬉しいです。ですが、「ピアノやってるから頭いいんでしょ」というのはご遠慮下さい。「ピアノばか」という言葉もありますので、人はバランスが大切ですから、ピアノさえやってればいいんでしょ、とはいきません。

 

常に音楽を流して仕事をする方もいます。工場内で音楽を流すとか、絵を描くときに音楽を流す画家の方、など今では本当にさまざまな場面でそれにあったふさわしい音楽が流れています。

 

自分で弾く曲もその日によって、同じ曲でも違って聞こえることや、新たな発見をすることもあって、やはり音楽はすごいなと思います。何も言ってはこないのですが、ずっと自分に寄り添ったり、励ましたり、慰めたりしてくれます。みなさんいとって音楽はどのような存在なのでしょうか。

 

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ではまた。

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 ピアノは「一生涯続くもの」になります。 

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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春の、新しい生活がスタートしました。ご家族の皆様も新たな気持ちで、新生活のサポートをなさっていることでしょう。まだ少し慣れない部分もあると思いますが、それもまた新鮮ですよね。

人は何歳になっても「初めて」のことがたくさんあります。例えはあまり良くないですが、「親の葬儀」など、絶対に「慣れてる」などという方はいないですよね。

反対に「子供の結婚式」は慣れている親御さんもいらっしゃいます。それはお子さんが多い場合です。子供が8人とかいると、末っ子の時の「結婚式」は普段通りに、余裕の表情です。実際私の友人は七番目の子供で、親は8回子供の結婚式に出たそうです。少しお話をしましたら、お父様は「やっと、片付きました。」と、にこやかでした。

この春から何かを始めよう、と考えている方も多いことでしょう。私はピアノ教室をやっていますので、「ピアノでもいかがですか?」ぐらいしか言えませんが、今から始めても生涯の趣味として、100歳までも続けられるのがピアノです。

 

シニアピアノの真実

 

日本シニアピアノ教育研究会 代表の(元吉ひろみ氏)さんは、シニアのピアノ学習者本人にアンケートをとり、調査を実施されました。これに私は大変な関心があります。

それはピアノ講師はシニアの生徒さんに、指導者の立場から「このようにすると良いですよ」と常に良いと思ってお話ししますが、それは「学習者」にとってどうなのか?という点が気になるからです。

 

ピアノを楽しむシニアの方は増えています。これは私がピアノ講師になって30年になりますが、現場で感じることです。もはやピアノは子供の習うものだけではなく、シニアの多くの方が「ピアノを弾きたい」と思っていらっしゃいます。なぜでしょうか。

 

この件については私も、地元の自治会のアンケートで拝見しました。自治会でどのような活動を希望しますか?というアンケートで、「ピアノを習いたい」や「合唱などをしたい」という方がかなりいらっしゃいたのです。これにはびっくりです。

 

なぜなら私も自治会活動は参加していましたが、ピアノ教室をしている私に「習いたい」と言ってこられたかたは、いらっしゃいませんでしたから。直接や近所はやはり、やりづらいでしょうね。

 

 

ですから潜在的に多くのシニア世代の方が、実はピアノを習いたがっているのではないか、と私は思います。

 

リタイア後の時間の使い方

 

特に男性の方は長い会社勤めを終えて、定年になると急に自由時間が増えて、さらに平均寿命も伸びて、膨大な時間が残っています。これは「嬉しい」のと同時に、どうやって過ごすか、悩むところかもしれません。

 

現役中からずっと趣味があって、退職したら思いっきり趣味に没頭したい、というはっきりとした目標がある方は、それはもう楽しい毎日で、生きていることが毎日嬉しい連続でしょうね。

 

もしそうではなかった場合、「何をしようかな」「どうな風に老後を送ろうか」と考える方もいるかもしれません。今では70代や80代の方は本当に若々しいです。何かに没頭しているからお若いのかもしれません。時間も体力も十分です。

 

まとめ

 

現在では「60歳からのピアノ」や「シニア向けレッスン」など大人対象のピアノレッスンを多くの楽器店さんなどで、全国展開しています。それに合わせて私たちピアノ教師も、いつまでも、子供さん用のテキストを使って同じようにレッスンをしていては、いけません。

 

前例のない「初めてのこと」は幾つになっても、訪れるのです。それに向けてそれぞれのピアノ教室の先生たちも、教材研究や指導法を考えて日々努力しています。まだまだ新入生の気分ですよ。

 

では続きはまた。

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 音楽と数字の関係。音楽にはなぜか数字が多く出ている。

 

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログ記事をご覧下さり、ありがとうございます。

 

今日から新学期、進学ですね。大人になるとこのような節目が感じずらいですが、近所のお子さんの初々しい制服姿などを見かけますと、本当に可愛らしく、そして清々しいです。

 

自分にもそのような時がありましたが、あれは本人よりも周りの大人の方が、感激していたように思います。そうですよね、本人はもうこれからの不安やら期待などでいっぱいですから。

 

音楽と数字の関係

 

今日は音楽と数字の関係についてです。

音楽は「音の世界」ですが、なぜか数字と関係があります。例えばG7は(ジー セブン)とか属7(ぞくしち)とも言います。

音にはそれぞれ番号がついていてⅠからⅦまであります。これはローマ数字で著します。なぜでしょうか?

 

かつて古代ギリシャ時代では音楽は学問の一つでした。身分の高い人が必ず学ばなくてはならない7つの学問のうちの一つでした。ですから天文学や数学などと共に学ぶべきことでありました。

 

あの有名なピタゴラスも音楽を勉強していました。ピタゴラスは音階を、Ⅰから順にⅦまで正確に弦を張って鳴らしてゆくと、初めのドの音とⅧ番目のド(高いほうのド)では音が正確に共鳴しないことを発見して、「平均律」を考え出した方なのです。

 

 

これにより平均律が主流となり現代に至ります。もし平均律ではなかったら、楽器を持ち寄ってみんなで演奏すると不協和音だらけになり、何をやっているのかわからなくなります。これもピタゴラスのおかげです。

 

和声学

 

古典派音楽の時代、モーツアルトやベートーヴェンはどは「和声学」や「フーガの技法」などを勉強して作曲をいたしました。こと和声学に関して言えば、数字や記号がたくさん出てきて、数学のようでもあります。

 

時代が変わり印刷技術が発達してきますと、出版物が容易になり「楽譜」がたくさん刷られるようになります。各出版社によって指の番号を付け加えたり、速度を数字であらわしてゆきました。指の番号は5までですから、数学というより算数程度ですが。

 

このように技術革新によって音楽も発展してきたのです。今ではイヤホーンだけで気軽に音楽を聞くことができます。本当に音楽は多くの技術によって進歩してきたと思います。

 

まとめ

 

 

人が音楽を求める気持ちから、レコードができたり、それがCDになったり、そして今やネットで自由に音楽が聴ける時代になりました。確かipodを開発するときにアップル創業者のスティーブ・ジョブズは「人はどこにでも音楽を持ってゆきたいのだ」といって開発者に訴えた、という話は有名です。そのipodも今はもうあまり使用されなくなりましたね。

 

時代が変わると音楽も変化してゆきます。これからはどのような音楽が主流になるのでしょうか。

 

ではまた。

 

 

シニアの初心者のためのコードコード弾きピアノ教室。 始まりはいつも近所のピアノ教室からスタートする。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

桜は散り始めた関東地方ですが、これから桜前線は北上してゆきます。東北地方や北海道の方たちは、これからが楽しみですね。桜の花が散ってしまうのは少し寂しいですが、その後の新緑もまた美しいです。やはり春は良いですね。

 

今日は「始まりはいつも近所のピアノ教室からスタートする。」というタイトルですが。 この私も始まりは通っていた幼稚園でのヤマハ音楽教室のオルガンレッスンからでした。「やりたい!」と親に珍しく懇願してスタートした時のことは、この歳になっても覚えています。夢のような時間でしたし、夢中になりました。楽しかったですし、ずっと続けたかったです。

 

 

当時は幼稚園生向けでしたが、私は親から「小学生になってからね。」と言われて一年くらいは習わせてはもらえませんでした。その理由は多分、「続かないかもしれないから」という親の考えだったのでしょう。 

幼稚園では、オルガンを丸く円を描くように並べてグループレッスンを受けていました。 私だけ一年上でしたから、頭が一つ飛び出る感じで少し恥ずかしい気もしましたが、そんなことはすぐにどうでも良くなり、鍵盤に手を置くと音が出るという不思議な感覚に心を奪われました。夢中になりました。その時の自分の気持ちや表情は真剣そのもので、今思い返してもあの感覚は素晴らしかったです。

 

 

人生の転機

 

どなたの人生にも転機は何度も訪れたことでしょうね。 今の時期ですと進学や入社など、そして結婚、女性なら出産などなど結構あります。それは人生の転換期で、その人の人生の方向性を自ら選び、そして作り上げてきたのでしょう。

 

進学や結婚より長く続いているのが私の場合、音楽人生とでも言いましょうか。まあ何となく続いてしまいました。ですが本当に始まりは幼稚園でのグループオルガン教室でした。

 

「子供の頃にはピアノ教室に通っていました」という方はかなりいらっしゃいます。大人になって仕事や育児などで中断されることが多いかもしれませんが、何といっても今は人生100年時代ですから、再び始める方も多いです。まだまだやり直す時間があるのです。

 

これから自分が80代や90代になった時、何をしようかな?と考えるのは楽しいです。私の場合はさらにまた、もう一度クラッシック音楽をじっくりおさらいしたり、ジャズピアノも続けたいと思っています。こんな風に考えたり想像すると、歳をとるのが楽しみに思えます。

家族、友人

 

私のお教室では大人の方も多く、中には配偶者を亡くされた方もいらっしゃいます。長く人生を歩いてきた夫や妻がいなくなるのは、想像を超える悲しさでありましょう。 その方達は配偶者を亡くされてから、約2年後にピアノのレッスンを受けに来られます。

 

気持ちに少し変化が起きたのでしょうか。初めのうちは「実は、私は配偶者をなくしまして、、、。」と始まりますが、そのうちに音楽の楽しさにのめり込んでまいります。 顔つきが明るくなって「実は弾きたい曲があるのですが、、、」などと積極的になってきます。

 

自分の演奏を家族には知られたくないが、友人同士では「私ピアノ始めたの。」とお話されるそうです。気持ちが外に向いてきたのでしょうか。コンサートに出かける回数も増えたり、私との音楽談義にも花が咲きます。こうなると、もう楽しいのです。先生も楽しいです。

 

まとめ

 

先日他界された坂本龍一氏も「人生は短く、芸術は長い」という言葉を残されていますが、本当にピアノ曲だけでなくても音楽は無数にあります。私も弾きたい曲がたくさんありますが、あとどれくらいこなせるだろうか、と思うことがあります。自分の寿命と競争です。

 

晩年に何もせずにぼーっと過ごすのもよいと思いますが、100歳までぼーっとしているのも少し寂しいかな、と思います。皆さんはどのように晩年を過ごしてゆきたいですか?

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

シニアのためのコード弾きピアノ教室。 今日は令和4年4月4日。 何かが起こりそうな気がしますか?

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

今日は令和4年4月4日、ということですが。 ゾロ目は良いとか、4の数字が並ぶのは、、、などいろいろな意見がありそうですね。私はあまり気にはしていませんが、皆さんはいかがでしょうか。

 

音楽関係の訃報として、世界的作曲家の坂本龍一氏が亡くなられました。皆さんご存知の通り坂本氏は、数々の世界的な賞をいただいていることでも有名です。「戦場のメリークリスマス」の音楽でアカデミー賞作曲賞。翌年にはグラミー賞。そしてブラジル「リオ・ブランコ国家勲章」を受賞。フランス芸術文化勲章「オフィシエ」を受賞。など。

 

映画の「ラストエンペラー」でアメリカアカデミー作曲賞も受賞しています。バルセロナ五輪の開会式で作曲した作品を自ら指揮をしていました。また平和活動にも力を注いでいらっしゃいました。すごいですね。

 

作曲家と音楽

 

坂本さんは東京芸大の作曲科ご出身。不肖河原(私)も音大の作曲科を出ただけで、何も成さずに今まで生きてきました。この違いはかなり大きいですが。音大に入学前から学生たちは、ピアノを習うときに、古典派のモーツァルトやべトーベンの残した作品を練習させられます。どちらも故人であり天才ですから、非の撃ちどころのない作品を勉強するわけです。

 

天才や名作というのは作曲者が他界して時代を経てから神化するものだと思います。ですから坂本さんがご活躍されていた時から今まで、輝かしい活動がさらにまた神格化して後世に残り、生き続けるものと祈りたいです。ご本人はご自分がいなくなってから、自分の作品を聞かれなくなっても構わない、と言っておられたようですが。

 

音楽は時間と共に消えてゆく、ということもありますが現在でも古典音楽は生きているし、人生よりもずっと長いのです。坂本さんは晩年病と戦っておられてと聞きます。昔から作曲家の晩年は大変な方のようが多いかもしれません。勿論幸せな晩年の方もいらっしゃいますが。作曲活動というものは自己犠牲の上に成り立っているのかもしれませんね。(私にはわかりません。)

 

 

YMO

 

今こうして映像を見ましたら気がついたことがあります。この曲は白い鍵盤を弾きまくっていますから、もし皆さんが弾いてみたいと思ったら、意外と弾きやすいかもしれませんよ。この辺も坂本さんのすごいところかな。

 

他の作品、例えば「戦場のメリークリスマス」を坂本さんがオーケストラと共演されているものがありますが、ここでは扱えませんので、どうか皆さんそれぞれユーチューブなどでご覧ください。

 

まとめ

 

現代日本人の活躍は素晴らしいですよね。野球界や音楽界など世界を相手にしています。私が子供の頃には考えられないことです。ですから、これから若い方達にはどんどん世界に出て行って欲しいです。

 

不詳河原も若い頃海外に行きましたが、ただの外遊になってしまいました。今となっては「何しに行ったんだ」ということですが、その時は、どうしても行かなくてはならない、と思っていました。そして今でも「また行きたいです」。どこまでもお気楽な河原です。

 

ではまた。