シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 聴き比べで感性と耳を育む。たくさんのピアニストの演奏を聞く。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

さていよいよ4月に入りました。 今日はエイプリルフールです、もうあまり流行っていませんが、皆さんの周りはいかがですか。何かハプニングや驚くような悪戯にあいましたか。または計画していますか。(?)

 

そろそろ街にフレッシュな、新入学生たち、新入社員などが目につくようになりますね。毎年初々しい中学生や社会人を見ますと本当に何というか「愛らしい」。未熟な人にはそれなりの魅力があって、周りから応援されて愛されて大きくなってほしいです。

 

さあ本日は一つの曲を色々なピアニストの演奏で聴いてみると、どうなるか。についてお話ししたいと思います。

 

聴き比べ

 

「聴き比べ」とは一つの作品を聴き比べるのです。異なる作品を「競い合う」のではありません。プロとアマを比べるのでもありません。それはちょうど同じ材料でカレーを作っても、料理した人によって味が違うのと似ています。

 

では早速「ラ・カンパネラ」を聴いてみましょう。

 

 

皆さんそれぞれ素晴らしいですね。このレベルになりますと自分の好みや、その時の気分に応じて聴いてしまいそうです。どれも名演奏です。

 

曲の解釈はピアニストによりますが、個性が出るのがピアノ演奏です。全てに言えることですが、同じことをしても個性が出るのです。

まさに「みんな違って、みんな良い」ですね。

 

このように個性が出ますが、自分ごとに置き換えると、ピアノレッスンが皆同じではないか? それはよく考えなくてはならない問題です。同じテキストを使用してレッスンをしても同じ結果は出てきません。

 

私の場合は生徒さんの性質に合わせてテキストを選び、レッスン内容も生徒さんの性格に合わせます。そうでないと生徒さんが嫌になってしまい、全く弾かなくなってしまうことがあるからです。

 

ピアノのお稽古はあくまで「音楽を通じて楽しさや、共感を感じるもの」であり、長じては「音楽による癒しや、心の平和」を感じてゆくものと私は思っています。

 

まとめ

 

自分の演奏に疑問を感じたら、すぐにピアニストの演奏を聞いてみましょう。 今ではすぐに聞くことができますから大変に参考になります。この場合は自分の演奏とプロの演奏を聴き比べるのではなく、曲のある部分をピアニストは、どのように弾くのか、をよく聞くと参考になるでしょう。

 

ピアニストの方達も何人もの先生についてレッスンを重ねてきています。それぞれの先生方の指導は時に真逆のこともあるそうです。そしてヨーロッパの先生について留学したりするのは、そのクラシック音楽の生まれた地での、脈々と続く伝統に触れることであります。私もいつか「音楽旅行」と称してヨーロッパへ旅したいです。

 

ではまた。