シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 3コードの機能について解説いたします。

皆さんこんにちは、おげんきですか。

いつもこのブログをご覧下さりありがとうございます。

 

連休の第1弾の最終日ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は昨日法事で外出しましたが、すごい人出でした。ちょうど藤の花が咲く時期ですので、どちらも藤の花を見に人がたくさん押し寄せている様です。私の住まいのあたりも、にわかに人が溢れています。

 

そして昨日の暑さ!。もうストーブはしまって良いでしょうね? 衣替えもして良いでしょうね?

 

さて本日は3コード(主要3和音)の機能についてお話しいたします。なぜこの様な解説をするのかと言いますと、それぞれの和音の機能を知ることで、コード進行が理解しやすくなり、演奏においても先読みがしやすくなるからです。

 

ハ長調の3和音

 

スケール上の一番目、四番目、五番目に当たる、トニック、サブドミナント、ドミナントの3コードが大切だというお話はよく耳にいたします。 その役割をCメジャースケールでお話ししましょう。

 

 

Cメジャースケールのダイアトニックコードがあります。

上にはコードネームそしてその下には、ディグリーネームが書いてあります。ローマ数字で著します。

 

一番初めはCコードです。ここでは4和音になっていますが、同じことです。次に四番目のFコード、そして五番目のGコードですね。

この3つが主要3和音であります。の3つです。

 

トニック、サブドミナント、ドミナント

 

まず一番目はトニックといい、大文字のTで表します。 このコードは大変に安定した音でC からはどのコードにも進めます。さらにキーがCでしたら、Cで始まりCで終わることが多いです。

 

次に四番目はサブドミナントのSDです。 トニックとドミナントの中間的な立場でしょうか、少し不安定な響きです。SD からはTへ進行したりDに進行したりいたします。SD→T     SD→D

 

そして五番目はドミナントDです。 このドミナントは単独では不安定な感じで、とにかくトニックに解決したがります。D→ Tこれをドミナントモーションといいます。

 

まとめ

 

それぞれのコードに個性があるのですね。そしてその進行は自然ですから、それに逆らうとコード進行としては間違いであり、音楽が成立しません。 なんでもそうですが、個性を生かすことが大事なわけです。

 

そしてその役割を大切にすることです。 人も同じですよね。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 マイナー・ダイアトニック・コードについて解説いたします。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

 

今日は雨で少し寒いですが、明日はなんと真夏日になるようで、どうか皆さま体調にお気をつけくださいませ。

本当に今年の春は気候が安定しませんね。ですから衣替えになかなか踏み切れない私です。

 

さあ本日は「マイナー・ダイアトニック・コード」について解説いたします。

メジャーコードについての解説は、結構目にすると思いますが、マイナーコードや、マイナースケールについての解説は、わかりずらいためか、少し少ないと思います。

 

マイナー・ダイアトニック・コード

 

スケールにはメジャーもマイナーもあります。 「スケール」とは実はたくさんあるのですが、代表的なのは「メジャー・スケール」と「マイナー・スケール」でしょう。

 

マイナースケールには3種類あります。 ここからもうメジャーとは違いますね。

 

  1.  ナチュラル・マイナースケール

  2.  ハーモニック・マイナースケール

  3.  メロディック・マイナースケール

 

まずナチュラル・マイナースケールは以下のように臨時に#などがつくことなどありません。実にシンプルです。

 

 

 

次がハーモニック・マイナースケールです。 主音の手前のソの音が#で半音上がります。

 

 

次はメロディックマイナースケールです。ファとソが#になります。

 

 

ぜひ実際に弾いてみてください。

 

 

マイナー・スケールのダイアトニック・コード

 

こちらがAマイナースケールのダイアトニック・コードです。

4和音になっています。(全てセブンスコードになっている)

 

 

実際に弾いていますので私の、youtubeチャンネルをご覧ください。

 

 

 

まとめ

 

音楽は言葉で説明するのは難しいです。実際に弾いて、音を出して確かめることが大切です。

「マイナー」というとメジャーに対して、格下みたいに聞こえますが、それは全く違います。

マイナーキーの音楽は「あやしい、不思議、神秘的、」などを表現するときによく使用されます。

 

明るいメジャーの曲もいいですが、マイナーの曲も一味違っていいですよ。

 

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今から27日まで1200円になります。初心者のための「楽典」になります。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 コードとコードを繋いでコード進行を見て行きましょう。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

 

一昨日高知、九州地方でかなり大きな地震がありました。 私がそれを知ったのは、昨日の朝のニュースでした。大きな地震であったのですが、関東での揺れはなく皆さん強い関心がない様に思われます。

 

ご親戚や友人などがいらっしゃると大変に気になりますね。まずはその地域の方にお見舞い申し上げます。

 

これからくるであろう南海トラフ大地震の際には、関東地方も大打撃を受けしばらくの間、首都も機能停止の状態が続くでしょう。 そして回復するまでの時間も長いでしょうね。 その事態に備えて、「水、カセットコンロ」を常備することが大切と思います。

 

人が生きていくのって、結構色々なものが必要なんですね。

そして持病のある方は、お薬などを忘れずにストックしておいた方が良いと思います。

コード進行

 

今までは色々なコードを見てきました。 コードネームの読み方や構成音など基本的なことを知っておいてください。

コードは一つで成り立つものではなく、繋がっていくものです。 そして実はコードにはそれぞれコードの特質もあるのです。

 

鍵盤のドから順番にルートの上に3音重ねて行きますと、ダイアトニック・コードができます。

 

 

コードネームの下にディグリー・ネーム、と書いてありますね。これはルートからだい何番目の和音で、なおかつマイナーコードかメジャーコードかを表しています。

このキーはハ長調ですから、全て白鍵で弾けます。

 

 

次に4和音です。同じく全てのコードネームが書いてあり、マイナーコードかメジャコードかよくわかります。この様にしてみなすと、メジャースケールの中には、メジャーコードが3つ、マイナーコードが4つあることがわかります。

 

メジャースケール上なのにマイナーコードがあるのは少し不思議な気がしますが、そもそもスケールが全音ばかりでできていないことも関係しています。

 

スケールについてはこちらの動画をご覧ください。

 

 

ダイアトニックコード

 

ダイアトニックコードとは、そのスケール上に自然にできたコードですから、曲に自然に使うことができます。

その中でも一番目、四番目、五番目のコードが大切です。よくみるとこれは全てメジャーコードですね。 この3つのコードをそのキーの「主要3和音」と呼んでいます。

 

それは Cコード、Fコード、Gコードはそれぞれ役割があるからなのです。

Cコードは、そのキーの主和音であり最初のコードですね。そしてトニック(主和音)と呼びます。

F コードは、四番目の音の上に出来たコードでサブドミナント(下属和音)と呼びます。

G コードは、五番目の音にできたコードで、ドミナント(属和音)と呼びます。

 

そしてこの3つの和音が、ハ長調の「主要3和音」になります。

 

まとめ

 

童謡や海外の民謡などはこの主要3和音でできている曲もたくさんあります。

有名な「キラキラ星」「チューリップ」「ぶん ぶん ぶん」などもコードの数が少なくて覚えやすいです。

 

コード進行はコード奏法にとって大事な部分ですので、この先もしっかりと実践してくださいね。

 

ではまた。

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 いよいよ終盤! テンション コードについて解説いたします。

みなさんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

 

やっとのことで毎日暖かくなりましたね。

桜の花はもう散り始めてしまいましたが、新しい春の訪れを感じています。

 

さて「コードの種類」シリーズも終盤です。 コードの種類はそんなにも多くはないのですが、キー(調)が変化することで、ややこしくなりますが、そこは音程をきちんと覚えていれば問題はありません。

 

テンション・コード

 

今まで色々なコードを見てきましたが、4和音(セブンスコードなど)の上にさらに音を重ねてコードを作ることがあります。

それが「テンション・コード」です。

 

ルートから数えてだい九番目、十一番目、十三番目の音などを積み重ねて作られるコードです。

 

 

先日私のユーチューブチャンネルに出しましたので、ぜひご覧ください。

 

 

次に図でご紹介します。

レの音はルートのドの音の次に置き換えても良いです。

楽に届く手の大きい方は抑えられますが、一般的には少し難しいかと思います。

 

 

そして次に11番目の音は以下の様になります。

 

 

ここまで届く方はほぼいらっしゃらないと思います。当然オクターブしたのファの音を使用します。

 

 

次に十三番目の音はラになります。 これもオクターブ下で押さえます。

 

 

テンション・ノート

 

以上のテンションコードには、もう少しありまして、それが九番目でもb9 と #9があります。十一番目では、#11があります。 十三番目ではb13があります。

 

9→♭レ

♯9→♯

♯11→♯ファ

13→♭ラになります。

 

 

アド・コード

 

テンションコードは主に4和音の上にさらにテンションノートを追加するコードですが、3和音に7thを加えずにオクターブ上より上の音を足す場合に、Cadd9 (シー・アド・ナインス)と言います。

 

構成音はド・ミ・ソ・レになります。 そしてこの場合もレの音を下に持ってきて、ド・レ・ミ・ソにして押さえます。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。コードの種類は実は他にもありますが、中心となるコードの種類をお話ししてきました。多くの譜面を目にすると今まで見たこともないような表現で、コードが書いてある場合があります。要するに統一されていないのですね。

 

特にジャズの譜面は手書きが多かったり、口伝のように伝わってきためでしょうか、大変にクセが強いと思います。

とにかく多くの譜面にあたって、実際に手で押さえてみることから始めてみましょう。

 

その響きが好きになってきたら、自分でも使ってみると音楽が広がって行きます。

 

ではまた。

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 サスフォー・コード、オーギュメント・コードなど。

皆さんこんにちはお元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

 

いよいよ新学期も始まりました。小さな新1年生は通学班のみんなに一生懸命ついて、歩いて行きます。今までは親に送り迎えをしてもらって通園していたのですから、大変な変化でしょうね。

 

その様な過去もあった私ですが、今は何もフレッシュなことがありません。 しかし常に新しいことに興味を持ちチャレンジしていますと、新たな何かが出現して「うあ、また勉強しなくちゃならない!」なんてこともしばしばあります。

 

皆さんはいかがですか。さあ今日もコードのお勉強です。

 

 

sus4 (サスフォー)

 

このコードは沢山は出てきませんが、個性的なコードです。サスとは英語の(susupended)サスペンデッド、のことで日本語にすると、吊り上げるという意味です。

 

何を吊り上げるかというと、例えば Csusu4(シー・サス4)の場合 ドミソのミのおとを吊り上げてファにします。ですから構成音は「ドファソ」になります。

 

オーギュメント コード

 

このコードは増5度を含みます。構成音のドからソ#までが増5度になります。 例えば Caug (シー・オーギュメント)コードの構成音は「ド ミ #ソ」になります。

このコードも頻繁ではないですが、ここぞという時に出てきます。広がりを感じるコードです。

 

ディミニッシュ・コード

 

このコードは「減5度、減7度」を含みます。先ほどのオーギュメント・コードと対照的です。このコードは基本的に4和音なので、減5度と減7度を含みます。Cdim の構成音は「ド・bミ・bソ・ラ」になります。

 

ド〜bミ は短3度、bミ〜bソ は短3度、bソ〜ラ も短3度 という関係です。全てが短3度の音程でできています。ここが特徴です。

 

まとめ

 

コード表記     構成音              読み方

Csus4      ド・ファ・ソ       シー サス4

Caug     ド・ミ・#ソ       シー オーギュメント

Cdim    ド・bミ・bソ・ラ     シー ディミニッシュ

 

 

 

他にもコードはありますが、この辺りで次に行きたいと思います。

 

次からはテンションコードになります。ジャズで使用されるコードになります。

個人的にはコードの最終形態の音楽はジャズと思っているので、ジャズコードについて深くは説明致しませんが、テンションノートは響きが多彩ですので、少し説明して行きたいと思います。

ではまた。

大人の初心者の為のコード弾きピアノ教室。 引き続きコードの詳しい解説。Cm7, C7, CM7, CmM7, C6, Cm6

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さりありがとうございます。

さて本日は前回のコードの説明の補足としまして、動画でコードの解説をいたします。

まずは、C7, Cm7, CM7(シー・メジャーセブンス)からご説明いたします。

 

コード表記はいくつかあって、△でメジャーを表現することもあります。またCコードのことをCメジャーコードということもあります。その場合は、そのコードがマイナーではなくてメジャーであることを、はっきりさせるためなどに言ったりします。

 

 

基本はメジャーかマイナーか

 

全てのコードはまずメジャーコードかマイナーコードかに分けて、そしてその上に音を重ねていく、という事になります。

基本の3和音が一番大切ですので、よく理解しておいてください。

 

そしてその理解の元になるのは、音程です。 ルートから何度離れているのかを知るには音程が不可欠ですので、これももう一度見直しておく必要があります。

 

ここまで大丈夫ですか。 あともう一つの方法としては、とにかくコードを鍵盤と結びつけて、覚えてしまうことです。

これも理論と同時に必要なことです。 目で覚えるのです。 指の形などで体に覚え込ませる方法です。実戦では必要ですから、何度も何度も弾いてみましょう。

 

 

コードの数字は何を表すのか

 

コードにはよく数字がついています。 7  9  11  13  4  6  などです。 9 11 13  はテンションノートとして、ジャズコードになります。もちろんジャズ以外でも使用されますが、ジャズの定義としてそうなっています。

 

よく目にするのは、7  ではないでしょうか。 ですからこの7th(セブンス)コードをしっかりと覚えておくと、後が楽です。

 

 

まとめ

 

音を重ねてできるコードは本当に不思議な世界と私は思っています。たった一つの違いで全く異なる雰囲気を出すことができてしますからです。

一般的に童謡などは3和音で、スッキリとしていますがコードの基本になりますから、良い勉強材料となります。それと讃美歌なども和声的な面で優れていますのでおすすめです。

 

そして一冊コードの一覧表などを持っていると、コードが少し複雑になった時に確認できるので良いと思います。

では皆さんのコード奏法がより楽しくなるように祈っています。

 

ではまた。

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 マイナーメジャーセブンスコードとは?

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

昨日台湾で地震があり、その影響で沖縄に津波が来ました。 また先ほど埼玉県でも地震を感じました。 震源地は福島県沖で、最大震度は4だそうです。埼玉県は震度3の様ですが、今年は年初めから地震が多く感じます。

 

皆さんもぜひ避難場所の確認や、災害時に必要な水、食料、そして簡易トイレや、カセットコンロなどをご用意いただくと、安心かと思います。

 

さて本日は「マイナー・メジャー・セブンスコード」について解説いたします。

 

マイナー・メジャー・セブンスコード

 

マイナーとメジャーが混ざっていますが、この場合まずマイナーコード(3和音)の上にメジャーのセブンスを乗せるということになります。音は「ド・bミ・ソ・シ」となります。黒鍵はミの音だけです。

 

まずマイナーCコードは「ドbミソ」ですから、その上に長7度のセブンスを重ねてできるのが「 Cm・メジャーセブンス」となります。セブンスには長7度(メジャーセブンス)と短7度(セブンス)があります。これを間違えない様にしましょう。

 

 

シックスコード

 

これまでは7度を重ねていくコードを見てきましたが、今度は六番目の音を重ねるコードを見てみましょう。

ここでも注意するのが長6度、です。ルートから長6度の音を加えるとできるコードがあります。

 

まずは「C6」(シー シックス)というコードです。Cコードの「ドミソ」に長6度を加えたものです。

 

C6は「ドミソラ」で、G6は「ソシレミ」になります。たまに出てくるコードです。

 

では次にCm6(シーマイナー6)もあります。まずはCmのコード(ドbミソ)に長6度を重ねます。

ぜひ実際に弾いてみてください。先ほどの「C6」と「Cm6」ではかなり雰囲気が違います。

 

C6はちょっと、おしゃれな雰囲気ですが、Cm6は少し怪しい感じがあります。たった1音ですけどこんなにも違うのですね。

 

まとめ

 

和音(コード)は本当に不思議で、たった一つの音の違いで雰囲気が変わるのです。

まあ何でもそうかもしれませんね。女性が服を変えるだけで雰囲気が変わったり、髪型を変えると周りの反応が変化したりなど。

 

男性でもスーツ姿と普段着では、全く違う印象がありますよね。それに似ている様に思います。

お花の花瓶に例える方もいらっしゃいますね。

 

桜が満開になるのを早くみたいですね。この桜の木も花が咲いていないときは、一体何の木だかわかりませんが、花が咲いてやっと桜の木だったのか、とわかるのです。 一年に一度だけ多くの人に見ていただき、みんなを笑顔にします。

 

ではまた。