シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 いよいよ終盤! テンション コードについて解説いたします。

みなさんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

 

やっとのことで毎日暖かくなりましたね。

桜の花はもう散り始めてしまいましたが、新しい春の訪れを感じています。

 

さて「コードの種類」シリーズも終盤です。 コードの種類はそんなにも多くはないのですが、キー(調)が変化することで、ややこしくなりますが、そこは音程をきちんと覚えていれば問題はありません。

 

テンション・コード

 

今まで色々なコードを見てきましたが、4和音(セブンスコードなど)の上にさらに音を重ねてコードを作ることがあります。

それが「テンション・コード」です。

 

ルートから数えてだい九番目、十一番目、十三番目の音などを積み重ねて作られるコードです。

 

 

先日私のユーチューブチャンネルに出しましたので、ぜひご覧ください。

 

 

次に図でご紹介します。

レの音はルートのドの音の次に置き換えても良いです。

楽に届く手の大きい方は抑えられますが、一般的には少し難しいかと思います。

 

 

そして次に11番目の音は以下の様になります。

 

 

ここまで届く方はほぼいらっしゃらないと思います。当然オクターブしたのファの音を使用します。

 

 

次に十三番目の音はラになります。 これもオクターブ下で押さえます。

 

 

テンション・ノート

 

以上のテンションコードには、もう少しありまして、それが九番目でもb9 と #9があります。十一番目では、#11があります。 十三番目ではb13があります。

 

9→♭レ

♯9→♯

♯11→♯ファ

13→♭ラになります。

 

 

アド・コード

 

テンションコードは主に4和音の上にさらにテンションノートを追加するコードですが、3和音に7thを加えずにオクターブ上より上の音を足す場合に、Cadd9 (シー・アド・ナインス)と言います。

 

構成音はド・ミ・ソ・レになります。 そしてこの場合もレの音を下に持ってきて、ド・レ・ミ・ソにして押さえます。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。コードの種類は実は他にもありますが、中心となるコードの種類をお話ししてきました。多くの譜面を目にすると今まで見たこともないような表現で、コードが書いてある場合があります。要するに統一されていないのですね。

 

特にジャズの譜面は手書きが多かったり、口伝のように伝わってきためでしょうか、大変にクセが強いと思います。

とにかく多くの譜面にあたって、実際に手で押さえてみることから始めてみましょう。

 

その響きが好きになってきたら、自分でも使ってみると音楽が広がって行きます。

 

ではまた。