皆さんこんにちは、お元気ですか。
いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。
秋の気配を少し感じる季節ですね。
都会では「米不足」とニュースなどで報道されてますが、近所のスーパーではもうすでに新米が山積みされています。 そしてなぜかドラッグストアーでは「お米の入荷が遅れています」などと張り紙されていますが、流通の関係の問題なのでしょうか。
さて今日は音楽の単位についてお話ししたいと思います。
私たちは小さい頃から、お歌やお遊戯などを通じて、音楽に触れてきました。 自然と身についていますが、何も意識することなく音楽の単位を4小節と体感していると思います。
目次
最小単位は4小節
単位は様々ある 時代や形式による
まとめ
まずはこちらの有名な「故郷」の歌詞をご覧ください。
ふるさと 歌詞
よみ:ふるさと
兎うさぎ追おいしかの山やま 小鮒こぶな釣つりしかの川
夢ゆめは今いまもめぐりて 忘わすれがたき故郷ふるさと
如何いかにいます父母ちちはは 恙つつがなしや友ともがき
雨あめに風かぜにつけても 思おもいいずる故郷ふるさと
志こころざしをはたして いつの日ひにか帰かえらん
山やまは青あおき故郷ふるさと 水みずは清きよき故郷ふるさと
この歌は3拍子ですが、初め部分の「うさぎおいし かの山」この部分で4小節です。
次の「小鮒つりしかの川」 この部分も4小節です。
このように言葉に合わせて曲を作る場合もあります。そして大変に自然で、心に入っていく良い歌ですね。
この四小節感が私たちの体に入っているのです。
単位は様々
さて西洋の音楽史上の流れは、教会音楽 ー バロック音楽 ー 古典派音楽 ー ロマン派音楽 ー フランス印象派音楽 ー 近代音楽 ー 現代音楽 などと大まかに流れてきました。
これらは上流階級のための音楽であったので(特にバロック時代や古典派の音楽)、一般の市民は聴くことすらできませんでした。 一般市民は街にいる「吟遊詩人」と言われる人の音楽を聴いていました。 そしてなんとその頃からシャンソンはあったんですね。 リュートを弾きながら歌を歌う姿は今のストリートミュージシャンと同じですね。
貴族のための音楽であっても古典派の時代の音楽なども、4小節単位で曲が構成されています。 教会で歌われていた讃美歌は、初めの頃は単位がありませんでした。 それが楽譜の誕生とともに、「どれくらい伸ばすのか」ということがはっきりと後世に残すことができる様になりました。 この辺りから4小節単位で音楽が作られる様になっていったのではないでしょうか。
まとめ
詳しくは「音楽史」の本などを読むとわかりやすいと思います。 そして今も昔も4小節単位で音楽が作られていることは、少し興味深いですね。
ではまた。