シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 還暦は再び生まれるという意味もあるらしい。

みなさんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

 

昨日は大変に暑い1日でした。それだけでも疲れを感じるくらいに、気温差が体に響くようになってきた私です。今日のテーマは「還暦」からの人の心の変化についてお話ししたいと思います。

還暦

 

還暦は60歳を迎えた時に、使用する言葉です。私がまだ子供だった頃、「還暦」とは老人の仲間入りした方が公に祝ってもらうもの、と感じました。お年寄りとか引退、ご隠居など、いずれも表舞台から引っ込む印象がありました。

 

ですから赤いちゃんちゃんこをプレゼントしたり、親戚が集まって何故かお祝いをしました。「何がめでたいんだろう」と子供の私は思ったものです。なんせ昔は60歳まで生きるのは大変だったのでしょうね。

 

時代は変わって現代では60歳からしか入会できない、「シルバー人材センター」や65歳以上は割引してくれる運動施設など、「シニア パスポート」的なものが多く、シニア世代が積極的に外に目を向けられるようにもなっています。

一方で「大人の引きこもり」も心配ですね。これは比較的男性に多いようですが、「シニアズデー」などの日に外出して、街ぶらぶらしてみるのも良いのではないでしょうか。

 

ではこのブログをご覧くださっているみなさんは、もう還暦を過ぎていらっしゃるでしょうか。これは私個人の感想ですが、自分が還暦を迎えるあたりから、何故か「ああ、もう還暦か、、、。」という複雑な気持ちと、「もう何も失うものなどないわ」という前向きな気持ちが同居していました。

 

その結果私は「よし、ジャズピアノを習おう!」と決心を固め、レッスンに通い始めました。首を垂れて先生に新しいことを習うのは随分と久しぶりでした。本当のドキドキしました。そこで「コード奏法」に出会ったわけです。

 

生まれ変わる

 

ずっとクラシックを弾いてきた私にとっては、「えー、これなんですか?」みたいな質問を先生によくいたしました。私も一応音楽大学を卒業して、しかも音楽理論は専攻でしたが、まだまだ知らない世界があったのです。大変興味深く、ズンズンはまってゆきました。

 

そして「後悔」したのは、「もっと早く始めればよかった」ということです。しかし還暦過ぎてもう何も失うものなどないのだから、必死に食らいつきました。ある程度はできるようになりましたが、これからまだまだ勉強は続けないとなりません。これからはもっと深く学びを追求したいと思っています。

 

コード奏法は音大のカリキュラムにはありませんでしたから、長いこと知らずに人生を生きてきたのです。何か損した気があります。もっと若い時に始めていたら、自分の人生、変わっていたのではないだろうか。それぐらいに思っていますよ。

 

 

まとめ

 

大人になってからピアノを始めた女性の方の演奏です。好きな曲をコード奏法で弾いています。

 

還暦だけではなくても人生をやり直したい時は誰にもあると思います。ですが何故か60歳前後になると人の心に変化が出てくるようです。人生が一巡したのでしょうか。みなさんはいかがですか。若い方には理解し難いと思いますが、共感してくださる方もいらっしゃると思います。

 

この還暦という言葉も、今はだんだんと薄れて「人生100年」の方が強くなってきています。そして近年の「A I」の技術によりわたしたちを取り巻く環境が変化してきましたね。自分に都合の良いAI技術を活用して、より楽しく生きていきましょう。

 

ではまた。