シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 生ピアノとそれ以外。 鍵盤楽器の色々について。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

このところ毎日蒸し暑くて、そろそろ梅雨入りになりそうなお天気ですね。

沖縄はもう梅雨入りしたらしく、普段から結構湿度が高いので梅雨の時期は、洗濯乾燥機が欠かせないようです。さらに沖縄の写真などをみますと、さわやかに青空と海が広がっていますが、日頃より湿度が高いため年中除湿器が必要なのだそうです。

 

周りをぐるりと海に囲まれているのですから、そうなるでしょうかね。(他人事)

さて本日のお題は、「ピアノかそれ以外」という内容でお送りします。

 

 

目次

  • 鍵盤の王様ピアノ

  • 新しい鍵盤 キーボード

  • まとめ

 

鍵盤の王様 ピアノ

 

ピアノは「楽器の王様」と評されることもあります。 それはとにかく音域が広くて並んでいる音が視覚化されていることではないでしょうか。

 

他の楽器は音が並んでいるわけではなく(木琴やハープは別)、演奏者が自分で音程を作っているわけです。ですからバイオリンの習いたての頃の演奏は、なんともいえない不安定感があります。

 

方ピアノはもうすでに音は出来上がっています。 音程を変えることは演奏者にはできません。

そしてさらに楽器が大きいこともあります。グランドピアノのサイズはいくつかありまして、家庭用からコンサート用までかなり大きくなりますと、一般家庭では置くことさえ厳しいのです。

 

それ故か、セレブの方達はよくこのグランドピアノを、一種の飾り物として置いてあることも多いです。 真っ白なピアノをディスプレイしたり、ピアノの蓋に貝を埋め込んだり、絵を描いたりして眺めるのが目的です。

 

もちろん楽器の良さを最大限に発揮できるのは「ピアノ コンチェルト」などを演奏会で弾くことでしょう。

これは見る方も弾く方も覚悟して臨みます。 見ても良し、聴いても良しです。

 

 

新しい鍵盤楽器 キーボード

 

キーボード(電気楽器)は新しい鍵盤楽器です。 電気を必要とします。 電子楽器は、もっと新しいですね。 最近では鍵盤楽器のみならず、電気のバイオリン、管楽器、ドラムセット など 様々な楽器が電子化されています。

 

現代的でコンパクトであったり、色々な音色が出たり、生ピアノにはない良さもあります。 特に軽量で扱いやすい点が良いです。 キーボードももちろん持ち運びできます。 なんなら肩からかけて弾いたり、電車なんか乗れます。

 

電子キーボード

 

現代の生活にマッチしています。 ですが生楽器ではありませんが、かなり生の楽器に近くなってきました。 テクノロジーの進歩でしょうか。

 

まとめ

 

どちらも良いのです。 良さが違いますが、限りなく生ピアノに近い電子ピアノもあって、やはり生ピアノは良いのだと思わざるをえません。

 

最大の違いは、音の波動でしょう。 一度電気を通した音は生の楽器から出る音とは波形が違います。 その点はテクノロジーの進歩で解決できるのでしょうか。

 

私はピアノ教室をしておりますが、生徒さんのほとんどは「電気ピアノ、または電子ピアノ」で練習しています。 ですからクラシック音楽を進んでいくと少し「指のタッチ」が違ってきて、少し不安に感ずることもあります。

 

問題はその方が、何を目指すのか、ということになってくるでしょう

 

自宅にキーボードはありますか。 せっかくあるのでしたら是非弾いてくださいね。

私の最新作「大人のためのキーボード超入門講座」がリリースされました。

第9作目ですが、今日から6月17日までは最安値の1300円で購入できます。

 

キーボードを教えてくれる教室って意外とないですよね。

これで弾けたら楽しいですよ。

 

「大人のためのキーボード超入門講座」

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ではまた。

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 コード弾きに必要なことは何があるのか。

 

皆さんこんにちはお元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

6月といえば紫陽花、が思い浮かびます。 そして梅雨の季節の訪れです。 季節が移っていくときに皆さんの体調はいかがでしょうか。

 

私はちょっと体調を崩していました。なぜこの様なことになるのか、全く予想外でしたが、原因はなんと「鉄分不足」でした。慌てて薬局にて「ヘム鉄」のカプセルを飲み始め、やはり少しずつ緩和されてきました。

 

高齢になっていきますと、鉄分の吸収が悪くなるそうで、これから食事の内容にも気をつけようと思いました。私は「おにぎりダイエット」みたいな事を、実はやっていたのです。 つまりそれが栄養不足の原因となってしまいました。

 

どのような減量法でも食事管理は大切で、必要なものを取らずにいると、途端に体からの悲鳴が聞こえてきます。どうか皆さんも栄養管理にはお気をつけてくださいね。

 

目次

  • コード弾きとは
  • コード弾きに必要なこと
  • まとめ

 

コード弾きとは

 

今更ですが、コード弾きは「コードを使用した演奏スタイル」ということになりますが、かなり奥が深いのに驚きます。逆にいえば大変にアレンジがきく便利なものとでもいいましょうか。

 

コード弾きはまず「譜面があるかないか」にも左右されます。すなわち左手の楽譜があるのかないのかですね。譜面が左手の部分も書いてあるならば、その通りに弾きますから、クラシックピアノを長く習っている方ならむしろ簡単に感じるでしょう。

 

でも「リードシート」というメロディーとコードのみの楽譜では、演奏者にさまざまなことを任されることになります。リズムパターンやイントロやエンディング、間奏など。

 

慣れない方には驚かれることですが、ジャズのセッションではいきなりリードシートを見て「お願いします」とボーカルや管楽器のソロの方に言われて、「はい」の一言で全てこなさなくてはなりません。

 

これは流石にクラシックピアノを長くやっている方でも、いきなりはできませんね。ですがそれを学ぶのが「ジャズ」であったりします。

 

これも面白いですね。

 

コード弾きに必要なこと

 

コード弾きに必要なこととは何か、まずコードを知ること、そしてそれを実際に弾いてみること、さらにいくつかの曲をおさらいしてみることでしょうね。

 

たくさんのピアノ演奏を見て、聴いて、そして弾いてみることが一番の練習方法でしょうか。そしてコード弾きでどのようなアーテイストの演奏が好きか、憧れるかなどという部分も練習するときのモチベーションを上げてくれるでしょう。

 

私の好きな、ビル エバンス の「ワルツ フォー デビー」

 

まとめ

 

私たちの原動力の一つに、憧れの人に近づきたい、というのがあると思います。 憧れのスポーツ選手のプレイを自分もしてみたい、とか憧れの歌手のように歌いたいなどと、目標というか追いかける先には、優れた音楽家や演奏家がいらっしゃいます。

 

それが一番のお手本であり教科書なんですね。 初めは徹底的にパクる(TTP)というそうですが、真似てから自分の個性を出してゆくのです。

 

言うは易し、ですけれどもね。

 

ではまた。

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 両手でコードを弾いて弾き語りなどをするにはどうすればよいか。

 

皆さんこんにちはお元気ですか。

いつもこのブログをご覧いただき有り難うございます。

 

早いものでもう6月に入りました。今年の上半期の振り返りや、反省などをする時期になりましたが、皆さんはいかがでしょうか。 時が経つのは本当に早いですね。

 

この様にして「あっという間に、歳をとってしまった。」となるのでしょうが、皆平等に時間はありますから、どうか有意義に1日を過ごして参りたいと思います。

 

先月の「ピアノ発表会」が終わり、一息も2息もついた私ですが、また再起動して参ります。

 

さて今日のお題は「両手でコード弾き」をするときの一つのやり方をご紹介いたします。

 

目次

 

  1. 両手でコードを弾くときには

  2. 左手のリズムパターンの一例

  3. まとめ

 

両手でコードを弾くときには

 

コード奏法というと、右手でメロディーと弾いて、左手でコードを弾くこと多いかもしれません。

ですが、歌の伴奏やソリスト(管楽器奏者、弦楽器奏者)の伴奏でコードを弾くときには、両手で伴奏を弾きますから、左手のみでコードを弾くわけではありません。

 

または、ご自身で弾き語りをする場合にもコードの両手弾きは必要になってきます。 皆さん弾き語り、してみたくないですか?

 

両手でコードを押さえるには、まず左手はルート音を弾きます。そして右手はコードを押さえるのが一般的です。その時の右手のコードは基本形だけではなく、転回形も含まれます。

 

 

これだけでは伴奏としては物足りないですから、左手を工夫してみましょう。

 

 

左手のリズムパターンの一例

 

 

この伴奏形態はよく見かけます。典型的な伴奏の形です。 合唱の伴奏などによく出てきますね。ここで注目するのは左手のリズムです。

右手は4拍子を正しく刻んで、左手は少し動きを持たせてあります。付点四部音符と8分音符のリズムですね。このリズムパターンはよくあります。

 

まずはこのパターンを取り入れてみてください。大体の曲に合うと思います。

 

わたしのyoutubeチャンネルでも解説してます。

このようにコード弾きや鍵盤楽器初心者の方向けの情報を、お届けしています。ご参考にしてくださいね。

 

 

まとめ

 

両手でコードを弾くときに、一番勉強になるのは弾き語り用の譜面などをみることです。何曲も見ていくうちに、パターンがわかってきますので、真似をすると良いですね。

 

とにかく多くの譜面にあたることは、一番の勉強になります。「なるほど」と感じたら、それは正しいと思います。

片手でも両手でもコード双方は自由自在な感じが、いいですね。皆さんもぜひ「コード弾き」を楽しんでください。

 

P.S.

現在udemyでは24時間のセールを行なっています。もし何か知りたいことや学びたいことがあったら、ぜひこの様な機会にお手頃価格で勉強をしてみましょう。もちろん私の作品もあります。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 アルペジオとはどの様な演奏方法でしょうか。

皆さんこんにちはお元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

 

今日は関東地方はあいにくの天気ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、ピアノなどでコード弾きを進めていくと、コードを分散していくことなどになっていくことがあります。

これを分散和音と呼びますが、他にもいろいろな演奏形態が生まれます。今日はその辺りの解説をしたいと思います。

 

 

  目  次

 

分散和音とは何か

 

アルペジオとは

 

まとめ

分散和音とは何か

 

和音というのは2つ以上の音を同時に演奏することです。それを下のようにバラバラに弾くことを意味します。

 

 

これはCコードを分散したものです。同時に弾くと和音になります。

この様なタイプは3拍子の伴奏によく使用されます。

 

分散和音をイタリア語で表現すると、アルペジオになります。私たち日本人にとっては分散和音の中にアルペジオがある、というイメージですね。

 

 

 

分散和音[arpeggio(伊)]

 

アルペジオはほとんどが和音の下の音から順に弾いてゆく。 これが王道ですが、場合によって上からの時もあります。その場合は指示があります。

 

楽器のハープを下の方から順につまびいて行く、そんな感じです。

下の図の様に、下の音から順番に弾いてゆきます。

 

そして下の音は押さえたままにします。 その曲がゆっくりの場合にはしっかりと弾きましょう。

この場合は結構大きく手を広げないと、弾けませんね。

 

 

まとめ

 

クラシック音楽の譜面には細かく指示が書いてありますから、その通りに弾きましょう。 ですから音楽記号などを理解しておく必要があります。

 

上の譜面も左手を分散和音にして弾くこともできます。指定されているときはできませんが、これが左手の譜面がなくてメロディーにコードだけ振ってあるときにはある程度自由に弾けます。

 

ですから、ノンクラシックの場合は、リズムパターンを決めておくと良いですね。

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 オープン ボイシングについて解説いたします。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

 

5月も半ばを過ぎ、6月が見えてくると、もう一年も半分終わるのか、、、。と

時の経つ速さに驚きを隠せません。 本当に早いです。 特に歳をとると早く感じてしまします。

 

この理由の一つには「行事が少ない」ということが挙げられます。 子供の頃には遠足や運動会、学芸会や持久走大会などなど、様々な行事をこなしていました。 しかし大人になるとその様な行事はありません。 1日が淡々と過ぎてゆくためか、その様に感じるのだそうです。

 

ではこの一年で「何を学んだか」と、自分に聞いてみると良いです。 ピアノの曲を何曲弾いたとか、新しいメニューをいくつ作ったかとか、その様なことでも良いかもしれません。その様にして脳を活性化することは、「ただ生きている」だけとは全く違いますからね。

 

 

さあ私たちも新しいことを学んでまいりましょう。

 

   目  次

 

オープン ボイシングとは

クローズ ボイシングもある

まとめ

 

 

オープン・ボイシングとは

 

オープン ボイシング (open voicing) とは、和音などの配置を効果的に配置することですが、一人でピアノを弾く場合と弾き語りをする場合などでは、ボイシングは変化します。

 

今までこのブログで解説してきた中に、分数コードやon(オンコード)などがありました。これは分母の部分が最低音になります。もし自分一人で弾く場合は、一番下の音を分母で表された音にしますが、トリオなどでベーシストがいましたら、その方がその最低音を担当します。

 

このようにケースに応じて変化するのが特徴です。

 

 

下記は同じコード、Cです。

コードCのボイシング
コードCのボイシング

 

この楽譜の場合はオープン ボイシングは右側のコードです。音が開いていますね。

そして左側がクローズド ボイシングになります。基本形です。

 

 

クローズ・ヴォイシング

 

一般的にコードが1オクターブ以内の時に「クローズ ボイシング」と呼びます。 ですから両手でコードを弾くと1オクターブ以内に収まりにくいので、オープンになります。

 

右手でメロディーを弾いて、左手がクローズ ボイシングでコードを弾くことはよくありますね。

 

まとめ

 

オープンかクローズかを決めるのは、色々な演奏形態によって変化します。 ピアノだけの場合も独奏と弾き語りでは違ってきますから、その都度オープンにするべきかクローズが良いかを判断します。

 

そのあたりがクラシックとは違って、ポピュラー音楽やジャズの難しいところでしょうか。

 

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 onコード、分数コード などについて解説いたします。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

最近では、けっこう爽やかな日々もありますけれども、沖縄地方は梅雨入りをしたそうですから、関東地方もいずれは梅雨を迎えることになります。そういえば、まるで梅雨の日の様な時もありますよね。

 

さて本日は「onコード(オンコード)、分数コード」などについてお話ししたいと思います。

 

 

目次

  • オンコードについて

  • 構成音ではない音が下になっている時

  • まとめ

 

オン・コード

 

オン・コードとは、onコード、または分数コードなどと表現されます。

例えばC/G (シー オン ジー)、C on E (シー オン イー)の様に表現されます。

 

この場合はどちらもCコードですが、基本形ではなくて、一番下の音をGにしたり、Eにしたりします。

ですからドミソではなく、ソドミ。 そして ミソドになります。

 

これは曲を書いた人の指示ですので、その様に弾きましょう。ですが、もしトリオで演奏する時には、ベーシストが一番下に記入してある音を演奏しますので、ピアニストの方は基本形でも構いません。

 

 

構成音ではない音の時には

 

オンコードの下の音が、上のコードの構成音ではないこともあります。例えばC/D などのこともあります。下の音がレでコードはドミソの時があります。 ドとレの音は隣同士です、実際隣同士で弾きますと少し不協な音がしますが、離れて弾くとそうでもありません。

そしてこの場合のレのおとは、Cコードの9thにあたりますので、何も不思議ではありません。 要するにベースおん(低音部の音)がなめらかに動くことを期待されていることになります。

 

転回形もそうであるように、凸凹した感じがない方が聴いていてもなめらかですから、ベース音に配慮しているのです。

 

 

まとめ

 

私のYouTubeのチャンネルでも「オンコード」についての動画を配信しています。

チャンネルはmusicrz3q  です。

音楽に関することをたくさん配信していますので、ぜひご覧ください。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大人の初心者のためのコード弾きピアノ教室。 コードの転回形はなぜ必要なのか、について解説します。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

 

今日の気温は昨日よりもグッと下がって、着るものに困る日々が続いています。

昨日は湿気のある暑い日でしたから、なおさらそう感じます。

 

昨日、519()に無事ピアノの発表会が終わり、ホッとしています。 よかった点や改善すべき点もあり、何回やっても満足いきませんね。

 

目次

  • 昨日の発表会について

  • コードの転回形の必要性について

  • まとめ

 

今年の発表会について

 

 

 

このお花はいつも褒めてもらえます。

今回は「ピアノの発表会が初めて」のかたが6人いました。 大人の方の参加もあって私としても大変に嬉しかったです。

 

 

普段のレッスンでは味わえない、特別な時間を生徒さんたちと共有できたことが、何より価値があるのだと感じています。

これを機会に多くの大人の生徒さんが発表会にご参加くださることを願っています。

 

 

コードの転回形の必要性について

 

さてさて本題に入ります。 コードを習う時にはまず基本形から学習いたします。何事も基本が大切ですから。そして少し立ちますと、転回形のことが出てきます。 ここからがコード奏法をうまく弾いてゆくのに必要なことなのです。

 

 

これは「メリーさんの羊」ですが、皆さんよくご存知だと思います。

コードは2種類です。Cコードと、Gコードです。Gコードは転回形のシレソを弾きます。

 

 

 

CG のコードの基本形はこの様に、結構離れています。たった2種類のコードでできている曲であっても、上がったり下がったりするのは、慣れないと大変です。それに弾いていても聴いていても凸凹した感じがあります。

 

そこで転回形を使うのです。それぞれの共通音がソの音ですから、ドミソからシレソへ移れば良いのです。

 

 

転回形についての動画を見てください。

 

 

まとめ

 

コードは単体では、あまり意味がありません。いくつかのコードが連なって、音楽が流れていくのです。ですからいかになめらかにコードを弾いていくかは大切なことになります。

 

もちろん、その逆にインパクトを表現したい時には、大きく動くこともあります。

コードは動いて行きます、それを「コード進行」といい、いろいろなパターンがあります。

 

とにかくたくさんの曲をコード弾きして、コードの流れや押さえ方が慣れてくると、自然と転回形も使いこなせる様になってきます。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 調(キー)について解説いたします。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

私ごとですが、明後日にピアノ教室の発表会があります。

もう準備は万端なのですが、何回やっても「何かし忘れたことがありそう、、、」と感じてしまします。

 

 

そして発表会が終わった時の開放感を味わい、その後何しようかな、と考えてしまいます。

今回は大人の方も参加致しますので、それはu-tubeなどでもアップしたいと思います。

 

さて今日は調(キー)についてお話しいたします。

ピアノを習い始めは理解しやすいように、ハ長調ばかりを弾きますが、だんだんと#(シャープ)などがつく調になったりいたします。 それがどんなことなのかをお話ししたいと思います。

 

目 次

 

  • # シャープ系のメジャーキー
  • ♭ フラット系のメジャーキー
  • 調号
  • まとめ

 

 

 

#系のメジャーキー

 

メジャー スケールの音の並び方は、ハ長調が基本です。「ドレミファソラシド」 ミファ と シドの間が半音関係ですね。 これをト長調(Gメジャー)にすると 「ソ ラ シ ド レ ミ ファ# ソ」 となります。

 

数字で表すと、「12345678」 このように半音関係になるかしょが2箇所あります。ですからト長調になっても半音関係の場所は同じにします。そうなるとどうしてもファの音を半音上げなくてはなりません。

 

これでもまだ#がつくのは1箇所だけです。ではDメジャー(ニ長調)のスケールはどうでしょうか。

レミファソラシドレ」 同じように半音関係にするには、「レ ミファ# ソラ シド# レ」にいたします。

 

 

♭系のスケール

 

では同じ様に♭がまず一つのへ長調から見ていきましょう。

「ファソラシドレミファ」 これを 「ファ ソラ シ♭ド レ ミ ファ」 にしますと、綺麗なスケールになります。ぜひ鍵盤で弾いてみてください。

 

ではもうひとつ調号を増やすと、「シドレミファソラシ」 これはどうでしょうか、いきなりシとドが初めに出てきて、これでは困りますので、この様にいたします。「 ♭シ ドレ ♭ミファ ソラ ♭シ」。これはB♭のキーです。

 

 

もう初めの主音からフラットがつきますね。♭は日本語では「変」といいますので、変ロ長調となります。

 

 

 

調号

 

この様にそれぞれの調には調号がつきます。ついていないメジャーキーはハ長調です。ですから初めのうちはハ長調の曲ばかり弾いていきます。慣れたらト長調やへ長調などを弾いてゆきます。

 

この調合のつく順番は決まっています。

 

 

【♯の増え方】

ファ → ド → ソ → レ → ラ → ミ → シ

 

【♭の増え方】

シ → ミ → ラ → レ → ソ → ド → ファ

 

まとめ

 

今日お話ししたのはメジャーキーです。マイナーになりますと、少しややこしい部分もありますので、まずはメジャーの方をしっかり覚えてください。

何よりも実際に弾いてみることが大切です。ハ長調以外にもチャレンジしてみてください。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 コードの転回形はなぜ大切なのか。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

今日は「母の日」です。日頃、家族みんなのために、家事などをやってくれているお母さんに感謝する日ですよね? まあ最近では家事を頑張るご主人もいらっしゃるようで、私は大変に感心しております。

 

さて本題に入ります。 コードは一つだけでは音楽としては成立し難いのです。 コード1つでできている曲もありますが、かなり貴重です。 例えば、ブルース・スプリングスティーンの「Born in the USA」などはコード1つでした。

 

ですからコードは幾つか曲の中には出てきます。 そして連結していきます。 これが「コード進行」というものです。 コードにもそれぞれ役割や個性がありますから、それを無視してはおかしなことになってしまいます。

 

目  次

コードの連結について

コードの転回形について

まとめ

 

 

コードの連結について

 

各コードとコードを連結して歌などができます。

 

歌や曲には必ず、トニック、ドミナントは使用されます。ハ長調の場合はCコードとGコードですね。この様にしてみると音が離れています。Gコードは上の方にある感じです。

 

歌や曲中にこのような跳躍することはあまりありません。何かそれを狙って、意味を持たせる場合は別ですけれどもね。そこで必要になってくるのがそれぞれのコードの「転回形」です。

 

音楽的にコードとコードを連結するために、コードを転回して使用するのです。

 

 

コードの転回形

 

コードは3つ以上の音が使われます。 コードは基本形から学びますが、コードを連結する様になると、転回形が必要になってきます。その方が自然であり、より音楽的であるからです。

 

 

私のYouTubeチャンネルでも解説しています。

 

 

これは音が一列に並んでいる鍵盤楽器ならではのことです。 これがギターなどのストローク奏法ですと、気にはならないと思います。

 

転回形は3和音の場合には第2転回形まであり、4和音(セブンスコード)の場合には第3転回形まであります。全てのコードの転回形が押さえられる様にする練習は必須です。

 

それにはコードの構成音がわかっていないとできませんから、何事もまず基本形からスタートしましょう。Cコードの基本形はドミソ、第一転回形はミソド、そして第2転回形はソドミ、という風に実際に鍵盤上で確認しましょう。

 

まとめ

 

よくコード奏法は「簡単」「弾きやすい」などと表現しますが、この転回形に入ってくると少しややこしく感じるかもしれませんが、たくさん手を動かして弾いているうちに、自然と転回形も押さえられるようになります。

 

とても地味な作業ですが、ここをクリアーすると後が楽ですよ。

 

頂いたお花と、買ってもらったウオーキング用のシューズ。

ウォーキングを始めるわけではなく、旅行などに行っても、どんなに歩いても疲れない靴が欲しかったからです。

 

それと大谷選手の奥様が、プレゼントに「シューズ」をお願いした、という話を聞き、なんの繋がりもありませんが、

なんとなく私もあやかってシューズにいたしました。

 

ウォーキングをされている方はどの様な靴で毎日歩いているのでしょうか。

 

では良い「母の日」をお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 コード進行とはなんでしょうか。 

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

今日は少し涼しくて、梅雨の様な日です。 もう春が終わってしまったようで何か、寂しい気持ちになります。

春の連休も終わり、またいつもの生活が始まりました。

 

ところで皆さんは「楽典」などをお持ちですか? 今このブログに書いていることは、いわゆる

「楽典」の中の一部分になります。 そして一般的な楽典よりも、このブログで書いていることは、

ややコードに関する部分が詳しいです。

 

「楽典」をお持ちでも、読んだだけで理解できる方は少ないと思います。そうなりますとどうしても説明してくれる方が

必要になります。 ですのでここで解説をしている訳ですが、いかがですか理解できそうですか。?

さて今日は「コード進行」とはなんでしょう。というお題ですが、その辺りをお話ししてまいりましょう。

 

 

  目 次

  1. コード進行とは

  2. 曲作りの時に

  3. まとめ

 

コード進行とは

 

コードはたくさんの種類がありますが、機能的に大きく分けて3種類あります。それがT(トニック)SD(サブドミナント)D(ドミナント)です。 それぞれ特徴があり進行するべき方向があります。

 

それを無視しては曲として成立しないのが現実です。

まずはこの譜面をご覧ください。

 

 

皆さんよくご存知の「メリーさんの羊」です。 この譜面には3種類のコードがありますが、以前の記事にもありましたが、代理コードを使用することもできます。

 

ですが、「童謡」でありますからその性質上、あまり代理コードを使用するのは考えなくてはなりません。これを基本にしてアレンジや編曲をする場合は、大いに代理コードを使用するべきですね。

 

曲中のCコードはGに進んだりDmに進んだりしています。そうですトニックであるCコードはDmやGに進むことができます。そしてDmもGもやがてはトニックのCコードに戻ってくるのです。

 

このトニックから始まる進行を「コード進行」といいます。 C-Dm-G  は 「トニックーサブドミナントードミナント」ですが、C-G-C  「トニックードミナントートニック」の進行もあります。

 

 

曲作りの時に

 

このコード進行はどの様な時に役に立つかといいますと、皆さんがオリジナルの歌などを作ってみたい、と思った時に大変に役立ちます。

 

トニックから始まって、サブドミナントに進み、ドミナントへ行く、という一連の進行を繰り返すのが一般的です。もちろんこの中にさまざまなコードが出てきますが、基本は同じです。

 

それを知るためにもいろいろな歌などをコード分析してみると、よくわかると思います。

 

 

まとめ

 

コード理論とか、ポピュラーコード理論などとかありますが、実はこれアメリカにはなくて、コードが開発された本国アメリカでは、「ジャズ ハーモニー」いいます。

 

ですからコード理論はイコール「ジャズ ハーモニー」なのです。 アメリカで誕生したコードを使用してジャズは生まれました。ですからアメリカ文化のコアな部分なのですね。

 

 

 

 

ではまた。