皆さんこんにちは、お元気ですか。
いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。
連日の猛暑の中、いかがお過ごしでしょうか。
毎年のようにこの猛暑、いや酷暑がもはや日本の夏の通例になりつつあります。もはや日本は四季がはっきりしない国になりつつあると私は心配しております。
さて本日は「パッシング・コード」についてお話ししたいと思います。特に今回は「ディミニッシュ コード」についてご説明したいと思います。
目次
- パッシング・コード とは
- ディミニッシュ コード について
- まとめ
パッシング コード とは
パッシング という言葉を聞いて皆さんは何を思い浮かべますか? 例えば車のライトのパッシングとか、バスケットボールのプレイ中に「パッシング」をすることがあります。
これらの場合どちらも一時的、なことですね。 はい、音楽の「バッシング・コード」も一時的で通り過ぎていく感じです。
そしてこのパッシング・コードには以下の種類があります。
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オーグメント・コード
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ディミニッシュ・コード
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サブドミナント・マイナー
この中で今日は二番目のディミニッシュ・コードについてお話しいたします。
ピアノの楽譜の曲中に (dim7 ) このような文字と数字を見た事はありませんか? これが「ディミニッシュ セブンス」コードのことです。 dim コードは基本的にセブンスコードですから4和音になります。 これが3和音ですと「ハーフ・ディミニッシュ」となります。
この「ディミニッシュ」の意味は「減3和音」になります。 そう長3和音でもなく短3和音でもない「減3和音」です。
これについての解説を,動画でご覧ください。
ディミニッシュ・コードについて
この減3和音(ディミニッシュ・コード)は短3度よりもさらに半音短い和音、ということになります。 ですから音の長さの順番は「長→短→減」になります。
この独特の和音の響きを、ぜひ実際に弾いていただきたいと思います。このディミニッシュ・コードだけでも充分良いのですが、やはり不安定な感じで、どこかにたどり着きたい気持ちがあります。
ですから通過していく和音「パッシング・コード」であるのです。
まとめ
簡単な曲は3つのコードで、作る事はできます。 ですがこのようにパッシング・コードを入れることで、単純明快な曲がピリッとスパイスの効いた曲に仕上がるのです。
スパイスの好みは様々で沢山の種類がありますが、音楽の場合、その曲にふさわしい、そしてその場所に適切なパッシング・コードを使用してあります。
譜面に書いてあるので弾きますが、もしパッシング・コードを入れられる場所があったら、入れてみるのも良いですね。
ではまた。