シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 パッシング・コードについて。 オーグメントコードとは。

皆さんこんにちは。お元気でしょうか?

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

連日熱戦が繰り広げられています、パリのオリンピックはご覧になっていますか。 時差の関係で日本選手の活躍は、結果を知ってからテレビで見ることが私の場合ほとんどですが。 選手の方々のここまでの大変な努力を考えると、勝敗が一瞬にして決まってしまうのは少し残酷に思えます。

 

やはり勝負の世界は厳しいのですね。 アスリートの皆さんは、その世界でずっと生きて来られたのですから、もう充分に理解していることでしょう。

 

その様な世界と無縁な私が解説する「パッシング・コード」の中の、本日は「オーグメント」または「オーギュメント」のコードについて解説します。

 

目次

  • パッシング・コードについて
  • オーグメント・コードとは
  • まとめ

 

前回も出ました「パッシング・コード」ですが、音楽においては(経過的なコード)になります。 たまに車の運転の時にライトをパッシングすることがありますが、あれは瞬間にライトを上向きにするときなどに使用しますね。 どちらも一時的なもの、と表現して良いかと思います。

 

今日紹介する「オーグメント」も前回の「ディミニッシュ」も、音色が独特ですから単独でポンと出てくる事はありません。 もちろんそれを狙って使う事はありますが。

 

 

オーギュメント・コード

 

オーギュメントとは増3和音のことです。 長3和音のドミソの和音をもうすこし広げて、ド・ミ・ソ# にしますとオーグメントになります。

 

 

パッシング・コードにおいては次のコードも重要です。 Caug  (シー・オーグメント)と呼びますが、この場合ソの音が半音上がってソ#になっていますから、次にラの音にいきたがるのです。それを解決しないとなりません。

 

例えば  Caug ー  Am 、  Caug ー F などと、ソ#からラの音を含むコードへと向かっていきます。

 

まとめ

独特の雰囲気のあるパッシング・コード は頻繁には出てきませんが、入れることで印象が変わり趣が出てきます。 簡単な童謡でも入れる事はできます。

 

前後のコードにより使用することはできますから、ぜひチャレンジしてみてください。 そして通して弾いてみて、良いな〜 と感じたら、それが答えです。

 

dimコードや、 aug コードを含む曲を何度も弾いてみることも良いですね。3コードから一歩進んでより深い響きに触れてみてください。

 

ではまた。