皆さんこんにちは、お元気ですか。
いつもこのブログをご覧下さりありがとうございます。
今日は30度を超える熱い日になりました。まだ梅雨は明けていませんから、今年の夏もこの様子では、かなりの暑さになるのではと思います。
暑さに体が慣れていない今、熱中症に気をつけましょう。
どうやらしばらくは梅雨のなか休みでしょうか、連日暑い模様です。
さて本日も「筋力の衰え」などを考えていきたいと思います。
若い時には考えもしなかったことが現実におきますと、「やっぱり、来るものは来るんだ」などとがっくりきますが、もう自分自身が工夫をしていくしかありません。
て指の筋力
手や指の衰えを感じたことはないですか? 例えばペットボトルの蓋が開けづらい、缶詰の蓋が開けづらい、などなど今まではすんなり開けられたのに今はやっと開いたとか、自分の娘にあけてもらうとか。ついに自分も人の世話になるのか、などと思ってしまいます。
筋力の衰えなどをは60代以降は若い人に比べて20%〜40%低下し、80代になりますと50%も低下するそうです。それではもう何もできないのか、と思いがちですが、そうではありません。
ピアノ学習は手指のトレーニングにもなっています。ピアノを弾く時には、物を掴んだりする時に使う筋肉も活発に使うので、何もしないよりは鍛えられます。
また最近は「脱力して弾く」のが主流になっていますので、力を抜いてピアノを弾くことをお勧めしています。かつては「指を高く上げて、指を振り下ろす様に弾く」と習いました。ですが今はピアノの構造などを考えたり、人の骨格や筋肉を考えて、力を抜くことが主流になっています。
これでしたら高齢になっても楽しくピアノを弾くことができます。実際に両脇を抱えられて登場し、ピアノの前に座ると巧みにピアノ演奏する高齢の女流ピアニストを、何人かYoutubeなどで拝見しました。
年齢的にはやや早めの曲でしたが、見事でした。ずっと続けてきた方達は、自信と鍛練により素晴らしい演奏が可能であることをはっきりと知りました。
視力の衰え
老眼や白内障などは高齢者には避けては通れないことですが、顔に皺が出るように老眼にもなるのだと、割り切るしかありません。老眼になったからといって、物が見えなくなるわけではありませんよね。ただ見辛くなるのは事実です。
ピントがあいずらかったり、音符を見分けるのに以前より時間がかかったりします。ですから「大人用の楽譜」は音符が大きく書いてありますよね。これはピアノ愛好家にとっては大変にありがたいことです。
私のピアノ教室の大人の生徒さんたちも、メガネを使い分けてよりよく弾けるように努力されています。
まとめ
こどもの頃から習っていても筋力の衰えは等しくあります。 自分だけが特別なのではありませんし、楽しんで弾くことが最大の目的ですから、たくさんある曲の中から自分にふさわしい曲を選べば良いのです。
それに人生を歩んできた人でなくては出せない、「深い演奏」というのがあります。若い人には出せない味わいがあります。それこそが大人のピアノにとっての醍醐味ではないでしょうか。
私の初めて出しました解説書です。
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ではまた。