シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 異名同音について。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

一昨日はスーパーブルームーンだったそうですが、私は月を当日見ませんでした。皆さんはご覧になりましたか?

 

昨夜用事で外に出てびっくり「え〜っ、デカい月!」。 かなり驚きました。 オレンジ色にひかる大きな月が少し奇妙に見えました。何かアニメの世界にいるような感覚でした。

 

ではここで名曲「ブルームーン」をどうぞ。

 

 

やっぱり幻想的な映像ですね。

 

 

異名同音とは

 

異名同音とは字の通り、異なる名前で同じ音、と言う意味です。音楽ではよくあることです。

 

 

上の鍵盤を見ますと、黒鍵に音名が2個ついています。これが異名同音です。

ドの#の音と、レの♭の音は、全く同じ音です。

 

ではどのように使い分けているのかと言いますと、一応のルールはありますが厳格ではありません。たとえば#系の曲、ト長調とか#2つのニ長調とかの曲の中で、音がどんどん半音階で上がっていく時には迷いなく#を使います。

 

そして♭系の曲の中で半音階で下がっていく時には、♭を使います。これらは大変に自然なことで、#が半音上る印、♭が半音下がる印、と覚えている私たちにとっても、なんの抵抗もありません。

 

音程を変化させるもの

 

曲中で臨時記号として#や♭がよく出てきます。この場合は臨時ですから、その小節だけが臨時に#したり、♭したりします。次の小節に入ったら、#や♭は無しになります。元に戻る印としてナチュラル

 

 

変化記号

まとめますと以下のようになります。

下記に示すシャープフラットナチュラルを変化記号と言って、これらの記号がついた音符は、次のように演奏します。

pi1_3_1

 

まとめ

 

昔ブラスバンドの曲は元気の出る#系の曲が多い、と聞いていましたが、実際はそのようなことはなく、楽器の性質上♭のついた曲が多いです。

 

#の曲が元気の出る雰囲気を出すのでしょうか。それとも♭のイメージがなんとなくおとなしい感じがするのでしょうか。

 

ピアノ曲を多く残しているショパンの曲には、#がたくさんついた曲、そしてがたくさんついた曲があります。譜面を見た瞬間に受ける印象は、人様々でしょうが私も♭が多いとメランコリックな曲を連想してしまいます。

 

〜お知らせ〜

 

私の新刊「大人の初めてのコード奏法」がAmazonより、発売されました。

現在は期間限定中になっています。(割引価格になっています。)残り5日間だそうです。

電子版とペーパーバックがあります。

 

全8曲全て解説付きで、QRコードから参考動画がご覧になれます。収録曲は、

「雪山讃歌」「故郷」「茶色の小瓶」「もみじ」「ブラームスの子守唄」「聖者の行進」「荒城の月」「アメージング グレイス」

です。音楽理論も前半にしっかりと説明していますので、安心です。

解説を読みQRコードで演奏を見ながら練習しますと、効果的だと思います。

 

よろしかったらどうぞ。

 

ではまた。