みなさんこんにちは。
今日も関東地方は風が強くて、穏やかな春を待っています。
さて告知通り、本日から「クラシックピアノ名曲集」を始めます。
まずは数あるピアノ曲を約100くらいにしぼり、御紹介してゆきたいと思います。
分け方は、年代順ではなく、曲の雰囲気で分けます。
第一パートは、 人気のあるピアノ曲集
第2パートは、 元気が出るピアノ曲集
第3パートは、 リラックスするピアノ曲集
第4パートは、 ドラマチックなピアノ曲集
第5パートは、 ロマンチックなピアノ曲集
第6パートは、 ノスタルジックなピアノ曲集
という風に分けました。(個人的見解)
さっそく今日は、第1パートである「人気のあるピアノ曲集」よりお届けします。
第1曲めは、皆さんどこかで聞いたことのあるピアノ曲
ノクターン第20番嬰ハ短調
この曲は「戦場のピアニスト」のなかで使用されていました。
私もこの映画を見ました。映像にマッチしたぴったりの曲です。
ショパンの死後出版されたために、「遺作」となっていますが、
ショパンが20歳の時の作品と言われています。
マリア・ヴォジンスカとの婚約が破棄され、彼女と別れの時に送った
音楽帳に写しが入っていたそうです。
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もう私の場合、映画と音楽が一緒になっていますね。
この映画の主人公は実在した方をモデルにしていますが、
そのかたの御子息はなんと日本の大学で教鞭をとっておられます。
大変なご縁を感じますね。
そしてこの方が、シュピルマン氏ご本人です。
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ショパンはたくさんのピアノ曲を書きましたが、実際はあまり楽譜を書くのが
得意ではなかった、と言います。弾きながら書いてゆくタイプだったそうです。
一時はリストとともにサロンでピアノを弾き、しばしばご婦人たちを
失神させていたそうです。 もちろん失神させたのではなく、あまりに素敵で
ご婦人たちが失神してしまった、とのことです。
今で言う「アイドル」でしょうか?
そして弾くたびに、一部分を変えて弾いていたようです。
楽譜どうりではなかったこともあったわけです。
いや〜、その場で是非聞いてみたかったですね。
まとめ
ちなみに「ノクターン」と言うのは「夜想曲」のことですね。
「夜に想う」。一体、誰のことを想うのか。または何を想うのか。
映画の中では、非常に大切な部分でこの曲が流れます。
何気なく聞いてきた、このショパンのノクターンが、今までとは違って
私には聞こえ、深くこの曲を想うようになりました。
是非、映画「戦場のピアニスト」もご覧になってください。
ではまた。