ショパン ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11 第1楽章 「ピアノ名曲集」より

皆さんこんにちは。お元気ですか?

毎日突然の豪雨に驚いている私です。 ⚡️

 

さていよいよ「ロマンチックなピアノ曲」もこのショパンのピアノ協奏曲で

一区切りしまして、次回からはノスタルジックな名曲シリーズにいたします。

こうご期待ください。

 

このピアノ名曲シリーズにかなりの回数取り上げさせていただいています、ショパン

ですが、流石にピアノ曲といったらショパンですね。

 

ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調

 

 

この曲は1830年に完成された作品でドイツ出身のピアニスト・作曲家フリードリヒ・カルクブレンナー

に献呈されました。フリードリヒはショパンが一時、弟子入りを考えていた人だそうです。

 

初演はショパン自身のピアノ独奏により行われました。

その後もショパンは演奏会でもっぱらこの曲を演奏し、また弟子たちにも練習

させていたそうです。ショパンがこの作品を自信作だと思っていたからでしょう。

協奏曲としては処女作となります。

 

ピアノ独奏部に対してオーケストラの部分が貧弱であると批判されることがあり

カール・タウジヒが曲の構成及びピアノパートまで改革を加えています。

ショパンの自筆譜はほとんど現存していないために、ピアノ協奏曲第2番同様に

現在の楽譜は、他人によりオーケストレーションされた可能性が高いし、また

出版社が複数のオーケストレーターに書かせたとされている。

またバラキレフも管弦楽部分の編曲を行なっている。

 

北の宿から

 

先日お亡くなりになった作曲家、小林亜星さんのご冥福をお祈りいたします。

数々の歌謡曲やアニメのテーマソングなどを残されました。

なぜ突然このような話になるのかと言いますと、1975年に発表された都はるみの

「北の宿から」の旋律は、第1楽章副主題(シーソーラーシーミーファ#ーソ

ーファ#ーミ)によく似ていることから、雑誌「ショパン」(2009年1月号)で

小林亜星さんは特にショパンの協奏曲を元にして作曲したわけではないという、お話を

されています。

 

また「のだめカンタービレ」の中で野田恵がデビューコンサートで演奏し、シュトレーゼマンが

指揮するロンドン交響楽団と共演していました。

 

 

「ロマンチック ピアノ」のシリーズは以上です。いかがでしたでしょうか。

次回からは「ノスタルジックなピアノ」シリーズで行きます。

やはり曲の感じが変わりますので、お楽しみに。

 

まとめ

 

ロマンチックなピアノということは、やはり「ロマン派」のピアニストが

多かったですね。当然といえばそうですが、どのピアニストも作曲家も

ロマンチックな曲は演奏し、また作曲します。

 

 

女性はロマンチックな曲を好みますが、作曲した人は皆男性です。

女性の心をわかっていたのでしょうか、皆さん女性に大人気でした。

これからは男性が女性に向けてピアノを弾いて聞かせる時代になるかもですね。

 

ではまた。