ショパンのノクターン 第2番・バッハの3声のシンフォニア 第1番 「ピアノ名曲集」より

皆さんこんにちは、お元気ですか?

ワクチン接種をまだ受けていない私です。

 

いよいよ7月に入り、オリンピックが始まる月になりました。

感染再拡大の中行われる歴史的にも稀に見る、大会になりますが、

個人的には毎回テレビ観戦ですので、やっぱり応援したり感動したりしたいです。

特に今回は100m男子とか、体操とか観たいですね。

 

さて今日は、ショパンとバッハの作品です。

まずはショパンのノクターンです。

 

ノクターン 第2番 変ホ長調

 

作品9−2です。

 

 

このノクターンは、おそらく一番有名なノクターンではないでしょうか。

そしてフジ子さんの、心に染み入る演奏がすばらしいですね。

 

ショパンが1831年に作曲したピアノのための夜想曲です。

翌年1832年に出版され、献呈はピアノ制作会社のカミーユ・プレイエルの妻

マリーに対して行われた。マリーは作曲家ベルリオーズの元婚約者だったそうです。

 

この楽曲は映画などに使用され、それもまたこの作品を広めたことになります。

例えば、

 

   To Love Again

1956年に公開されたアメリカ映画「愛情物語」の主題曲で、この曲をアレンジしたものでした。

そのほか映像作品やゲームのBGMとしても使用されています。

 

トラステイベル〜ショパンの夢〜

バンダイナムコエンターテインメントから発売されたロールプレイングゲーム。

第5章の題名に「夜想曲」が使われ、作中でもスタニスラフ・ブーニンが演奏したこの曲が

使用されている。

 

などなど、もっとたくさんあります。

特にアメリカ映画「To Love Again」はご存知の方も多いかと思います。

 

 

ショパンの人生

 

ショパンは自分の作品に題名をつけませんでした。

後から出版社などがつけたものはありますが、実際は単純に曲のジャンルと番号

によって区別していました。

彼がパリに住むようになってから、多くの芸術家や著名人と出会い、才能を磨き名士として

認められ、ヨーロッパ中から集まる多くの弟子にピアノを教えることで相当の収入を

得ていたそうです。

 

ショパンがパリで公開演奏会を行うことはほとんどなく、毎年1回300席ほどのホールで

コンサートを行うようになりました。それよりも彼が頻繁に演奏を行ったのはサロンでした。

サロンは貴族や芸術・文化のエリートが集まる場だった。彼はよくパリの自宅で友人との小さな

集まりを開いて演奏するのをより好んでいました。サロンではリストとも一緒に演奏会を

開いていました。

 

3声のシンフォニア 第1番 ハ長調

 

BWV787     J.S.バッハ

 

 

 

バッハが1723年頃に作曲した作品で、この頃彼は聖トーマス教会音楽監督に就任した。

この作品も教育的目的の作品で多数のクラビーア曲が作られた。

現在では多くのチェンバロ奏者やピアニストが演奏や録音を行なっている。

 

まとめ

 

やはりショパンとバッハはいつも、ピアノの名曲として登場しますね。

そして色々な場面でアレンジされて私たちの耳に入ってきています。

特にバッハなどは精神的に落ち着くと言われ、音楽療法の世界でも利用されています。

今ではクラシック以外でも、コンピュータミュージックなどで、落ち着く音楽を聴くことが

できます。目的に応じて聞いてみると良いと思います。

 

ではまた。