皆さんこんにちは。お元気ですか?
来週は秋のお彼岸、と言うことはもう暑くはなりませんね。
私は、今年はスイカを食べなかったので、最近慌てて買ったりしました。
やっぱり一度は食べておかないと。でも涼しい時に食べてももう一つ、何かが違う。
さあ今日は「マック・ザ・ナイフ」をお届けいたします。
ベルトルト・ブレヒトの戯曲「三文オペラ」で、主人公マックヒースのテーマとして
歌われる曲です。
1928年のベルリン初演ののち、54年のニューヨーク公演に際して英語詩が用意され、
以来「マック・ザ・ナイフ」として広く知られるようになりました。
56年にディック・ハイマン版による演奏盤が全米8位、ルイ・アームストロングによる歌唱盤が
20位の他、59年にはボビー・ダーリンによる歌唱盤が全米全英1位を記録しました。
Mack the Knife
まずはルイアームストロングの歌からどうぞ。
原曲が「戯曲」の「三文オペラ」と言うことで、ちょっと気になりましたので、
こちらが原曲のようです。
三文オペラより
なかなか面白いですよね。
詩の内容は、いかにもオペラっぽいですが、アメリカに渡って歌われるようになると
とても明るい陽気な感じになりました。
まあどちらも「お話」ですから、いいと思います。
私はてっきりアメリカの西部劇のような時代背景だとばかり、思っていましたが、
元がオペラだったのですね。大変興味深いです。
次に英語の歌詞と和訳です。
英語詞と和訳
Louis Armstrong( ルイ・アームストロング )
Mack The Knife
作詞:Marc Blitzstein, Bertolt Brecht, Kurt Weill
Dig man, there goes Mack the Knife
Oh, the shark has pretty teeth dear
And he shows them a pearly white
Just a jackknife has Mac Heath, dear
And he keeps it out of sight
When the shark bites with his teeth dear
Scarlet billows start to spread
Fancy gloves, though, wears Mac Heath, dear
So there’s not a trace, hmm of red
On the sidewalk, Sunday morning
Lies a body oozin’ life
Someone’s sneakin’ around the corner
Is this someone, Mack the Knife?
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
From a tugboat by the river
A cement bag’s droopin’ down
Yeah, the cement’s just for the weight dear
Bet you Mack, he’s back in town
Look at here, Louie Miller disappeared dear
After drawing out his cash
And Mac Heath spends like a sailor
Did our boy do somethin’ rash?
Sukey Tawdry, Jenny Diver, Lotte Lenya, Sweet Lucy Brown
Oh, the line forms on the right dears
Now that Mack is back in town
Take it, snatch
歌詞について
この曲の歌詞を調べてみたら、歌手によって少しずつ違いがありました。
内容は「殺人事件」なのですが、面白おかしく皆さん歌っています。
女性が歌っているのもありますし、個性的な味付けで皆さん歌っています。
コード進行
最新式のデジタルによるジャズアレンジです、アドリブの部分もお洒落で原曲とは
違って編曲の良さが出ていますね。途中の部分は皆さんがアドリブを加えられるようになっています。
ぜひチャレンジしてみてください。そして鼻歌は作曲の始まりとも言われますね。
一つの曲を編曲させていくのを「変奏曲」と言いますが、鼻歌もアレンジの一つだと思います。
このように現代的な表現も大変素晴らしいですね。私はめっぽう機械に弱いので、
こういうの見るとすごいなって思います。
まとめ
ホテイアオイ
戯曲「三文オペラ」がアメリカに渡って、いろいろな人に歌われてアレンジされて
楽しく現代に蘇っています。
この曲は単純な繰り返しですから特にアレンジしやすいかもしれません。
「替え歌」も面白いかもしれませんね。
ではまた。