なぜコード奏法がお勧めなのか。 

皆さんこんにちは。朝晩は冷えますが、今日も穏やかな日となりました。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

コード奏法がおすすめ

 

今日は『なぜコード奏法がおすすめなのか?」ということをお話ししたいと思います。

コード奏法(コード弾き)は、コード(和音)で音楽を演奏する、スタイルのことです。

ギター(クラシックでない)のかたは、初めからコード弾きですから、よくご存知でしょう。

ピアノはというと、通常はコード奏法ではないレッスンをピアノ教室では行っています。

私も初めてピアノを習いはじめるお子さんたちには、左手も右手と同じように弾けるようになる

テキストを使用して、両手が滑らかに動くように指導しています。

それでもやはり左手で弾く量は右手よりも少ないのが現状です。

 

右手はメロディー、左手は伴奏というスタイルは、右利きの方にとっては自然ですし

音域からしてもふさわしい形です。 ですが高度な器楽曲になりますと右手も左手も同様に

弾くことが要求されます。 しかしピアノ曲の全てがそうではなく、右手が旋律を奏で左手が

リズムや和音を担当することが多いです。

 

和音と和声

 

そもそも西洋音楽は教会の歌から発展してきました。一人から数人の合唱へと拡大していく中で

和声やスケールの基礎ができました。自然と和音や音階ができていったわけです。

そして、それを学問として「和声学」が完成されました。

これは古い学問ですが、モーツアルトやベートーベンの時代には、皆この和声を勉強して作曲を

していきました。

 

では現代ではどうでしょうか。今では「ポピュラー音楽理論」とか「コード理論」や

「ジャズ理論」などがあります。基本の部分は「和声」と同じですが、なんといっても、

コードを使用して編曲や即興的アレンジ、そして自由な作曲、編曲の基礎になっていくところが

違う点ではないでしょうか。特にコードを使用して作曲やアレンジをするミュージシャンの中には

音符が読めない方もいらっしゃいます。

 

「コード」に精通していれば譜面はなくても問題ありません。

もちろん楽譜は読めた方が良いですが、コードが約100年くらい前に出来た時のアメリカでは

コードだけで譜面なしのジャズピアニストなどが、たくさんいました。

基本「ジャズには譜面はない」と言われるのも、この辺が理由かもしれません。

 

自由なコード奏法

 

譜面なしの音楽はある程度の自由さが、あります。コードに合っている音ならば、好きに弾いても

構いません。コード(和音)と全く関係のない音でも合わせて弾いてみて、カッコよければいいのです。

それが「コード奏法」になります。

 

まとめ

 

さあいかがですか? コード奏法はすぐに弾けて、気楽に楽しむことができます。そしてアレンジも簡単です。

コードを見て手が自然とそのコードを押さえられるようになると、聞いたこのがない曲でもすぐに

アドリブで弾いたり、他の人と一緒に合奏できます。

まずはコードを少しづつ、曲を弾きながら覚えていくと、楽しくマスターできます。

これからは動画もアップしていきますので、お楽しみに!

 

ではまた。