シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 認知症は演奏で最大限予防できる。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

昨日はバレンタインデーでしたね。以前ほどお店なども、大掛かりな感じがなくて

なんとなく無事過ごした方も多いかと思います。 でもチョコレートは食べてもあまり血糖値が

上がらずに良い食品のようです。

 

本日はタイトルにある通りに「認知症は予防ができる」についてです。気になる「認知症」ですが、

その研究は進んでいます。しかも楽器を弾いたり、歌うことが予防につながるのですから、

これはもうやる方が良いですね。

 

楽器と歌の効果

 

楽器は演奏されるためにあります。たまにお金持ちの方がインテリアとして白いグランドピアノを

リビングに置いたり、ピアノの蓋に螺鈿を埋め込み眺めるなどしますが、本来の目的ではないです。

 

超高齢化社会を迎えて、誰もが認知症になるリスクに晒されています。中には若年性認知症などのように、

年齢的にはまだまだなのに、罹患してしまうケースもあります。かなりこれはショックなことです。

人生100年時代なのに、若くして認知症になってしまうと、もうほとんどが「よくわからない」毎日を

長く生きてゆくことになってしまいます。

 

厚生労働省の発表によりますと、2025年には患者数は730万人に増加すると予測されています。

女性の平均寿命の87歳から考えると、約半数の方が認知症になるような勢いです。昔は「物忘れ」

がひどくなって、などと「覚えていない」ことに焦点が当てられていましたが、今は少し違うようです。

 

認知症で深刻な問題は、「暴言」「暴力」など人格変貌、感情抑制が効かない、そして徘徊などに

なってゆきます。たまに高齢者がお店などで、大声で店員さんに噛み付いているのを目撃しますが、

元々そのような性格なのか、またはもう既に感情抑制がコントロールできないのか、不明です。

ですが若い頃は温厚な性格だった場合は、要注意ですね。

 

そして突然家から出て行ったきり帰って来れなくなったりします。これは家族や地域で協力しませんと

見つけ出すことは困難になります。わたしの居住地区では市の防災無線で

「行方不明者の発見に協力して下さい。」と放送がありますが、ほとんどが高齢者で毎月必ず数人

出ているようです。

音楽の効能

 

そこで最近では医療現場でも音楽を利用して、患者さんの感情を刺激する方法も取り入れられるように

なりました。音楽は演奏したり、歌ったりすることで、「知的」回路と「情動」回路が同時に動くのだ

そうです。特に「情動」の方は音楽が持つ独特な効果ではないでしょうか。

 

「日本認知症予防学会」で2018年に次のような発表がありました。

「楽器の演奏には1次予防効果があり、認知機能正常な方から MCI(軽度認知障害)への移行の予防効果が認められる。というものです。

 

認知症は加齢により誰でも起こり得るので、危険ですね。85歳以上では約50%の方が認知症になるリスクを抱えています。

 

 

予防ができる認知症

 

認知症は病気の一種ですから、予防ができます。必ずかかるわけではないですが、かかりやすく

なるのです。原因は脳の神経細胞が死滅、破壊されることで起こります。

 

死滅とか破壊とか少し怖いですよね。そしてその大切な脳を守るために予防をしてゆくことが大切です。

 

まとめ

 

バレンタインデーに胸をときめかせたのは、いつの頃でしたか。もう忘れましたが、そのような些細なことにも脳は関係しています。高齢になってもドキドキすることがあるのは、脳には良いことです。

 

わたし自身は音楽を通してドキドキすること(皆さんの前で演奏するとき)がありますので、

これは続けたいと思います。「心揺さぶられること」を発見することも良いですね。

そろそろ海外旅行なども行きやすくなりましたから、旅行も楽しいですしワクワクします。

 

旅先で騙されたり(特に海外)することもありますが、それも含めて旅の思い出になるでしょう。

 

埼玉県加須市の河原ピアノ教室では、大人の方も多く在籍しています。それぞれ皆さん体調やスケジュールに合わせて

昼間の明るいうちに通っていらっしゃいます。「暗くなると車の運転がしずらいから。」

 

先日薬屋さんとお話ししていましたら、「娘のピアノの発表会に出ていた、おじいさんの一生懸命に弾く姿に感動しました。

わたしも定年迎えたら、ピアノ始めたいです。」 とおっしゃいました。決して上手い演奏ではなかったそうですが、

とにかくその一生懸命な姿に心を揺さぶられた、というのです。 素晴らしいですね。このお話は多くのシニアの方の

励みになると確信しました。

 

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ではまた。