シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 心のブロックをはずそう!

みなさんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

本日のタイトルは意外かもしれませんが、常日頃わたしが大人の方のレッスンをしていて、

感じることがあります。お子さんにも当てはまりますが、特に大人の方が多いのでおはなしさせて

いただきます。

 

もうダメです

 

レッスンが始まるや否や、「できないのよお〜。」とか途中で「う〜ん、ダメダメ」とか、

つい言葉に出てしまう方がいらっしゃいます。このようなことは、さまざまな場面での体験があるかとは

思いますが、言えばいうほど、できなくなってしまいます。それはちょうど「呪文」のように自分に

言い聞かせているようなものですからね。 これはやめた方があなたのためです。

 

ですが、比較的にお子さんはこのようなことは言いません。それでも発表会の時に緊張して泣き顔を見せたり、震えたりすることはあります。でも初めから「できない」とは言いません。弾いてから、結果的にうまく

いかなかったことは感じるでしょうが、すぐに忘れてしまいます。それで良いのです。

 

これは今まで生きてきた上での経験から、理由もない不安などが、どこからともなく湧き上がってくるのでしょうね。ですが全てに当てはまるわけでもなく、何も「命まで奪われるわけではありません。」

やはり失敗が怖いのでしょうが、たかがピアノのレッスンです。どうかもっと気楽に弾いてほしいです。

 

わたし自身は生徒さんたちに完璧は求めていませんから、どうか途中まででも片手だけでも聞かせて

いただきたいのです。弾いていただいた上で指導することが出てきますので。

 

象の足枷

 

タイには象がたくさんいますよね。あのゾウたちは調教されているわけですが、大きなゾウたちを

小さな人が仕事をさせたり、芸をさせるのは大変だと思います。初めのうちはゾウたちを高くて太い棒に

しばらくの間、鎖で繋いでおくそうです。(少しかわいそう)それでゾウたちは、もう逃げられないと

理解するようです。ところがしばらくして、短い棒に紐で繋いでも逃げなくなるそうです。

 

これは初めに高い棒に鎖で繋がれて動けなかった、という記憶が残っていて、「もうだめだ、逃げ

られないんだ」と思っているからです。実際はいつでも逃げられる状況です。それでもそう信じて

いるのです。

 

私たちも多くの経験から、「できるとは思えない」とはじめから感じることもありますが、それをどうしても

チャレンジしたいのでしたら、やってみてから諦めればいいですよね。わたし自身もジャズピアノを習いたい

と思ってから、かなりの月日を悶々として、やっと始めてからは「もっと早く始めればよかった!」と思ったくらいです。

まとめ

 

人生50年といわれた時代から比べたら、今の私たちはやりたいことが結構できます。

海外のケースですが、70歳過ぎてから念願だったモデル業を始めた女性や、85歳になってから女優さんに

なりいくつかの優秀賞を取ったりしている方もいるくらいです。日本でも現役87歳のプログラマーの女性、

若宮正子さんなども、憧れてしまいますね。なんと58歳で初めてパソコンを触ったそうですよ。

 

それに比べたらわたしなんか、まだまだこれからです。伸びしろが長ーい、と思っています。

みなさんはいかがですか、何かにチャレンジしていますか?

 

 

このブログの、お問い合わせフォームに「ご質問」などありましたら、どうぞ。ピアノレッスンに関することやコード奏法の

ことなど、わたしの分かる範囲でお答えいたします。

 

ではまた。