皆さんこんにちは、お元気ですか。
いつもこのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
花粉症ではないわたしも、なんとなく花粉が飛散しているのを感じる今日この頃です。卒業式でマスクを
するか、しないかは学校単位で決めているようです。花粉症の方は絶対に着けたいですよね。
そして外では、次々と春の花が咲き始めて、色づいてゆくのは本当に気分が良いです。まさに
「春爛漫」ですね。
さて今日は楽器の中でも10本の指を使う、鍵盤楽器の良さをご紹介いたします。
キーボード実験
医学博士、医師、阿部康二先生の実験です。
以前、あるテレビ番組で行った実験でも大変興味深い結果がありました。
楽器の弾ける方にキーボードで簡単な曲を弾いてもらい、演奏前と後での脳の血流量の変化を測定する、という実験でしたが、予想通り演奏の前と後では、明らかに大きな違いが現れました。
キーボードを演奏する前の安静時には、血流量が多くないことを示す「青色」が脳全体を覆って
いる様子が、「光トポグラフィ」には映し出されていました。ところが、キーボードを演奏
し出すと、みるみるうちに血流量が増大し血いることを示す「赤色」に「光トポグラフィ」は変化していました。
左の写真は海外での検査の様子ですが、真ん中の写真のように頭に器具を取り付けて、可視化できる機材と繋ぎ検査する。
若々しく保たれている脳
同じテレビ番組内では、ギネス世界記録認定されている、世界最高齢のジャズ・バンド
「ゴールデン・シニア・トリオ」の皆さんにご協力いただき、注意分割機能などを調べる認知機能
テストも行いました。メンバーの皆さんは当時81歳から92歳の現役ジャズバンドで60年以上も日本のジャズ界を牽引してきた方々です。そして世界中の伝説的ジャズメンとも共演してきた重鎮たち
です。 そのトリオの皆さんの認知機能テストの結果は、なんと全員が10〜21歳も若いとの
結果に。皆さん物忘れもなく、ハキハキと話されるお姿は若々しい青年のようで、スタッフさんからバンドを結成した日付を尋ねられるとすぐに、「2008年9月18日です」と即答されるほど。
右の写真は暗くてよく見えないですが、わたしがたまにゆく
ジャズのライブハウスです。平均年齢は多分70歳前後だと思います。
まとめ
人間は知性と感情があります。音楽にはその両方が安定的にあり、「情動」を豊かにしてくれるという効果が
あるそうです。そしてこれは心理学的なことだけではなく、脳医学的にも当てはまるそうです。脳医学的には、楽器で音楽を演奏するということは、「知性」「情動」両面への効果が期待できることなのです。
いかがですか、こんなに言われたらもう、やるしかないです。わたしもこれからずっと続けて行ける理由が
はっきりとして、むしろ嬉しいです。昔は「何、ピアノなんか弾いてんだよ! そんな暇があったら勉強
しなさい。」なんて言われたこともあったものですから。
そしてこのピアノ演奏についてのわたしの意見としては、「内容やレベルは、関係ない」という事です。
うまい下手も関係ありません。とにかくひいて楽しむ、自分の演奏に酔うとか、感動するとかの方が大切です。
ではまた。
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