シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 クラシック音楽の楽しみ方とは。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

わたしの地元の中学校の卒業式が、昨日無事に開催されたそうです。今年は昨年とは違い、両親の参列が許可された様子で、お父さん、お母さんの姿が中学校の近くで見られました。やはり両親に参列していただくと、華やかな雰囲気になるのではないでしょうか。

 

このような行事の時にも、音楽は欠かせません。学校の校歌や、入場するときに、おそらく中学生の吹奏楽部の演奏などで式場に入っていったのではないでしょうか。そして、別れの歌などを歌い、涙する、、、、。

あ、ちょっと自分の娘の卒業式の時のことを思い出してしまいました。

 

さあ、今日のテーマは「クラシック音楽の楽しみ方」についてです。

クラシック音楽の楽しみ

 

皆さんはクラシック音楽はお好きでしょうか。わたしは好きですが、毎日聞くわけではありません。なぜならオーケストラ曲などは「音楽として重厚なので」聞き流すことができず、重く感じてしまうことがあるから

です。一方、軽音楽、特にジャズなどは聞き流すには最適な音楽でしょうか。そう思ってきましたが、実際

ジャズを習うようになってからは、どのようなイントロかとか、アドリブはどう弾いているかなどをよく聞く必要もあるので、いつも聞き流してはいられなくなりました。

 

ですが「作業用」のジャズなどもあり、聞きながら作業をする方にとってはちょうど良い音楽なのかもしれません。ですが聞き流しのためのクラシック音楽などとは、聞いたことがありません。ベートーベンの「運命」を聞き流すことなど、ちょっとできそうもないです。

 

それはどうしてなのでしょうか?。わたしなりに考えますと、バロック時代、古典派時代、そしてロマン派と続いてきたクラシック音楽は、「形式」があったからです。型式に則って作曲された名作たちは、テーマを必ず伴い、そしてそれを変化、発展していくものです。

 

初めのテーマが少し曲が進むと、曲の型式に則って、再び出てきた時の「あっ、出てきた!」、という瞬間を逃したくはないのです。ただ聞いているのでもないのです。お分かりいただけたでしょうか。

ジャズの楽しみ

 

一方ジャズの楽しみも考えてみましょう。コード(和音)を使用するジャズはまず、テーマを演奏いたします。その曲は古い歌や民謡なども含まれます。そのテーマが一度終わりますと、各楽器がテーマのコードに沿ってアドリブを繰り出します。もう元の曲がどんなメロディーであったかわからなくなるような場合も多いです。これは単なる繰り返しではありませんから。

 

そのアドリブは好きなだけ演奏して良いのです。2回でも3回でもOKです。そしてやっとテーマに戻ってきます。そしてそこで「拍手!」、やっと戻ってきたね。 という流れです。ぜひこのような流れになっていますから、次回から少し気にして聞いてみると面白いと思います。

まとめ

 

昔から音楽の形式はある意味、ほとんど変化していないのかもしれません。人間が心地よく感じる形式がそこには自然と生まれてきます。ピアノ演奏や歌などを通して、曲の成り立ちを自然に感じられるようになっていますから、なおさらですね。

 

聞き流しの曲でも何回も聞いていると、覚えてしまうことがあります。反復による効果ですね。自分は作業などをしていても脳はしっかりと聞いているのでしょうね。

 

ではまた。