皆さんこんにちは、お元気ですか。
いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。
まずは九州地方の線状降水帯による被害に遭われた方々に、お見舞い申し上げます。
私の住んでいる埼玉県は海はなく、山も秩父の方にだけあります。関東の真ん中くらいに位置していますでしょうか。そして皆口々に「風光明媚なところではない」と言います。さらに特徴がはっきりしていないために以前「なんとなく埼玉」という題名のパッとしない曲が、少しヒットしました。
自分の住んでいるところをよく言えないなんて、情けないですが、一つだけ言えます。「災害が少ない地域です。」 海がないですから津波は来ませんし、大きな河川もこの近くにはありません。
ですから皆さん、のんびり暮らせるのでしょうね。
芸術に終わりはない
芸術は音楽だけではなく、絵画や彫刻、文学や演劇、バレエやオペラなどもそうです。
いわゆるアーテイストは日々鍛錬を続けて、そしてそれには終わりがなく、その方の人生全てをかけても、まだまだ時間が足らないものです。
私たちは「音楽学習者」に過ぎないかもしれませんが、昔の天才が残した名作を弾いたりします。その天才たちも、もっともっと作品を残したかった、と思っていたに違いありません。
絵画を描き続ける方達は「ここまでで終わりということはない、なので命がある限り描き続けたい。」とおっしゃいます。ですから私たちも、これからもずっと弾き続けることになりそうです。
そう思うと人生の後半生の方が、何事もじっくり取り組める、時間と心の余裕がありと思います。女性も男性も、仕事や子育て、家事などに追われて1日が終わってしまった頃がありました。でもそれからはずいぶん解放されたのですから、これからが本当にやりたいことに時間がかけられる、一番充実した人生にできます。
シニアこそ輝くべき
晩年のリストの写真
60代からはかつては「ご隠居」などと言われましたが、今では第2の青春とでも言いましょうか、男女ともに「やっと好きなことができる」年齢に入りました。誰にも遠慮することはありません。今まで十分に仕事や子育てに頑張ってきたのですから。
しかし日本人は押し並べて「謙虚」ですから、「私なんかにピアノが弾けるようになるでしょうか」などと言って入会されますが、数ヶ月もすると「練習することが楽しい」とイキイキしてまいります。まだまだ他のことでも、やる気さえあればできるのだという自信もついてきたかもしれませんね。
その様子を見るのが私は好きで、大人の方のレッスンが得意になりました。もちろんお子さんのレッスンも楽しいですよ。
邪気のないお子さんとのやりとりは「楽しいやら、おかしいやら」で年齢差があっても音楽を通して同化してしまうような感覚が不思議です。
まとめ
本来「趣味」とは時間がなくても好きなことですから、やってしまうわけですが、「じっくり腰を据えて」できるのはやはり大人になってからだと思います。
やがてそのピアノ学習から、様々な世界が広がっていき、思いもよらないことが人生上に起こることもあります。やっぱり「芸術は長い」のですね。
ではまた。