シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 音の強弱についてです。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

今日は月曜日、もう次の月曜から小学校や中学校が2学期に入るそうです。

過ぎてみると意外と短い夏休みでした。皆さんはいかがでしたか。

 

さあ本日も音楽理論を優しく解説していきましょう。今日のテーマは強弱についてです。

 

音の強弱

 

音楽は音の高低と長短で組み合わさってできています。ですから音の強弱は「表現」の一部ということになります。

 

現在のピアノは強弱が出せますが、300年くらい前にグランドピアノは、強弱が出せなかったチェンバロの問題を解決したとして多くの注目を集めたのです。

 

そうなってくると演奏家や作曲家たちは、こぞってピアノ演奏や、新しいピアノ曲をたくさん書くようになりました。音楽の表現の幅が広がったのです。

 

小さな音から大きな音まで出せることから、「ピアノ フォルテ」としてグランドピアノは呼ばれました。次第に名前が省略されて「ピアノ」になったそうです。

 

音量は小さいものから

 

pp(ピアニッシモ)  p (ピアノ) mpメゾピアノ)

mf (メゾフォルテ)f (フォルテ) ff (フォルティシモ)

 

となっています。 よくオーケストラの譜面などにはfが沢山書いてある場合もあります。

 

だんだん大きくとだんだん小さく

 

音の幅が出るようになると自然と「だんだん大きく」「だんだん小さく」という表現が可能になります。しばしば曲の終わりにだんだん小さくしていくことがあります。

 

だんだん大きくするのはcrescendo(クレッシェンド) 省略してcresc.

図形にすると、以下のようになります。

 

 

反対にだんだん小さくするのはdiminuendo(ディミヌエンド)、またはdecrecendo(でクレシェンド)と言います。

図形は大変にわかりやすいですが、何小節にもわたってだんだん大きくしたり、だんだん小さくする場合には言葉のほうが良いですね。

 

まとめ

最近普及している電子ピアノは、かなり性能も良く強弱も出やすくなっています。曲の雰囲気に応じて強く弾いたり、弱く弾いたりすることは「音楽の表現」の重要な要素の一つです。

 

強弱をつけて弾くことで、気分が曲に乗りやすく時に感情が音楽に入り込み、なんとも言えない至福の時があります。

 

ぜひ皆さんも強弱をつけて弾いてみてください。

 

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ではまた。