シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 コードの転回形について。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、有難うございます。

 

朝晩の涼しさは快適ですが、日中はまだまだ暑いですね。

このように段々と秋になってなっていきます。あの眩しい夏はもう終わりです。そう思うと少し寂しいですが、毎年の暑すぎる夏は問題があると思います。

 

それは学校の体育の授業のことですが、「アラート」が出ますと、屋外での体育の授業はなくなるそうです。もちろん危険な暑さですから、するべきではないでしょうが、プールも禁止というのはお子さんにとってはつまらないですよね。

 

代わりの授業を体育館でおこなったりするのでしょうが、体育館もかなり暑いはずです。お子さんの成長や体力維持が健全に進むのか心配です。だって今は公園の遊具で遊ぶことも止められていると、聞きましたから。

 

さて前回のコードのお話はご理解いただけたでしょうか。このコード奏法は、まず自分が弾いてみないと理解が進みません。かといってひたすらコードだけを弾いていても、楽しくないですし手が馴染みませんので、ぜひ実際に曲を弾いてみると理解が深まります。

 

コードの転回形

 

今流行りの歌などによく出てくる分数コード。C/G など、ご覧になったことあるでしょうか。これはG分のCといい、Cコードをドミソではなく、ソドミで弾く、という指示です。

そしてこれこそが、転回形になります。コードは構成音が同じであるならば、ドミソの順番はミから始まってもソから始まっても良いのです。ここもコード奏法の良い点でしょう。

 

転回形の種類は

 

トライアドでは第2転回形までです。
第1転回形を分数コードにすると、C/Eになります。
分数コードになっていなくても転回形は使用できます。
もう一つ「オンコード」があります。
第1転回形をC on E」と表現します。第2転回形は、C on G
ただし、分数でE/Cと表記するのは、上下ともコードの「アッパー ストラクチャートライアド」がポリコードの場合ですのでオンコードと区別して下さい。

転回形の必要性

 

転回形を是非覚えて使っていただきたい理由は、楽に移動できるからでもあります。1曲にいくつものコードが使用されますが、その都度基本形を弾いていますと移動する距離が長く、ミスもしやすいです。なにより弾いている本人のためであり、聞いている方としても凸凹感がなくてスムースに聞こえます。

 

もちろんバキバキ感を出すべき曲の場合は基本形をガシガシ使うのも良いです。例えばすごく勇ましい曲とか、おどろおどろしい曲とか、あまりないかもですが、たまにありますから。

 

まとめ

 

トライアドにおける転回形でしたが、これが4和音になりますと転回形も増えていきますので、この3和音の転回形をしっかり実際に弾いてみて下さい。

 

馴染みのない英語が出てきますが、少しずつ慣れて下さい。大切なことは実際に弾いてみることです。弾けるようになると、難しいことは忘れますから。

 

ではまた。