シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 短調(マイナースケール)について。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

 

先日のテレビの中で「秋の紅葉が北の方からいよいよ始まる」というニュースを見て、やっぱり季節は移っていくのだという事を感じて何かホッといたしました。

 

 

さて本日は短調(マイナースケール)についてです。このマイナースケールはなぜか少し厄介な点もありますが、一応知っておいた方が良い事なのでお話ししていきます。

 

短調(マイナースケール)とは

 

マイナースケールは3種類あります。これが少し混乱を招くのですが、なぜ3種類あるのかについてはわたし自身詳しい説明を聞いたことはありません。

 

ではまずその3種類とは

ナチュラルマイナースケール     自然的短音階

ハーモニックマイナースケール    和声的短音階

メロディックマイナースケール    旋律的短音階

の3種類です。

日本語の方がイメージしやすいでしょうか。 自然なままの短音階は調号通りに始まって終わります。和声的短音階は、和音の響きを考慮すると理想的なスケールとなります。そして旋律的短音階は文字通り歌にするときによく使用される音階、ということになります。

 

上の音階はラから始まる自然的短音階です。調号はつきませんから白鍵だけのスケールになります。

「赤い靴」のような歌に使用されています。

 

次に和声的短音階です。

 

 

イ短調の音階

 

和声的短音階は第七番目が半音あがります。

そして旋律的短音階では、第六番目と第七番目の音が#となり、メロディー感がありますね。

 

ハ長調とイ短調

 

ハ長調(Cメジャースケール)とイ短調(Am)には調号がありません。わかりやすいのでよく出てきますが、これだけではありません。

 

以下に各調が持つ雰囲気をまとめたものを載せておきます。参考になりましたら良いです。

 

 

【 長調の雰囲気の一覧 】

●ハ長調
「無垢に喜ばしい」(Innocently happy)

●ニ長調
「意気揚々とした、勝利の、喊声」(Triumphant, Victorious, War-Cries)

●ホ長調
「けんかっ早い、荒々しい、不十分な満足」(Quarrelsome, Boisterous, Imcomplete Pleasure)

●へ長調
「怒り狂った、気性の荒い、一時的な悲嘆」(Furious, Quick-Tempered, Passing Regret)

●ト長調
「厳粛な、崇高な、幻想」(Serious, Magnificent, Fantasy)

●イ長調
「うれしい、牧歌的な、愛の告白」(Joyful, Pastoral, Declaration of Love)

●ロ長調
「どぎつい、強烈な、荒っぽい、猛烈」(Harsh, Strong, Wild, Rage)

●嬰ハ長調
「悲しみ、憂鬱な」(Grief, Depressive)

●嬰へ長調
「困難の打破、安堵のため息」(Conquering Difficulties, Sighs of Relief)

●変ハ長調 ※ロ長調と異名同音
「どぎつい、強烈な、荒っぽい、猛烈」(Harsh, Strong, Wild, Rage)

●変ニ長調 ※嬰ハ長調と異名同音
「悲しみ、憂鬱な」(Grief, Depressive)

●変ホ長調
「厳しい、きつい、それでいて愛に満ちた」(Cruel, Hard, Yet Full of Devotion)

●変ト長調 ※嬰へ長調と異名同音
「困難の打破、安堵のため息」(Conquering Difficulties, Sighs of Relief)

●変イ長調
「死、永遠、裁き」(Death, Eternity, Judgement)

●変ロ長調
「喜ばしい、風変わりな、陽気な」(Joyful, Quaint, Cheerful)

【 短調の雰囲気の一覧 】

●ハ短調
「純粋に悲しげな、恋わずらいの」(Innocently Sad, Love-Sick)

●ニ短調
「厳粛な、敬虔な、思索的な」(Serious, Pious, Ruminating)

●ホ短調
「弱々しい、なまめかしい、落ち着きのない」(Effeminate, Amorous, Restless)

●ヘ短調
「ぼんやりした、物悲しい、しめやかな」(Obscure, Plaintive, Funereal)

●ト短調
「不満、不安」(Discontent, Uneasiness)

●イ短調
「柔らかな、物悲しい、敬虔な」(Tender, Plaintive, Pious)

●ロ短調
「孤独な、憂鬱な、忍耐」(Solitary, Melancholic, Patience)

●嬰ハ短調
「落胆、泣き叫んだ、悲涙の」(Despair, Wailing, Weeping)

●嬰二短調
「深い苦悩、実存的な不安」(Deep Distress, Existential Angst)

●嬰へ短調
「陰気な、激しい憤り」(Gloomy, Passionate Resentment)

●嬰ト短調
「不服な、嘆きの、泣き叫んだ」(Grumbling, Moaning, Wailing)

●嬰イ短調
「恐ろしい、暗闇、嘲るような」(Terrible, the Night, Mocking)

●変ホ短調 ※嬰二短調と異名同音
「深い苦悩、実存的な不安」(Deep Distress, Existential Angst)

 

まとめ

 

一般的に長調は明るい雰囲気、短調は寂しい感じ、などと表現されますが、上のようにさまざまな雰囲気を各調は持っているようです。ただしこれはある一つの感じ方を表したものです。

 

皆さんがオリジナルの曲や歌を書くときの参考になるかもしれません。

 

ではまた。