皆さんこんにちは、お元気ですか。
いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。
朝晩寒くなりましたね。昨夜は暑い布団をかけて眠りについたわたしです。少し涼し過ぎて寝つけませんでしたので、皆さんも風邪をひかないようにお気をつけ下さい。
でも正直この涼しさに少し慣れていません。あまりにも夏が長かったものですから。衣替えも急に必要になりましたよね。早く長袖をださないと風邪をひきそうです。
さてこの数回の「音楽理論」はいかがですか?頭に残らなくても大丈夫です。何回も見直す必要が出てきたときに、見返せば良いです。理屈は後でついてくると思います。
本日は「コードの役割」についてお話しいたします。
コードの役割
コードに役割などあるのか、と思いますが実はあります。それがあるために歌や曲が成立するのですから。マイナーキーでもメジャーキーでもコードの役割はあります。
トニック(T) 安定感があり「静的」な性質を持っている。
マイナーキーでは第3音は短3度になります。
ドミソ(メジャーキーの時の音) ド ミb ソ(マイナーキーの時の音)
ドミナント(D) 動きを感じるコード。V7などがこれに相当する。そしてトニックに行きたがる性質。
サブドミナント(SD) トニックとドミナントの中間的な役割をする。 Ⅳmなどのコードが相当する。
メジャーでもマイナーでもコードの種類は3種類あります。どれかに分類されますから、性質を実際弾いてみて聴き分けてみると理解が深まると思います。
この3種類で歌や曲ができています。童謡などは3つ位のコードでできている歌が多いですね。お子さんにもわかりやすく耳に覚えやすいようになっているわけです。
そしてピアノ初心者の方にとっては弾きやすいので、しばしばテキストの初めの方には童謡などが出てきますね。
曲の初めから終わりまで
このコードの機能は歌や曲を構成すると言いました。ではどのようにこれらのコードが使用されるのでしょうか。歌や音楽はただ雰囲気でなんとなくできているわけではないのです。コードの機能を考えて作成されています。
皆さんがピアノを弾いていたり、歌を歌っていて、サビと思われる箇所で「弾きずらさ」や「うまく歌えない」ということを感じたことはないでしょうか。それこそが、その曲の山場であり歌などの中心となる部分なことが多いです。
曲の初めはトニックで始まることが多いです。違うものもありますが。そして曲の終わりもトニックで終わることが多いです。これはまずはⅠの和音で始まり、おしまいもⅠで終わる、安定感のある曲です。
まとめ
主要3和音というのはズバリ、和音の機能を表している3つのコードになります。この3つのコードでできている曲をたくさん弾くことは、音楽の構成を知りコードの響きの違いを知る良いテキストになります。
ですからこの3つのコード「T D SD」 ハ長調の時にはコードが C G F となります。このコードをよーく何度も弾いてください。その後からさまざまなキーの曲やいろいろなコードにチャレンジすると良いと思います。
ではまた。
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