大人の初心者の為のコード弾きピアノ教室。音程を知ることはコードの理解を深めます。6度の音程について。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

本日は「彼岸の入り」で、20日は「春分の日」がやってまいります。

いよいよ春本番になってきました。私も朝起床時の気分が違います。もっと早く起きられそうに感じます。

 

20日の春分の日からは、1日が長く感じられるでしょうから、かなり気持ちがアップしそうです。

何かを始めようかな、と思うのもこの気候のせいでしょうし、卒業や進学をする学生さんたちを見ていると、新しいスタートを感じて私も初々しい気持ちになります。

 

6度音程

 

さあ本日は6度音程についてお話しいたします。

今まで2度、3度、4度、5度と解説してきました。ここまでで大切なのは3度と5度ではないかと私は思います。まず3度はコードにおいてはマイナーコードかメジャーコードかを決める大事なところですから。そして5度は4度と並んで「完全コース」の度数であります。

 

3度やこれからお話しする6度は、長短コースなのです。長3度か、あるいは短3度かによってコードの雰囲気がまるで違いますから、重要です。

 

6度音程はドかラまでになります。

 

 

 

レからでしたらシ、ミ〜ドになります。この6度を一度に弾きますと、良いハーモニーとなりますので、しばしばピアノ曲に出てきます。反対に5度や4度は単独で弾きますと、少し硬い響きになりますから、よく違いを聞いてみましょう。

 

この6度も「長短コース」です。ド〜ラ、ミ〜ドを反対にしますと、ラ〜ド、ド〜ミ、となりますから、3度になります。3度も良いハーモニーですね。

 

ドからラは「長6度」です。ですからドからラbは「短6度」になります。

 

そしてミの音から始めますと、黒鍵がひとつ少ないですから「短6度」になります。シからソも同じように「短6度」の音程になります。

 

7度音程

 

さてでは7度音程にまいりましょう。 よく使うオクターブが8度ですから、その一つ手前が7度です。ドからシまでの音程です。セブンスコードと言われるコードがありますが、これが所以です。

 

この7度も「長短コース」です。ドからシは「長7度」で、ドからシbは「短7ど」です。これにより「ドミソシ」の4和音のコードネームは「Cメジャーセブンス」となります。そして「ド・ミ・ソ・bシ」でしたら「Cセブンス」と区別されます。

まとめ

 

理論は苦手な方もいらっしゃるとは思いますが、これからコードの成り立ちを説明してゆくときに、どうしてもこの音程が必要になります。わからなくなったら調べてみてください。今はスマホでも簡単に調べられて、丁寧に教えてくれますよ。

 

では春の1日を楽しくお過ごしください。

 

ではまた。

 

 

 

最近好評だった動画です。ご参考までにどうぞ。