シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 Cコードに変わるコードがある。 代理コードというものについて。

 

皆さんこんにちはお元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

 

いよいよ咋日からゴールデンウィーク第2弾が始まりましたね。 皆さん連休のお話で盛り上がっていますか。 お子さんたちも長い休日や家族との時間が増えるので、なんだか嬉しそうです。

 

さて今日のテーマは「代理コード」についてです。

 

目  次

 

  1. 代理コードとは
  2. トニックの代理コード
  3. ドミナントの代理コード
  4. サブドミナントの代理コード
  5. まとめ

 

代理コードとは何か

 

スケール上にできるダイアトニックコードの中で重要な「主要3和音」だけでも曲は作れます。ですがそれだけではありません。いろいろなコードが使用されます。その中には「代理コード」を使用することも珍しくはありません。

 

なぜ代理コードを使用するかというと、同じメロディーを繰り返すときに同じコードを使用するのは、少し音楽的ではないと思われるからです。

 

そして特に4和音の時になぜ使用できるのかがよく理解できます。それは構成音が同じであるからです。

 

 

トニックの代理コード

 

 

 

 

 

 

まずキーがCの時のダイアトニックコードが並んでいます。

一番初めのCM7の構成音は「ドミソシ」です。そしてその代理コードとなるのはEm7、Am7です。

 

そして、Em7の構成音は「ミソシレ」です。「ミソシ」は同じで、も一つのレの音は実はCコードの9th(九番目のテンションノート)であるのです。

ですから同じ構成音とみなします。同様にAmもCの代理コードになりますが、

構成音は「ラドミソ」ですが、ドミソを含んでいますね。さらにラの音はCコードの9thにあたります。

 

 

 

ドミナントの代理コード

 

ではドミナントの代理コードはどうでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

キーCではG7がドミナントです。そしてその代理コードとなるのは、Bm7-5 (ビーマイナー セブン フラット5)

になります。

このコードはあまり馴染みのないコードですが、G7の代理として使用できるのです。

 

 

サブドミナントの代理コード

 

 

 

 

 

 

サブドミナント(F)の代理コードとして使用できるのは、Dm7 です。これも構成音が似ているためです。

代理コードで大切なことはコードの機能が失われないことがあります。 このDmコードは、サブドミナントのコードとしてよく使用されるコードです。

 

 

まとめ

 

代理コードはあくまでも代理ですから、使用しすぎると訳がわからなくなります。そしてこの代理コードの使用は曲に変化をつける時にも使用されて、アレンジなどに活用されます。

 

童謡なども代理コードで伴奏することもできますが、あまり雰囲気が変わってしまうとなんの曲だかわからなくなりますが、自分自身で好き勝手にやる分には大変に面白いです。

 

ではまた。