皆さんこんにちは、お元気ですか。
いつもこのブログをご覧くださいありがとうございます。
最近は、お盆の季節を過ぎたせいか、毎晩そして毎朝が以前より過ごしやすくなりました。
ふーっ、やっと暑さから少し解放された気分で、これからはどんどん涼しくなってほしい私です。
ですが、まだまだ日中は暑いですから皆さん熱中症にならないように水分補給を忘れずにね! (なった人がよく言うよ。)
さて本日は「ドミナント セブンス コード」について解説します。
コードはアメリカ発祥ですので、どうしてもカタカナが多くなります。ひと昔前には日本語に訳して学校で教えていましたが、やはり無理があると私も感じています。
目次
ドミナント セブンス コード とは何か
セブンス コード とどう違うのか
まとめ
ドミナント セブンス コード とは
これを日本語では「属7」(ぞくしち)と言います。 私もそう習いました。 この場合の「属」は主音より5度上を意味しています。
ですからハ長調でしたら、主音のドから5度上の「ソ」になります。その音の上にできるセブンスコードが『属7』です。
かえってわかりずらいでしょうか。要するに「Ⅴ7」ドミナント セブンス です。「ソシレファ」のコードです。
今までもセブンスコードは何回かご説明致しましたが、なぜこのⅤ7が意味があるかというと、曲の中に必ず出てくる主要3和音のうちの一つのⅤの和音「ソシレ」であり、ⅤからⅤ7になりやすい和音でもあります。
動画内でも説明していますが、Ⅴ7は使用頻度が多い方です。特に曲の終わりの方には使用することが多いです。
そして他のセブンスコードはⅤ7ほど使用されません。
セブンス コードとの違い
3和音に7番目の音を重ねれば「セブンス コード」になります。 ですが、常に重ねていいわけではありません。 ととえばC を C7に変えたりすると曲の雰囲気が違ってしまいますので、注意が必要です。
ジャズではコードに、9th や11th 13th などの「テンション ノート」と呼ばれる音を加えることがよくあります。 またこれらの9th以上のテンションを含むコードを「ジャズコード」と言ったりもします。 これらがジャズの定義を満たすからです。
ですが基本は3和音ですので、これが正確に理解していることが大切です。
まとめ
クラシック音楽では「属7」の大切さを習います。 曲の最後に長々とⅤの和音を何度も鳴らして長い曲の最後を終わる、のが交響曲の終わりかたの一つのパターンです。
曲の終止感を感じるのが、「Ⅴ7 からの Ⅰ」。 ハ長調でいうと G7 から C という流れです。 これをドミナント モーションとも言います。
兎に角、英語と日本語が混ざって混乱しやすいですね。 例えばこの「ハ長調」という表現も浸透はしていますが、まず「ハニホヘト」の説明から始めないとなりません。
最近の楽譜には、日本語と英語と両方記入しているものが多くなってきています。 覚えておいて損はありませんから、ぜひ覚えてみてください。
ではまた。