シニアの初心者のためのコード弾きピアノ。 ピアノ教室の先生は「指導者」であって演奏家ではありません。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

 

秋もだんだんと深まってきました。芸術の秋、そして食欲の秋ですね。

暑い夏を超えてピアノの音色も澄んできましたが、暑さから寒さは向かうこの時期は

結構音が狂いやすいです。

 

さてタイトルにある通り、私たち「ピアノ教室の先生」たちは「ピアノの指導者」

として仕事をしています。 演奏家としても活躍している先生もいらっしゃいますね。

当然そのような先生は演奏をして「謝礼」をいただいていることでしょう。

 

少し前から(数年)「ピアノ教室の先生の演奏」に対してJASRACが、レッスンの時に

先生が弾いた曲に対して、著作権料を支払うべきという内容の裁判を行ってきました。

 

相手は大手の音楽教室さんです。ご存知の方も多いかもしれません。

1審、東京地裁では音楽教室さんが敗訴しました。

2審は、逆でした。 そしてついに24日(月曜日)に最高裁の判断が下されます。

 

音楽教室の未来

 

ことの発端は、大手音楽教室では電子オルガンのレッスンもしており、

その曲のほとんどがノンクラシックで、JASRACが管理している曲がほとんどかと思います。

JASRACは調査員を大手音楽教室に派遣して、そのレッスン内容の報告を次のように述べています。

 

そのレッスンの中で先生の弾いた曲は、まるでコンサートホールで開かれるリサイタルのように

素晴らしかった。多くの聴衆に聴かせるに十分に値する演奏で感動しました。

 

そして第1審の東京地裁では大手音楽教室さんは敗訴してしまいました。

その時はなんでもっと頑張れなかったの!、と私は思いました。

第一上記の報告には私たち「ピアノ教師」から考えて、大変な違和感があります。

 

なぜピアノの先生が全曲弾いたのか。 このようなことは短いレッスンの中では

ほとんどありません。 私たちは指導者であってピアニストではありませんから、

弾くことが仕事ではありません。(レッスン中は)。 それを全曲弾かせたのでしょうか?

 

もしその先生がプロのピアニストとしても演奏活動をしているなら、

その分の謝礼を払うべきです。払ったのでしょうか? この点が今全国のピアノの先生の中で

疑問視されている点でもあります。

 

全国のピアノ教室

 

実際に日々の短いレッスンの中で、1曲を通して弾いていたら時間が足りませんし、

部分的に練習というものは何度も繰り返してゆくものですから、報告書には大変首を傾げたくなります。

 

24日の結果によっては、まず大手音楽教室さん全国から著作権料をを徴収し始め、

私のような小さな地方のピアノ教室にもやがて徴収義務が発生してゆくことでしょう。

 

JASRACは作曲家を保護するのが仕事の大切な部分ですから、CDが売れなくなってきた今、

大変な時期ではあると思いますが、ピアノ教室で練習しているだけなのに

著作権料を徴収されるのは、随分世知辛いことです。

 

クラシック音楽は著作権は無料ですから、遠慮なく弾けますが。 この話を聞いて

皆さんはどのようにお感じなったでしょうか。

 

まとめ

 

音楽ビジネスは多岐にわたっていますね。それほど音楽はさまざまなものとコラボしたり、

すっと溶け込んでゆくものです。

 

音楽の素晴らしさは普遍ですが、この件は現代ならではの大きな問題でもあります。

子供さんたちの演奏にまで著作権料を徴収するのは、あまりにも矛盾しています。

ですが中には天才的なお子さんの演奏や、プロのピアニストの先生のレッスンも存在しますが、

それは滅多にあることではありません。

 

私たち「ピアノ指導者」にとって24日の日は、大変に意味深いものになりそうです。

 

ではまた。