皆さんこんにちは、お元気ですか?
天気の安定しない夏ですね。 天気が安定しないと、少し心も不安定になりがちです。
今日の曲はとってもハッピーな曲です。
ス・ワンダフル
1927年のブロードウェイ・ミュージカル「ファニー・フェイス」からのナンバーです。
ガーシュウィン兄弟による楽曲です。翌年28年に歌唱版が全米5位になりました。
ジョージ・ガーシュウィンはこの頃、兄のアイラが歌詞を書いて、たくさんのミュージカルを
世に送り出していました。歌をたくさん書いたのですね。
こちらは、オードリー・へップバーンとフレッド・アステアの映画です。
オードリーの少しなまりがあって、鼻にかかるような歌声も素敵なシーンですね。
題名の「’S Wonderful」の ’S の部分は 「It’s」の省略です。
ですから、It’s Wonderful と言っているわけです。
歌詞と和訳
‘S wonderful!
‘S marvelous!
You should care for me!
‘S awful nice!
‘S paradise!
‘S what I love to see!
You’ve made my life so glamorous
You can’t blame me for feeling amorous
Oh! ‘S wonderful!
‘S marvelous!
That you should care for me!
My dear, it’s four-leaf clover time
From now on my heart’s working overtime
Oh! ‘S wonderful!
‘S marvelous!
That you should care for me!
【日本語訳】(訳:ニキ)
素晴らしいわ
素敵だわ
私から目を離しちゃダメよ
すごく良いわ
天国だわ
見ているだけでも好きになっちゃうわ
あなたが私の人生を輝かせてくれたのよ
私が浮かれているって責めることはできないわ
素晴らしいわ
素敵だわ
あなたが私を愛してくれるなんて!
(私から目を離しちゃダメよ)
幸せいっぱいの時間なのに
このまま胸の高鳴りが止まらない
素晴らしいわ
素敵だわ
あなたが私を愛してくれるなんて!
(私から目を離しちゃダメよ)
‘S wonderful!
‘S marvelous!
You should care for me!
‘S awful nice!
‘S paradise!
‘S what I love to see!
You’ve made my life so glamorous
You can’t blame me for feeling amorous
Oh! ‘S wonderful!
‘S marvelous!
That you should care for me!
My dear, it’s four-leaf clover time
From now on my heart’s working overtime
Oh! ‘S wonderful!
‘S marvelous!
That you should care for me!
【日本語訳】(訳:ニキ)
素晴らしいわ
素敵だわ
私から目を離しちゃダメよ
すごく良いわ
天国だわ
見ているだけでも好きになっちゃうわ
あなたが私の人生を輝かせてくれたのよ
私が浮かれているって責めることはできないわ
素晴らしいわ
素敵だわ
あなたが私を愛してくれるなんて!
(私から目を離しちゃダメよ)
幸せいっぱいの時間なのに
このまま胸の高鳴りが止まらない
素晴らしいわ
素敵だわ
あなたが私を愛してくれるなんて!
(私から目を離しちゃダメよ)
こちらはジャジーなアレンジで、大御所トニーベネット とジャズピアニストとしても有名な
ダイアナ・クレイルとのデュエットです。
トニーベネット は私も大好きな歌手ですが、若い女性歌手との共演も多く、やはり実力者は
幾つになっても引っ張りだこ、って感じです。
確かに歌が上手い男性はモテると思います。
コード
コード進行 |
(キー: Eb – Major) |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
聞いてみると、短い曲ですが、ジャズの定番でよくセッションに登場します。
みんなでアドリブを回すのは、時に楽しく、時に恐怖ですが、まあだいたいOKです。
やっぱり音楽は聴くのも楽しいですが、自分で演奏すると、うんと楽しいと思います。
今のようにどうしても家に篭りがち、そんな時鼻歌まじりに、こんな曲を弾きながら
テキトーに弾いていくのは、ちょっと快感です。
まとめ
ガーシュウィンが多くのミュージカルを、お兄さんと一緒に書いていた頃
アメリカ国内ではジャズが台頭してきていました。
彼はアメリカ生まれのアメリカ育ちで、時代の流れを感じつつ、ジャズのリズムと
コードを意識した、「ラプソデイー・イン・ブルー」を描きました。
その頃はまだよくオーケストレーションを勉強していなかったので、アメリカに来た
フランスの作曲家ラベルにオーケストレーションを習おうと、申し出ますが、ラベルは
断っています。「自分らしくありなさい」みたいな事を言われたそうです。
フランス人作曲家ラベルは「オーケストレーションの魔術師」のような人です。
ガーシュウィンの良さを潰したくなかったのだと思います。
自分の良さって、自分ではよくわからないのですよね。
あなたの良いところはどこですか?
ではまた。