チャイコフスキー/舟唄  バッハ/パルティータ 「ピアノ名曲集」より

皆さんこんにちは。お元気ですか?

後二週間後にはオリンピックが始まるのですね。

皆さん、盛り上がってますか?

 

熱海の土砂崩れなどのニュースがある中、選手たちは本番に向けて必死に

準備をしているわけです。その選手たちには心から応援を送りたいです。

コロナ感染拡大の中で行われる、歴史上稀に見るオリンピックになるわけですが、

国内でも色々なことが起きていますが、世界を見渡してみても、かなりの飢餓に苦しんでいる

地域があるということを先日新聞で見ました。

 

自分の置かれている環境から考えると、信じられない気持ちですが、今国内でも

コロナのために仕事を失った方が多くおられます。(私個人の周りにはおりませんが、)

昨日も、とあるスーパーの入り口に「フードバンク」コーナーがありました。

もうこのような状況に日本も来ているのか、と思い自分も何か差し出すべきと

考えました。皆さんはどのように感じられますか?

 

では本日のメニューは「舟唄」と「パルテイータ」です。

まずチャイコフスキー の「舟唄」からです。

 

舟歌(四季 作品37b  第6曲 6月)

 

 

夏が到来する6月を描いています。

寒い冬が終わり、いよいよ夏がくるという季節感が感じられますね。

ロシアの冬は酷寒で長いでしょうから、春から夏への季節は一年の中で一番の

楽しみでしょうね。でも少しもの悲しい旋律です。

 

前回のトロイカは11月のテーマでした。

今回の6月のテーマがこの「舟歌」なのです。

1875年から翌年にかけて作曲され1885年に曲集として出版されたそうです。

当時ロシアでは、「ユリウス暦」を使用していたため、それぞれの月の季節感は

現在と少しずれている、とのことです。

 

ピョートル・チャイコフスキー

 

 

彼は28歳の時に「ロメオとジュリエット」序曲を作曲しました。

この曲はアメリカのボストンで演奏されてから、各地で演奏されるようになり

チャイコフスキー は世界的に有名になりました。

35歳で「ピアノ協奏曲 第1番」を作曲し、36歳の頃ヨーロッパ旅行して

ヨーロッパ各地の音楽に大変影響を受けて帰国しました。そして以前から依頼を受けていた

ボリショイ劇場のバレー音楽として「白鳥の湖」をつくりました。

 

チャイコフスキーといえば「白鳥の湖」ですよね!

今回は「ピアノ名曲集」ということで、あまりオーケストラなどがありませんが、

また次には、「オーケストラ名曲集」とか「バレエ音楽名曲集」などと、テーマを

変えて、やってみようかと思っております。いかがでしょうか。?

 

そしてもう一つの作品は

 

パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV825 プレリュード

 

J.S.バッハの作品です。

 

 

これはチェンバロ演奏ですね。

バッハが活躍していた時代には今のような、ピアノがありませんでしたので

当時のような響きが感じられて良いですね。

 

この作品はイギリス組曲、フランス組曲とバッハのクラーヴィア組曲集の集大成にあたり

また、バッハの多くの作品の中で最初に出版された曲集です。

「平均律クラーヴィア曲集第2巻」や「ゴールドベルグ変奏曲」などと並んで

クラヴィーア組曲の最高峰と評価されている。

 

パルティータ とは

 

パルテイータとは17世紀から18世紀の器楽曲のジャンルの一つです。

17世紀の間は、この言葉は「変奏曲」の意味で用いられていた。

 

まとめ

 

この後、数曲を残して、このシリーズは締め括ります。

ですが引き続きこのブログを通じて、皆さまに様々な音楽をお届けしていく予定です。

一人の人間が一生の間に聴く音楽の数は、意外と少ないと思います。

ジャンルも偏りやすく、年代によっても、時代によっても違いますが、クラシック音楽は

どのような時代も潜り抜けて生きています。

 

私も若い時はロックやポップスを毎日聴いていました。数年前からジャズを聴き始め

ジャズピアノの練習もはじめ今日に至ります。ジャズをもっと聴きたいですし、またクラシックも

聴き続けていきたいと思っています。

様々な時代を潜り抜けてきたクラシックの存在は、やはり歴史そのもので人類の残した素晴らしい

財産だと思っています。ですからこれからも、守っていかないとなりません。

 

ではまた。