現役ピアノ教師が選んだ「ピアノ名曲集 100選」 より ショパン作曲(幻想即興曲)

 

みなさんこんにちは。お元気ですか?重いコートを脱ぎ、肩が軽くなって、足取りも軽く行きたいです。

本日はショパン。よく出てきますね。さすがピアノの詩人と言われる方ですね。

皆さんよくご存知の、幻想即興曲です。

 

即興曲とは形式にとらわれない曲という意味ですが、即興演奏というと

ジャズを思い起こします。それとは少し違います。

では、早速 どうぞ。

幻想即興曲 嬰ハ短調

幻想即興曲 作品66

この嬰ハ短調というのは、嬰がシャープの意味ですから、ドのシャープから始まる

短調の曲という意味です。

 

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これは弾けると気分の良い曲です。個人的には最後の方が意外と弾きづらいですね。

 

この曲はショパンの4曲の即興曲の最初に作曲されたもので、彼の死後1855年

友人のユリアン・フォンタナの手により『幻想即興曲』(ファンタジー・アンプロンプチュ)

として出版された。

 

フォンタナ氏とは

 

 

ショパンの生前には出版されなかった。彼は「自分の死後、この楽譜を燃やして処分して欲しい」

と友人フォンタナに頼んでいたが、フォンタナは遺言に背いて公表したとも言われる。

一説には「モシュレスの即興曲作品89」やベートーベンの「月光」の第3楽章のカデンツァ

との類似性などが考えられているが、定かではない。

 

友人の遺言に背いたのはよくないことであったが、今私たちがこの曲を見聞きして

弾ける喜びを感じられるのは、フォンタナのおかげです。

 

ではもう一人、フジ子・ヘミングさんのショパンをどうぞ。

 

 

やはり低音が深いですね。何か涙出ますね。

特に中間部分の演奏には、彼女の人生を振り返るような切なさや、優しさが

溢れています。

 

まとめ

 

この曲は、やはりピアノ学習者にとっては、はずせない曲ですね。

必ず弾きたい曲ですし、発表会などでもうけると思います。

 

 

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ではまた。