クラシック音楽が人に与えること 胎教から成人そして老年に対する効果について

皆さんこんにちは。

今日は人間にとって音楽はどのような効果があるのか?についてお話ししたいと思います。

 

胎教・赤ちゃんへの効果

 

音楽教室に通うと、まず基礎としてクラシック音楽を練習し始めます。

ですが、皆さんもいろいろなジャンルの音楽をお好きではないでしょうか?

「脳にはモーツアルトが良い」などとおしゃっている先生もおられます。

 

そして脳科学の発展によりクラシック音楽の様々な効果が実証されてきています。

胎教にはクラシック音楽が良い、と言われますが、どのような効果があるのでしょうか。

胎児や生まれたばかりの赤ちゃんに、音楽が良い影響を与えることが、アメリカの多くの論文で

証明されています。

 

特に聴覚によく、「胎児が妊娠後期中に聴いた曲を1年覚えている」

「胎児はリズムを感じられる」、のだそうです。

では、赤ちゃんはどの様な音楽を聴かせたら良いのか?

 

その研究は、生まれて間もない赤ちゃん(生後1〜3日)にある3種類の曲を聴かせました。

 

生まれたばかりの赤ちゃんには、さみしい曲よりも明るい曲を聴いた時に、

脳が反応しているのが、上の写真です。

 

ここでは、モーツアルトなどの、長調の調性音楽となっています。

おすすめとしては、皆さんがよくご存じな曲が良いですよね。例えば、

 

おすすめ曲

 

ホルン協奏曲 第一番より第一楽章

「アイネクライネナハトムジーク」第2楽章

ディヴェルティメント 第17番〜第3楽章

交響曲「ジュピター」より第3楽章

ピアノ協奏曲 第27番〜第2楽章

フルートとハープのための協奏曲より第2楽章

 

などが個人的ですがおすすめです。皆さんが好きな曲で、楽しいと感じられる明るい曲が良いですね。

 

赤ちゃん編

 

ピアノ協奏曲 第26番 「戴冠式」より第2楽章

ホルン協奏曲 第2番より第2楽章

ディヴェルティメント 第17番より第3楽章

ピアノソナタ 第12番より第2楽章

トルコ行進曲

キラキラ星変奏曲

 

などいかがでしょうか?

 

血圧・安眠

 

大人の方への健康効果についてです。

オックスフォード大学の研究では、クラシック音楽は血圧を下げるのに効果的でした。

この研究では参加者にラップ、ポップ、テクノ、クラシックなどの、様々な音楽を聴いてもらいました。

 

結果として、ラップ、ポップ、テクノでは血圧が上がってしまいましたが、クラシック音楽は参加者の

血圧を下げるのに有効でした。

 

安眠効果

研究によると睡眠障害がある人は寝る前に、45分間クラシック音楽を聴くと

睡眠の質を改善できるそうです。

安眠のための音楽は以下の様なものがあります。

 

1 クラリネット5重奏曲 イ長調 K.581 第2楽章

2 ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467 第2楽章

3 ヴァイオリン協奏曲 第2楽章 ニ長調 K.211 第2楽章

4 ディヴェルティメント ニ長調 K.136  第2楽章

5 ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216 第2楽章

6 ディヴェルティメント ヘ長調 K.247 第4楽章

7 ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301  第2楽章

 

まとめ

 

今日の内容は実生活で役立てることができることが多かった、と思います。

音楽を生活の中に取り込み、知らず知らずのうちに心身の健全が叶うなら

こんなに良い方法はないな、と思います。

 

まだまだ効果を発揮する音楽です。

次回も「聴く音楽」の効果についてお話ししたいと思います。

お楽しみに。

 

ではまた。