シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 華の高齢者たちの秘訣とは。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

もう来週になりますと、小学生などは夏休みに入りますね。

夏は暑いから長い休みがあるのでしょうが、かなりの小学校、中学校、高校ではエアコンがあり、教室は涼しいのですから、「夏休み」がもっと短くても良いのでは、と思います。

さらに、今ではとも働き家庭も多いのですから、学校で夏休みの宿題をやるとか、お昼ご飯はみんなで料理するとか、などもいいと思います。 でもそれが「学童保育」なのでしょうかね。

 

このブログをご覧になっている方が、70代の方なら、あなたは今「華の70代」ですよ。

 

華の70代

 

この世に生を受けて20年経つと「成人式」がありますが、それを18歳にしても良い、となりました。

この年齢に限らず、年齢の区切りは個人差が大きいのでなんとも言えませんが、70代は「華の時代」であります。なぜそうなのかと言いますと。

 

まず自分の時間が確保されやすい。そして意欲的に何かをしたいと考えている。さらにまだまだ健康である。(自分の足で歩けるなど) ですがこれが80代になりますと、体力の個人差が大きくなりますので、やはり70代は「華の世代」と言えると考えます。

 

ピアノの学習においても、指導者の経験としても、ピアノを始めるのならできるだけ70代のうちにスタートしてほしいと思います。

 

これにはやはり、徐々に衰えはあるけれども、まだ大丈夫な年齢だからです。何が大丈夫かというと、その方の「意欲」とでも言いましょうか。「やってみよう」という気持ちが持てることです。

 

その後年齢が進みますと、「やっぱりできるか心配」の方が大きくなりがちです。

人生の深み

 

私たちはただただ歳をとっていくわけではありません。長い人生を生きてきた中で培ってきた、知恵や工夫、経験や試練など、若い人たちにがまだ経験していないことを、もうすでに知っているのです。

 

人それぞれ生き方は違いますが、誰一人として、すっかり同じ人生を生きている人も絶対にいません。

ですからそこから醸し出される「想い」が演奏に反映されるのです。

 

若いピアニストの演奏もフレッシュで素晴らしいですが、60代過ぎのピアニストの「深みのある演奏」もまた引き込まれるような音楽になります。

 

あの有名なピアニスト、フジコ・ヘミングさんも「60代後半からピアニストとして世に出たのは良かった」と言っておられます。彼女は自分に厳しい人ですから、若い頃には気づかなかったことが今はわかると、90歳になった現在でも演奏会を続けています。

 

まとめ

 

私もなんとかやっていますよ。

 

フジ子さんは現在91歳ですが、演奏会は多い方が自分にとって良い、という考えからか、かなり頻繁に演奏会を開催しています。

 

あの名演奏の「カンパネッラ」も指のために良さそうだから、という理由から練習をするようになったのだそうです。どこまでも自分に厳しいのですね。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 7月7日、七夕の日ですね。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

本日は7月7日の「七夕の日」です。一年の後半に入り、ゾロ目でラッキー7の今日はスピ的にも良いそうですが、私にはわかりません。

 

そう思っていれば良いこともありそうですから、良いのだと思うことにしましょうか。(いい加減)!

考えますと、短冊に願い事を書きますが、願い事というか叶えたいことなどは、新年早々にも書きましたよね。さあ半年すぎて新年に書いた「一年の抱負」は半分くらい叶っているでしょうか。

私は書いたがどうか、忘れてしまいました。

 

人生の折り返し

 

一年の後半の始まりがいまなら、人生の後半戦の始まりは何歳位でしょうか。寿命が伸びていますし、後半戦の始まりは人によって違いますが、年代的には50代くらいから意識するような気がします。

 

人生100年時代の到来を考えても、なんとなく50代以降でしょうか。もう私はとっくに後半戦に突入していますが、生活パターンがずっと同じですと、いつから後半か本当にわからなくなります。

 

そしてなんと言っても還暦を迎えたならば、人として「心の変化」を感じるのではないでしょうか。この辺りはすでに後半に入っています。

 

そして「やり残したこと」や「ずっとやってみたかった事」にチャレンジするタイミングが来るのです。 実際シニアのピアノスタートは圧倒的に60代が多いです。

 

まだまだ体力がありますし、自分に自信もありますからね。男性の方は「退職」のタイミングが一つの大きなファクターになるでしょう。女性でしたら子供さんの自立や独立などですね。

 

70代のゴールデンエイジ

 

70代になりますと男女ともに、自由度がアップしてきます。「暇を感じる」方もいるかもしれません。そのまま暇を楽しむのもよし、「いまならできる」と何かを始めるのには時間的にもたっぷりあると思います。

 

健康に注意して過ごしていけば、かなり実りの多い年代になると思います。もっと思い切っていいのではないでしょうか。なんの遠慮もいりません、どんどんやったもん勝ちです。若い人を尻目に「70代はいいよ!」などと自慢できるような時を過ごしたいものです。

 

後悔のない人生は最高ですよね。完全でなくとも、その目標にチャレンジする姿を周りの人にも見せてほしいと思います。私がレッスンなどでお子さんにしろ、年配の方にしろ一生懸命にピアノに向かう姿は、「本当に美しい」です。

 

80代以降

 

この年代の方は大変に個人差が激しいように思います。とても健康な方から、少し心配な方などおられます。健康であるならば次の90代も100歳代も希望があります。

 

やっと自由な時間があるのですから、楽しいことに使いたいですよね。とにかく健康管理と健康維持がまず基本です。(私も、そうです!)。

 

まとめ

 

「芸術は長く人生は短し」。古代ギリシャの医師ヒポクラテスの格言です。当時の寿命は今ほど長くはなかったでしょうから、芸術のみならず、学問なども怠らずに励まないとならない、という戒めです。

 

おまけに体力が以前ほどではないので、焦りやガッガリ度がありますが、そこはご愛嬌。笑って誤魔化しましょう! 

 

完璧を目指さなくても許されるのが、この高齢者の特権です。

 

ではまたね。

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 脳は衰退していくだけなのか。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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現在九州の一部に線状降水帯が発生し、大量の雨がしばらくの間続くようです。その地域の皆さんは早めの避難などの準備をお願いいたします。そして皆さながご無事であるよう祈っております。

 

さあ本日のテーマは私たち人間は、中年以降脳内はただただ衰退していく一方なのか、というテーマです。

 

学習能力

 

この学習能力は45歳を過ぎると、急速に低下いたします。ただし、興味や関心があるものについては、高まるのだそうです。ですからこの場合の学習とは、あまり好きではない数学とか(私の場合)、訳のわからない物理や化学などを学習することではないでしょうか。

 

ですから音楽に置き換えると、好きなピアニストの曲を弾きたいとか、関心のあるミュージシャンの歌などを覚えるなど、一心不乱に能力を発揮するでしょう。

 

ピアニストフジ子ヘミングさんの「カンパネッラ」をどうしても弾きたいくて、何年も(確か6年か7年くらい)その曲だけを毎日少しづつ、楽譜も読めないのに練習して完全暗譜で弾いた「ノリの漁師のおじさん」のお話は有名ですね。

 

 

記憶力

 

記憶には「有意味記憶」と「無意味記憶」があります。この、意味のないことを覚える記憶である「無意味記憶」は年齢により低下します。ですが「有意味記憶」は低下しません。

 

また記憶は「最近の新しい記憶」と「古い記憶」に分けられ15歳頃までは忘れやすさは同程度ですが、35歳頃から「新規記憶」は忘れやすく、「長期記憶」との差が出てきます。

 

思ったより、かなり若いうちから、「昔のことの方がよく覚えている」となりがちなのですね。でしたら私たちが新しいことを覚えるのは、何かもうすでに知っていることと結びつけるようにして、覚えていくようにすれば良いでしょう。

 

まとめ

 

 

たまに「記憶の達人」などがテレビに出てきます。皆さんは覚えることが好きなのでしょうね。そして関心のあることならいくらでも覚えられるタイプなのでしょう。

 

よく小さなお子さんが、車の種類を全て覚えたり、電車が好きで全部覚えてしまったりして、親を驚かせることがあります。祖父、祖母からすると「うちの孫は天才かも」と喜びますが、それも好きなことは限りなく覚えられるような年齢なのですね。

 

年齢による変化は逆に工夫次第ということになります。工夫をすれば、なんでも大丈夫です。いままで培った能力を駆使して若い人にはできない、何かを私たちはすることができるのです。

頑張りましょうね。

 

ではまた。

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 左手と右手の関連性とはどんなものか。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

 

雨の1日になった関東地方ですが、皆さんの地域のお天気はいかがでしょうか。

この季節の不安定な天気が明けると、一気に夏になるのですが、私は夏が苦手なので毎年「早く夏が終わってほしい」とそればかり願います。

 

さて本日は右手と左手の関連性についてお話しします。

 

右手と左手

 

人には右利きと左利きの方がいます。大体は右利きですね。そしてピアノという楽器も右利き用にできていると思います。なぜなら左から右へと音が上がっていくからです。

 

ですから最初にピアノを始めるときに、左利きの方は少し苦労します。ですがコード奏法でしたら、その問題は関係ありません。左手はコードをおさえるだけですから。

 

クラシック音楽のピアノ曲は両手で作り上げるというイメージが強いです。ですがやはりほとんどの曲が右手メロディー、そして左手は伴奏という感じでしょうか。

 

いずれにしても右と左は違うことをいたします。そこがピアノの難しさでもあります。ですが他の楽器でも右と左は違うことをします。そしてこれが脳活にも良いとされているのです。

 

両手ジャンケン

 

皆さんはご自身で両手ジャンケンをしたことがありますか。右と左でジャンケンをするのですが、慣れるまで少し時間がかかります。慣れてきたら常に右手のほうが勝つ様にしたり、左が勝つようにして頭の回転を早くします。

 

この両手ジャンケンは脳トレとしても有名ですし、ピアノ演奏と同じように右と左が全く同じ動きをしないことが大切なのです。

 

ですのでピアノを演奏している方たちにとっては、両手ジャンケンはすぐにできるはずです。そのような動きをピアノ演奏を通して体験しているからです。

 

まとめ

 

 

いままでに経験のないことでも工夫次第で、乗り越えられますし、長い人生での「知恵」も備わっていますから、それほど「年だから」と言わなくても大丈夫です。

 

人は20歳をピークに身体や知的能力は減少していきます。これは自然なことで、避けられないことではありますが、いきなり何もできなくなるわけではありません。

 

そして創意工夫により必要な能力は得られますので、コツコツと積み重ねていただければと思います。

 

そういえば今日から7月ですね。早いもので一年の折り返しになりました。この半年はいかがだったでしょうか、そして何曲くらいマスターしたでしょうか。忘れないうちにノートに書きとめると良いです。

 

残り半年も楽しくピアノ学習が続けられると良いですね。

 

ではまた。