シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 より良い演奏のために知るべきこと。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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沖縄に再上陸した台風のために、ホテルに延泊された方がかなりいらしたようです。

帰りの航空券も長時間並んで、やっととれてヘトヘトな旅行になってしまいましたね。

 

自然相手では何も言えませんが、仕事先にも頭を下げるしかありませんね。

こういうのは本当に辛いと思います。

 

基礎知識

 

自己流は、自己満足なので、他人から総合的に指導を受けませんと、時間の無駄使いになります。

何を弾いても同じ曲調になりやすいからです。

 

その点から、ある程度の楽譜に関することは知っておきましょう。

中には楽譜なしで弾きたいと、おっしゃる方もいますが、それは限られた曲だけしか再現できません。

 

音楽には、どうしても楽譜が必要なのは、文学作品を読むのに文字を知らないと読めない、ということに少し似ています。先人たちは優れた音楽を永遠に残す手段として、楽譜を残しました。ですが楽譜が読めなければ、その曲も弾くことができません。

 

知っている曲だけを弾いていけるのには限界があります。またよく覚えていない部分を確認する時にもどうしても楽譜を調べる必要が出てきます。

 

音の高さと長さ

 

全ての音楽事典の初めには、音の高さと長さについて、ではじまっていると思います。

音楽は音の高低と長短の組み合わせで出来ているのです。

 

初めのうちは音の高さばかりが気になりますが、音の長さや、そしてリズムを知ることが大切です。

 

 

音の順番はもうご存じですね。 「C D E F G A B C」 と合わせて知っておくとコードの理解が進みます。メロディーが音の順番通りに出てくることは少ないので、音を一つおきで覚えるのも有効です。

 

見た目にも音符の黒い球がどんどん上にいく時には、音も高い方に行ってます。

次に長さです。

 

音符と休符の長さ比較

 

画像:音符と休符の長さ

 

上記の表の中で16分音符まで覚えていれば良いと思います。

長い音符には棒がつかない。白い音符も2拍で長め、4分音符は一つとして数える。

これだけは覚えましょう。知っておくと譜面の理解が進みます。

 

次に付点音符についてです。要するに点がついている音符のことです。ただついているのではありません。 付点休符はあまり出てきません。

画像:付点

音符や休符の右側につける点を付点といいます。付点は元の音符/休符の半分の長さにあたります。

付点のついた付点音符/付点休符は、元の音符の1.5倍の長さになります。

付点のついた音符・休符
付点休符はあまり出てきませんから、付点音符の長さを確認してください。

タイ

同じ高さの音符をタイと呼ばれる括弧で結ぶことで、2つの音符をつなげた長さになります。タイで結ばれた音符のうち2つ目の音符は弾かなくてよいことになります。 これにより付点音符ができるわけです。

 

画像:タイ

まとめ

 

上記のような内容のことを「楽典」と呼びますが、全て覚える必要はありません。今の自分に必要な部分のみ知っていくようにすると、だんだんと全体が理解できるようになります。

大切なことは「音の長さと高低」を理解することです。

 

ではまた。

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。ポピュラーの音楽理論とは。

皆さんこんにちは。お元気ですか。

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この夏は花火大会や夏祭りが開催されて、以前のような人出になり、大変賑やかな雰囲気になっていますね。皆さんの地域ではいかがでしょうか。

 

私もなんとなく夏休みモードですが、今日からしばらくは「ポピュラーの音楽理論とクラシックの音楽理論は違うのか?」についてお話ししたいのですが、あまりにもつまらなそうなので、ポピュラー音楽にも理論があるのか?に関して考えてみたいと思います。

 

理論はつまらない人には、全く入ってこないので、「音楽の一応の決め事」くらいにとどめて少しづつ解説してみたいと思います。

 

この理論は知らなくてもよさそうなのですが、知らないで活動している方を一度見たことがあるのですが、残念ですが、全く音楽にはなっていませんでした。その場でその方に「きちんと習ってからライブに出た方がいいよ」と言いたかったのですが、その日が最後のライブだったそうです。

理論の大切さ

 

私が初めてジャズを習い始めた頃、「わーい、やっとこれから自由にピアノを弾けるぞー!」と思っていましたが、初日から「ジャズ理論」の講義が始まりました。

 

そして先生は、「よくジャズは自由でいいですねなどと言われますが、そんなことはないのですよ、自由なのは譜割だけです。」と、はっきりおっしゃいました。私はその時にかなりガッカリしましたね。勝手気ままに弾いているわけではないのです。

 

ここまで来たらしょうがない、ではジャズ理論を勉強するか、と始めました。学生時代に学んだドイツ和声と共通の部分もありましたが、全く理解できないことの方が初めから多く、愕然としました。

 

ジャズなどは「軽音楽」としてなんとなくマイナーのイメージですが、ジャズを含むポピュラー音楽の理論は知るべきことです。

譜面のこと

 

巷には「譜面なしで弾くピアノ教本」などが出ていたりしますが、内容をチラ見しましたら、やはり譜面なしでは説明ができないようで、しっかりと楽譜を使用して説明していました。

 

どうしても音楽には譜面が必要です。音符なしで楽器の演奏を習得することは大変に困難、と言わざるを得ません。

 

ですが、その譜面を簡略化することはできます。それにも音楽理論が必要なのです。

 

譜読みのプロや、楽譜でわからないことは全くない!、を目指すのではなく、必要なことだけをこれからは、説明していきたいと思っています。

まとめ

 

ウンザリな感じかもしれませんが、なるべくわかりやすくご説明していきます。それによりご自身の楽器演奏などに必ずプラスになりますので、どうか今後もお付き合いくださいませ。

 

 

ではまた。

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 コード奏法コースを開設します。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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盛夏ですね。8月ですから当然ですが、最近は気温が30度くらいですと、「今日は暑くないね。」と感じてしまいます。やはり暑さは鍛えられるものなでしょうか。

 

さて、しばらくの間、シニアのピアノレッスン事情についてお話ししてきました。

共感できる部分が多かったのではないでしょうか。実際のアンケートによるものですから、ある程度真実であると思います。

 

私のようなピアノ教室にとっても、真摯に受け止めなくてはならない事柄もありました。

今後も私はピアノ教室を通して、皆さんと音楽交流を深めることができるように努力していきます。

 

コード奏法コース

 

以前より「コード奏法」を中心としたクラスは私も持っていましたが、さらにコードに特化したクラスを開設する予定です。

 

時代は目まぐるしく変化していて、自分が学生だった頃とは想像もできない現実があります。

例えば、ピアノ奏法の変化、ノンクラシックの躍進、そしてコード奏法やジャズなどです。

 

指導者である私たちも、いつまでも昔のやり方を続けてはなりません。新しい表現や、新しい音楽がどんどん溢れています。そしてそれを弾きたいと、生徒さんたちは望んでいます。

 

それに私たちも答えなくてはなりません。というより私個人は「嬉しい」ですけれども。

 

 

クラシック音楽

私もクラシック音楽で育ち、勉強をしてきました。そして卒業後出会った音楽は、自分で学ばなくてはなりません。その一つが「コード奏法」でした。 考えていたより奥が深くいまだに頭を悩ませる部分があります。

 

ですが、数多くの曲を弾くことができ、様々なジャンルの曲も弾ける楽しさは、格別です。

その中心となるものがコードであって、「軽音楽」の分野に入ると思います。

 

軽音楽」はクラシック音楽とは芸樹面が違うと思いますが、音楽性は全く同じです。クラシック音楽より気軽により楽しく音楽を演奏(プレー)したい方に向いています。

 

私自身、今でもクラシック音楽は大好きです。ですが、それを実際に演奏して表現するとなると、これはいくつもの乗り越えなくてはならないハードルがあり、またそれぞれがかなり高いハードルなのです。

 

ですからコンクールに出るような方達は不断の努力を、続けている方なのです。すごいですね。

「コンクールを目指さない」「グレード試験も受けない」当ピアノ教室は、好きな曲や弾きたい曲を弾かせてくれる教室として、やってきました。

 

 

まとめ

 

 

現在私は「コード奏法の入門書」を執筆中です。すでに出版されているコード奏法のテキストはほとんどが大人の方向けですが、お子さんからのテキストがあってもいいと思い、書き始めました。

 

秋にはそのテキストを使用して「コード奏法コース」を開設する予定です。

コード奏法コースについては後ほど詳しく解説いたしますが、お子さんから大人の方までコード奏法でより気軽に楽しくピアノ演奏をエンジョイしていただけたらと、考えています。

 

駅ピアノができたり、若い軽音楽系のピアニストがたくさん出てきたり、本当に世の中は変化していきますね。そんな中で私たちが果たせる役割を考えていきたいと思っています。

 

ではまた。