皆さんこんにちは、お元気ですか。
いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。
今日もまた暑い日ですが、午前中には30度になっていたようで、異様な暑さです。
夜になっても気温が下がらず、何かずうっとお風呂に浸かっているような感じがします。
さて今日は「音楽はIQを高くする」というテーマです。
IQは変動するようです。運動やなんとダイエットをしてIQが高くなったという方もいます。
食事内容がかなり改善されたのでしょうね。
IQがどれくらい高くなったりするか、というと(20)位高くなるケースがあります。
ピアノを習う家庭
かつては、ピアノを習える家庭は、親の収入が高く、教育費におかねをかけられる家庭。
だから子供の頭が良くなるのでは?と考えられていました。またその家庭の両親は高学歴な親が
多く、遺伝子的な問題で子供も優秀なのでは?と思われていました。
では反対に環境に恵まれず、低収入、低学歴の家庭の場合はどうなのでしょうか。
まさに音楽はこうした親の優位性にも負けない影響力があった、という証明がなされました。
それが南米ベネズエラで、ホセ・アントニオ・アブレウ博士によって始められた社会変革を
目指した音楽教育を「エル・システマ」と言います。
エル システマ
家庭の経済状況にもかかわらず、全てのこどもが無償で集団での音楽教育が
受けられる仕組みが原点です。
子供たちが自ら、協調性や規律を学びながら、目標に積極的に取り組んでいく姿勢を
育んでいくことにより、希望や誇りを持てることを目的としています。
この活動は世界的に活躍する指揮者、グスターボ・ドゥダメルなど多くの一流音楽家を
排出していいるだけではなく、子供たちを犯罪や暴力から守り、学業面も含めてポジティブ
な影響を与えてきていることで、ユネスコなどのが外部機関からも評価されいます。
2016年時点で60以上の国と地域で展開されています。
数年前にも私の住んでいる地域で「子供オーケストラ」の企画があり、海外の子供たちと
一緒に演奏会がありました。
ユース・オーケストラ・ロサンゼルス
アメリカ ロサンゼルスでの「エル・システマ」に参加した子供たちの感想です。
私はオーケストラで演奏しているときが一番好きです。自分と仲間が一緒になって素晴らしい音楽を作り出せるからです。その時には明日の食べ物や、今晩の宿題のことを忘れて自分が弾く一つ一つの音に集中して、それぞれの音を通して物語を紡いでいきます。
違う楽器が一緒に練習し演奏するという過程は、人生そのものではないかと思います。私たちは何も無いとこらから来て、何もできないと思われているけど、とても美しいものを作り出しています。誰でも一生懸命努力して目標に向かっていけば、私たちのようにできると思います。
クラシック音楽は、私が知らなかった私を見つけさせてくれました。また新しい視点もくれました。クラシック音楽の世界はとても美しく、それゆえこの世界も美しいと思えます。
脳の構造の変化
音楽で脳の構造が変わるのか、興味深い研究があります。
まずは聴覚が変化します。当然ですが、音楽を演奏しますとそうなります。
聴覚が優れていると、クラスがガヤガヤしていても先生のお話を正確に聞き取れるようになり、
言葉の習得も早くなります。ことはを理解する能力、コミュニケーション能力が優れてくる。
さらに脳構造が変わり、脳内で情報を早く大量に伝達できるようになる。
まとめ
本日のまとめは、今後もまだ続きがありますので、とりあえずという感じですが、
音楽による影響は思った以上に大きいということです。
お子さんだけではなく、何かを成し遂げる時に必要な忍耐力や、そして情緒的な部分は
納得できます。
スポーツなども我慢強さが養われますが、「勝ち負け」がありますので、少し音楽とは違う
我慢強さかと思います。
初めてから知る音楽の深さや影響力は、「大人になって初めてピアノを習う方」にも同じ結果が
出るでしょう。さまざまな感情や想いが沸き起こってくる音楽の不思議、まだまだ続きます。
この度私不肖河原が、新たにudemyより講座を出しました。ピアノを習いたいけれど、
まず何から始めれば良いのか、迷っているようでしたら、ぜひ「コード弾き」を始めてみてくださいね。
いつも読んでくださっている方へのプレゼントとして定価は5500円ですが今しばらくは
ではまた。