犯罪抑制にクラシック音楽を ハーバード大学流 ピアノレッスンの教科書 医学編

こんにちは。 お天気は良くなくても楽しい音楽を聴くと心が安らぎます。

こんな時こそ、心地よい音楽を聞きましょう!

 

今日は、音楽と犯罪についてお話しします。

音楽で犯罪抑制

クラシック音楽で犯罪とった買うことについて知っておくべき5つのこと。

バッハとヴィヴァルディの音楽は本当に、小規模犯罪と戦う力を持っているでしょうか?

 

マインド・ザ・バッハ :  地下鉄でのクラシック音楽 〜 イギリスの記事

(バイオラ大学 河村まなみ 翻訳)

地下鉄の駅の実験

クラシック音楽は40の地下鉄の駅で反社会的行動を減らすために流されています。

ラッシュアワーの交響曲が本当に必要かどうか、筆者は探ってみた。

 

地下鉄ヴィクソール駅の通勤客で埋め尽くされている駅構内には

マーラーの音楽が流れています。 正確には、彼の交響曲第1番のゆっくりとした

動きは、おなじみの童謡「フレールジャック」に基づく葬送行進曲です。

月曜日の朝8時半のスピーカーを通してこの曲を流そうと決めた人は

少しねじれたユーモアのセンスを持っているに違いありません。

 

ヴィクソール駅ではクラシック音楽を流し始めてからすでにしばらく経ちますが、

これが犯罪と反社会的行動を減らすのに非常に効果的だと、ロンドン交通局が公表したのを

きっかけに、他の40駅でもクラシック音楽が流れ雨ようになり、現在、さらに多くの駅が

加わってきています。

 

このアイデアはもともとカナダから来ました。1990代半ばにモントリオールのあるスーパー

マーケットでは、いつも不良達がタムロしていて困っていました。

それで対策のためにクラシック音楽を流したところ、成果があったのです。

 

イギリスでは1997年にタイアンドウィアという高速鉄道で最初にテストされました。

それがうまくいったという兆候があったので、2003年にディストリクト線のエルムパークは

それを試す最初の地下鉄駅になりました。 ここは列車の運転手がそこで止まるのを

恐れるようなギャングの問題があった場所だったのです。

 

オペラ歌手のパヴァロッティの声がトラブルを起こしていたギャング達へ対抗した結果、

18ヶ月以内に、強盗は33%削減さえ、スタッフへの暴行は25%削減され、

破壊行為は37%削減されました。

クラシック音楽を流すとなぜ効果があるのか、その理由については、様々な

意見があります。

高周波の倍音

 

1つは、反社会的な若者の音楽の好みに合わないということです。

次に10代の若者は、大人には聞こえない高周波の倍音が聞こえるのですが、

それが大変な耳障りになるので、彼らをとうざけることができます。

(ただし、同じ年齢の、音楽の学生は明らかに免疫があります。)

 

残りの人たちについては、TfLが700人の通勤客を調査したところ、

「クラシック音楽は心地よく、ストレスが少なくリラックスできることに

圧倒的に同意しました。」

また人々は犯罪から守られたいというより、犯罪を恐れる心を無くしたい、と思って

いるらしいのも理由のひとつかもしれません。

ベートーベンを少し効くと、勇気が出てくるような気がしますよね。

なぜクラシック音楽か

 

ブロードチャートという名前の下請け業者によって選ばれた、地下鉄駅構内で

流される40時間分の音楽のプログラムは、主に18世紀と19世紀の音楽で構成されており

よく知られているもの、そうでないものもありますが、全ての曲は調性がはっきりしていて

メロディーもしっかり存在します。ほとんどの人はそれを好むようです。

(クラシック音楽は人気がないと思われていますが、実際には好きな人たちは結構多いのです。)

 

あらゆる状況に適した作品があることは間違いありません。

エンジニアリングの残業により帰宅が遅れた場合は、

シューベルトの「未完成」交響曲が癒してくれます。

壊れたエスカレーターを歩いて登らなければならない時、

シュトラウスのアルプス交響曲がエネルギーをくれます。

 

または、凍りつくような真冬には、ヴィヴァルディの「四季」

プロコフィエフのシンデレラから、「冬の妖精」、チャイコフスキーのくるみ割り人形から

「スノーフレークワルツ」などの冬の作品を聴いて、凍てつく寒さの中に楽しみを少しでも

感じることができます。

 

今日のまとめ

 

日本でも各地の駅で電車が到着する時や、出発するときに短い音楽を流しています。

確か、春日部駅では「クレヨンしんちゃん」の曲が流れていましたよ。

その土地、それぞれの特徴を活かしていくのも良いですね。

 

なぜそこに居合わせた人が、なぜ皆その曲を聴くのか、ということについて

まだまだ続きがあります。

 

ではまた。