こんにちは、大きな台風のためか、あいにくの雨模様です。
太平洋側の地域の方は、これから来ると思われる台風に備えてください。
では今回は、音楽の効果や恩恵の2番目からです。
音楽の効果・恩恵
2番目の音楽の効果、恩恵として人々が感じているのは
社会的絆と帰属感を保つのに役立つということでした。
音楽は自分が特定の社会集団に属していることを感じるのに役立ちます。
音楽は友人とのつながりを感じさせ、他人の考え方を教えてくれます。
人々は音楽を通して友達に浸親しみを感じ、自分のアイデンティティーを見出し
価値観を他人と共有し、自分の社会環境に関する情報を収集することができます。
気分転換
3番目の音楽の効果、恩恵として人々が感じているのは、
バックブラウンド・エンターテインメントとして、および気分転換を
助けてくれるということです。(例えば、音楽は素晴らしい娯楽であり、気晴らしになります。)
そして心理的に前向きになり、ポジティブに慣れます。(例えば、音楽は私を元気にすることができます。
音楽は私をリラックスさせてくれます。音楽は私をより注意深くします。)
モチベーションに影響することから、スポーツ選手などは試合前に音楽を聞き、
リラックスして、モチベーションを整えます。
創造性・創作意欲
創造性を刺激する
あなたの創造的な能力を発揮するために、クラシック音楽を聴いてください。
クラシック音楽を聴くだけで、すぐに創造性が生まれるわけではありませんが、
創造性を高めるのに役立ちます。
次回ブレーンストーミングが必要な時は、モーツアルトやバッハを聞いてみると
別の角度から考えられるかもしれません。
生産性を向上させる
月曜日の朝って気が重い時がありますよね。そういう時には、生産性を高めるために
クラシック音楽を聴いてください。
一連の調査により、音楽によって反復作業がより楽しくなることが
証明されています。
メリーランド大学の研究者が行った研究では、診察室でのバロック音楽が
放射線科医の公立と正確さの向上に役立つことがわかっています。
重要なプレゼンテーションのために、詰め込み勉強が必要な場合でも
単に安眠したい場合でも、クラシック音楽が役立ちます。
しかし私たちの言葉だけを信じてはいけません。
是非試してみて、クラシック音楽を聴くメリットを教えてください。
TEDxPerthより
Alan Harvey氏による、「Your brain on music 」によりますと、
音楽は、歌、知的障害、教育にも良いと紹介されています。
さらに興味深いのは、「オキシトシン」と呼ばれるホルモンは、
人々が一緒に歌うと、血中に増加するということです。
例えばアルツハイマー型認知症の方々、また知的障害にも音楽が有効です。
そして子供の社会適応能力、認知機能の発育に亜音楽教育が効果的という
研究は後を経ちません。
クラシックの驚きの効果、いかがでしたか? そしてさらに、
医学分野の可能性
医学の分野での音楽の可能性がどんどん増していっています。
上記の、ジョンホプキンス大学の動画は、このブログからはみられませんが、是非検索してみてください。
てんかんの患者に毎日モーツアルトの曲を聴いてもらう実験により、
「モーツアルトの曲がてんかんの発作を減少させる可能性がある。」
ことが判明しました。
この発見により、てんかんの症状を改善させ、患者の生活の質を向上させられる
治療法が見つかると期待されています。
てんかんとは、脳の神経細胞に突然発生する激しい電気的な刺激により
痙攣や手足の突っ張りといった発作が引き起こされる神経疾患です。
全世界に5000万人の患者がいると推計されており、
神経疾患の中では最も一般的なものだと考えられています。
これまでの研究により、モーツアルトの曲と、てんかんの発作の頻度には
関係があることがわかっていましたが、それが単に聴覚的な刺激の効果なのか、
モーツアルトの曲に転換の発作を抑える効果があるのか、はっきりとはわかって
いませんでした。
そこで、カナダのクレンビル・ブレイン・インスティチュートの研究者である
Marjan Rafiee氏らの研究チームは、26~75際の転換の患者13人に
モーツアルト曲を聞いてもらう実験を行いました。」
研究チームは、まず参加者を2つのグループに分けて、1つ目のグループには
モーツアルトの「2台のピアノの為のソナタ ニ長調 第1楽章 K.448」
の最初の6分30秒を3ヶ月間にわたり毎日聴いた後、同じ曲のメロディーの順番を
入れ替えた上にリズムを編集した「スクランブル版」を同様に3ヶ月毎日聴いてもらいました。
2つ目のグループには逆に、「スクランブル版」を3ヶ月間聴いてから、原曲を3ヶ月間聞きました。
研究チームが実験に「2台のピアノの為のソナタ」の第1楽章を用いたのは
この曲の長さがちょうどよかったことと、過去の研究によりこの曲に含まれる
リズムが転換の治療に役立つ可能性が示されていたことが理由とのことです。
実験期間中の各参加者には、発作の頻度を記録する日記を作成してもらいました。
また、治療薬が実験に影響しないように、実験期間中は飲んでいる抗てんかん薬などを
変えないようにしてもらいました。
この実験の結果、「2台のピアノの為のソナタ」の原曲を聴いている最中の参加者は
発作の頻度が明らかに少なかった、とのこと。
またこの効果は同局の「スクランブル版」を聴いている最中の参加者にはみられませんでした。
今日のまとめ
今回も少し長くなりましたが、いかがでしたか。
すごいですね。これを日常に取り入れることが、もはや必然的ですね。
まだ続きます。
ではまた。