皆さん、こんにちは。 お元気ですか?
春を感じられる日々になりました。 お花も次々に登場して、街も色づいてきました。
今日はそんな日にぴったりな曲、「春の歌」です。
春の歌
作品62−2。
初期ロマン派の名曲で、「歌詞のない歌曲風の器楽曲」ということで名付けられた
「無言歌集」の1曲です。
女性的で柔らかな印象の曲です。
メンデルスゾーン
この曲をかいたメンデルスゾーンは1809年ドイツ生まれで、生家は大変に裕福でした。
日曜日になると、いつも自宅の広間で演奏会が開かれて、多くの音楽家がきましたので
メンデルスゾーンも幼い時から音楽に親しんできました。
やがて4歳になって彼はお母さんからピアノを習い、その後ピアノの先生について正式に
勉強をしました。両親はメンデルスゾーンがレッスンを怠けないように大変厳しく監督を
していたそうです。毎朝5時に起きて朝食を食べるまでの間、ずっと練習をしたそうです。
9歳になると演奏会に出るようになり、11歳の時にはバイオリンソナタ、ピアノソナタ、
歌曲、交響曲などを作曲したそうです。
また、その頃、ウェーバー、ショパン、リスト、シューマンなど当時有名な作曲家とも
友人としての交流がありました。 20歳の時、バッハの「マタイ受難曲」を指揮して
バッハの本当の素晴らしさを、みんなに教えたという話は有名です。
21歳の時ピアノ曲「無言歌」の最初の6曲を書きました。その後は彼は指揮者として
ヨーロッパ中を演奏して周り、作曲家としても活躍しました。
38歳の時、大好きだったお姉さんが亡くなり、彼は大変ショックを受けて
自身も体調を崩して亡くなりました。
もう一曲、ピアノ曲ではありませんが、華々しくそしてウキウキする曲をどうぞ。
皆さんご存知の「結婚行進曲」ですね! お幸せにー!
冒頭の部分からして、もう人生の最高潮! おめでとうーって感じ満載です。
景気の良い曲です。幸せな気持ちになりますね。
こんな曲で皆さんにお祝いされて結婚式をあげるのは、おすすめです。
まとめ
人生の節目には色々な「式」がありますが、どれも全て音楽なしでは
成り立ちません。
音楽が人に与える影響は大きくて、生まれてから、なくなるまで私たちは
音によって、様々な出来事を作っていきます。
結婚式や、卒業式、それぞれにふさわしい音楽があります。
それによって私たちは、忘れがたい場面を記憶することもできます。
皆さんにとって、思い起こされる事柄には、どのような音が流れていたでしょうか。
ではまた。