シニアの初心者のためのコード弾きピアノ。 もう10月!いや、まだ10月です。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

 

もう10月になりました。 今年もあと残り3ヶ月となりましたが、まだ3ヶ月もあります。

私は年末の雰囲気は好きで、年明けの雰囲気はあまり好きではないのです。

なぜかと言うと、年末は「今年も暮れてゆくな」などとなんとなく(終わりました)感があるからですが、

年始は「また一年が始まるのか」。

嬉しいような、またか、みたいな気持ちになってしまいます。そして年は毎年過ぎて行きます。

 

コード奏法

 

ですが今年は個人的にはこの「コード奏法」の方向性が見えてきて良い気分なのです。

その理由の一つに、最近コードとメロディーのみの楽譜(リードシート)が少しずつ、

出版されてきているからなのです。これは良い傾向です。

 

もっと気軽に、もっと簡単にピアノを弾きましょうよ。と背中を押されている感じです。

もちろん私も皆さんの背中を、押してますよ。

 

私はYou tube動画も上げていますが、全て「コード奏法」で弾いていますので、

ほとんどの曲はぶっつけ本番です。

練習をそんなにしなくても弾けるのがコード奏法の良いところでもあります。

 

ピアノのお稽古

 

子供の頃にピアノを習っていた方は理解できると思いますが、毎日練習しないと

弾けなくなってしまします。先生も「毎日練習してね」とおっしゃいますし、親からも

「毎日しないとダメよ」と言われます。

 

その通りです。毎日練習しないと、忘れてしまうからです。 ですが、

コード奏法はその点が少し違います。 コードは一度覚えてしまえば、毎日毎日弾かなくても大丈夫です。

もちろん弾いた方が良いですし、楽しいから毎日ひいてしまうこともあるでしょう。

 

このアメリカで開発された「コード」は、やはり合理的で汎用性が高いのが特徴です。

汎用性というのは、この場合(コード)の構成音が鳴っていれば形は厳格に問わない、

という点です。ですからアレンジがしやすいなどの利点が挙げられます。

 

まとめ

 

アカデミックな音楽(クラシック)は厳格に音が定められています。

ですがモーツァルトが曲芸みたいにひいたりして、「ピアノ弾き合戦」をしたことがあります。

イタリアのピアニストと「どちらが優れたピアニストか」ということで行われたそうですが、

勝者がどちらであったかは定かではありません。

 

またあのショパンなどもサロンで他のピアニストと共に、ピアノをひいているときに毎回毎回、

一部分を変化させてひいていたそうです。 要するに楽譜通りではなかった、ということです。

 

ですが今では譜面通りに弾くことが求められています。 これは結構大変です。

ですがコード奏法では、その必要はありません。 モーツアルトもショパンも自由に弾きたかったのでしょうね。

 

この「コード奏法」で気軽にピアノを楽しめる方が増えることを、楽しみにしています。

 

ではまた。

 

 

 

コード(和音)の種類について。 たくさんあるコードの中で、なぜ3つのコードを使うのか。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

梅雨も本格的になり、なんとなく気も晴れませんね。

ですが、コロナ関係では朗報もあります。

屋外ではマスクを外しても良いとのことです。

これから夏に向けて、嬉しい情報です。

 

マスク外しても

 

ですが皆さんマスク慣れし過ぎて、外すのが何か恥ずかしいような、自分だけ

外していたら視線を感じそう。と思っていませんか?

そうですよね。実はこの現象は学校(中学)などでは、あるようです。

 

中学3年生の女子に聞いたところ、先生は「体育の時にはマスク外してもいいよ」と言ってくれる

そうですが、誰も外さないまま持久走などを走ったそうです。!!!

これは危険ですよね。その原因は「自分だけが外したら、、、、」、冷たい視線を浴び

辛辣に非難されるようなのです。 これはおかしいし、健康上良くないですよね。

日本人独特の「みんなと一緒」でなくてはならない、という性質上の問題もあるようです。

 

音楽を楽しむ

 

スポーツは心身を鍛えストレス発散になり、良いですよね。特に屋外で、のびのびと体を動かすのは

スッキリすると思います。そういう私はスポーツはしません。 たまにのびのびと外で体を動かしたい

と思いことはありますが、とにかく習慣がないためにいつも屋内にいます。

 

屋内で音楽を楽しむのもストレス発散になります。心も晴れ晴れします。

やはり何事も、習慣化することが大切なようです。

そんな意味では、「ピアノ教室に通う」という習慣を身につけることは良いことでしょう。

そして「独学」の厳しさを感じてしまいますね。

 

ですが自力で工夫して、ある程度弾けるようにはなりますので、次のコードの役割について

ご覧ください。(前置きが長過ぎました。)

 

コードの役割

 

たくさんあるコードですが、実際の曲の中では、そんなに多くはありません。

曲の雰囲気やスタイルによって使うコードは、限られます。

ですがどうしても使用しなくては、1曲が成り立たないものがあります。

それが、T(トニック)、D(ドミナント)、SD(サブドミナント)の3つに

分類されます。

 

非常にシンプルな童謡などですと、トニックコードとドミナントコードの2種類で

できている歌などもあります。ではこの3つについてお話しいたします。

 

トニックとドミナント

 

トニックは「T」、で表します。歌などの最初や最後に使用される、大変に安定した

コードであり、その曲のキー(調)の初めの和音であります。終止感もあります。

例えば、ハ長調の曲でしたら、Cコードです。これは必ずなくてはなりません。

 

それとD(ドミナント)コードです。これは主音(その曲の調の最初の音)から数えて

五番目上にできるコードです。ハ長調でしたらソのおとの上にできるコード、すなわち

Gコードです。ハ長調においては、CコードとGコードはなくてはならないものです。

なぜなら、このドミナントコードの役割は、動的なものですから、トニックだけでは曲が

成り立ちません。

 

この2種類のコードです。

 

キー(調)が変われば、コードも変わります。

でもこの1番目の和音「1のコード」と、五番目のコード「5のコード」の関係は

変わりません。キーが[C]なら、CコードとGコード。キーが(F)なら、FコードとCコード

になります。 あれ、なんだか似たようなコードですね。

 

サブドミナント

 

そしてもう一つ大切なコードは、サブドミナントであるFです。(ハ長調の場合です。)

このコードは音階(キー)の四番目の上にできるコードです。

トニックとドミナントの中間的、そして橋渡し的な立場です。

 

 

簡単な童謡などの楽譜を見ますと、この3種類くらいでできています。

弾きやすいので、題材として取り上げますが、「童謡」が弾きたいわけでは、皆さんは

ありませんよね。

 

まとめ

 

童謡以外でもコード数の少ない曲はあります。

外国の民謡的なものですとか、古い歌などです。

初めはコードの数を絞って、そして段々とコードの数を増やしてゆくのが王道です。

 

初めからたくさんのコードや複雑なコードが多く使用されている曲を選んでしまうと

永遠に完成しません。何事も基礎が大切です。

 

そんなコードについてのudemy講座はまだ無料でご覧いただけます。

 

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ではまた。

 

 

 

 

 

キャンペーン中です。 「シニアの初心者のためのコード弾きピアノ」の100動画達成を記念して。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

気圧と湿度は人の体に影響を与える、というのは本当ですね。

最近調子が良くない方がいらっしゃいます。どのような症状かと言いますと、

頭痛、めまい、肩こり(私)、耳鳴りなどです。

 

お天気で気分が変わるのは、はっきりしていますが、気圧も結構体にうけています。

気圧が高いと頭痛になる方はどうやら多いようです。若い方でもいますね。

皆さん何も言わずに、薬を飲みながら頑張っているのでしょう。

こうなると梅雨は、やっぱり鬱陶しいです。

 

キャンペーン中です。

 

ただいまキャンペーン中なのですが、一体なんの事?

それをご説明します。

 

 

不肖ではありますが、私はユーチューブで「シニアの初心者のためのコード弾きピアノ」という

動画を100以上げてきました。

これも皆様のおかげです。これからも引き続き「初心者のためのコード弾きピアノ」は続けていく予定です。

 

なぜ、こうまでして私が「コード奏法」にこだわっているのか、と言いますと私自身がこのコード奏法の

良さを知ってしまったからなのです。

 

クラシックピアノとの違い

 

私は小学生の頃よりずっとクラシックピアノを習ってきました。

学生の時は「作曲」専攻でしたがピアノのレッスンはクラシックピアノでした。

ですが若い私はコード奏法であるジャズピアノに興味を持ち、習ってみたいと思うようになりましたが、

先生から「ああゆうのをやると、2度とクラシックには戻れなくなるから」と言われ、

クラシックピアノも好きだった私は、諦めました。

 

時は過ぎ、歳を取り、指に違和感を感じて、「やっぱりジャズピアノを弾きたい」という気持ちが

だんだんと大きくなりました。ですが今までとは違う音楽ですから心配でしたし、続けられるかとか

ダメだったらやようか、など数年は悩みました。その頃はまだ少しクラシックピアノに未練があったのですね。

 

ベジー アデイルという、女流ジャズピアニスト(当時72歳)が、山野楽器のCD売り上げの上位を取っていたのは

今から6年くらい前でしょうか。朝の情報番組でピアノを弾いている彼女を見て、「もうクラシックは、いいかな。

これからは、あんな風にピアノを弾いてみたい。」と思いました。そして

以前から気になっていた、ジャズレストランに足を何回も運び、かなりの覚悟を持ってレッスンをスタートしたのを

今でも鮮明に覚えています。

 

その後はもうただただ「楽しい」、そしてもっと上手くなりたい、という欲が出てきて勉強を続けてる

私です。 もっと若いうちから知っていたら、、、と思うことがなん度もありましたが、いつも「これから、これから」

と言いながら現在に至ります。

ですかた皆さんにも、ピアノを大人になってから習うなら、「コード奏法」一択ですね。

 

まとめ

 

 

ジャズの「ジャムセッション」とは、ジャズのライブハウスやジャズ喫茶などで、多くの人が

集まり、それぞれの楽器をそこに集った皆さんと演奏して楽しむことです。

とにかく演奏することが楽しい、皆と演奏することが楽しい、上手くなくても上手く行っても楽しい。

この感覚はクラシック音楽には無かった良さです。誰かが(こけそうになったら、誰かがカバーに入る)

など、助け合いの精神がジャズにはあると感じます。

そしてその時その時で出会って演奏することは一回だけかもしれない。またあえて演奏しても

以前とは違うセッションになります。まさに「一期一会」と私は思います。

 

共通の言語である「音楽」(ジャズ)を通して学んだことは、想像を遥かに超えていました。

そしてこれからも、広がってゆくように思います。

 

私も決して若くはありませんが、音楽と向き合うときは若い学生と同じような気持ちでいます。

まだ弾いていない曲もあるし、弾きたい曲もいっぱいあって、やりたいことが多いです。

 

皆さんはいかがですか。 音楽に限らず何かに打ち込む事、ひとつのことをずっとやり抜くことは

本当に大切です。私も振り返ると長いこと音楽と接してきました。

悶々としていた時期もありましたが、今は心から音楽を楽しんでいます。

 

キャンペーンにつき無料です。

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ではまた。

 

 

 

ハーバード流 育脳ピアノレッスン 「大人における音楽の訓練、知能、実行機能の関連」

皆さんこんにちは。

台風の影響か急に”寒く”なりましたね。もう”涼しい”を通り越しています。

 

今日はいよいよ大人にとって音楽の訓練は知能にどう影響するか、などについてお話しします。

 

大人の知能

 

「大人における音楽の訓練、知能、実行機能について」

3つのグループのIQと実行機能を調査

 

1 ミュージシャン : 5年以上の音楽の訓練を受け、音楽アカデミーでの最終学位がある人、または演奏や音楽教育活動に

従事していて収入を得ている(楽器は不特定)

2 アマチュア : 5年以上の音楽の訓練を受けているが、ミュージシャンの条件に一致しない

3 非ミュージシャン : 音楽トレーニングが3年未満

 

音大に行って演奏家になった人たち101人が対象になっています。

楽器はあえていろんな楽器の演奏家を対象としたようです。

 

共通することは、音楽の訓練、音楽トレーニングを受けたかどうかです。

結果は!

 

「大人における音楽の訓練、知能、実行機能の関係について」

結論

  • ミュージシャンは4種類全部のIQテストで最高成績

  • 言語性IQ、動作性IQ、全IQ、補助IQ

  • 訓練期間が長いほど、IQへの良い影響がある

  • 実行機能テストも最高成績

  • 実行機能と音楽の訓練期間/時間は正比例

  • 音楽の訓練+他の専門分野がある人はより認知機能が高い

  • 「子供にも音楽のIQへの良い影響は現れる

 

どうやら、音楽の訓練、音楽のトレーニングを受けるとIQに良い結果が出るようです。

 

音楽トレーニングと認知発達の関連

Schellenberg(2004)では、144名の6歳の子供のアンサンブルのIQが

Wechsler Intelligence Scale for Children-Third Edition(WISC-lll)によって

1年間の音楽または演劇クラスの前後に評価されました。

著者らは対照グループの子供たちのWISCスコアが大幅に改善され、それに加えて、

口頭理解や知覚的組織指数も向上しました。

 

(2011)Schellenberg では、9歳から12歳の106人の子供(半分は音楽的訓練を受け、半分は未訓練)が

Wechsler Abbreviate Scale of Intelligence(WASI) でテストされ、音楽グループのIQが非音楽グループより高いという

結果を得ました。

加えて、小児期の音楽トレーニングは、学業成績への良い影響(Schellenberg, 2006)と

言語関連能力の向上(Moreno,2009;Francois et al, 2013)が報告されています。

IQの種類

 

IQには色々なものがあります。

「言語IQ」とは、「耳で聞いた情報を処理する能力や言葉を使って考え、表現する能力」を示すIQです。

「動作性IQ」とは、「目で見た情報を処理する能力、非言語的な知識や空間的な動きを把握する能力」を示す。

「全検査IQ」とは、「言語性IQ」と「動作性IQ」から算出される総合的な知的発達の水準を示す IQです。

そして、WMIとは)ワーキングメモリ(working memory) :作業記憶、作動記憶そして注意力です。

その結果、その全てで演奏家グループは、最高成績だったそうです。

 

ハーバード大学子供発達センター

 

ハーバード大学子供発達センターの動画によりますと、

私たちには、繰り返し練習することで身につくコアな力が必要なのです。

科学的にはこのスキルは、実行機能または自己制御能力と呼ばれ、重要なことに集中し計画を立て、

目標を達成することを助けてくれます。

→ ピアノレッスンでは楽しみながら繰り返し練習していきます。

これによって私たちは生活で起こる様々なことに対応しながら間違うことなく、生きていくことができるのです。

またこのスキルは私たちの衝動的な行動を抑え、必要な時に方向性を正してくれます。

→ 曲を仕上げるまでの忍耐が育ちます。

幼少期を通して複雑な神経回路が構築され、脳の様々な領域に広がくことにより、私たちのコアなる力が

発揮できるようになります。

使えば使うほど神経のつながりは協力で迅速なものになります。だから練習がとても大切なのです。

→ 音楽トレーニングで脳の構造が変わります。

子供の時にコアとなる力を身につけることはその後の人生に強固な基礎を与えてくれます。

以上がハーバード大学子供発達センターのものです。

 

まとめ

 

論文の翻訳を引用しますと(翻訳:バイオラ大学 ピアノ教育学講師 河村まなみ先生)

 

音楽トレーニングは、複数の認知機能と基礎となるニューラルネットワーク(神経回路網)

を利用する多感覚体験です。

実際、ポリフォニックな音楽を聞いたり、理解したり、演奏したりするには、音とリズムの同時処理、

高次の知覚処理、細かい感覚運動が全て総合的に、同時に、スムーズに行われることが必要です。

長期的な音楽トレーニングは、これら全ての機能を日常的にとりいれてトレーニングするため、

ミュージシャンは音楽関連の能力だけでなく、関連脳作用全般のスキルも向上させるようです。

従って、ミュージシャンは音楽の複雑な規則性と非規則性などを感知する聴覚と生産能力に優れているということ

がわかっています。

 

ぜひ、お子さんにピアノで繰り返し練習することで身につくコアな力を

やりたくないことをする力」をも、身につけてさせてあげてください。

今日は少し長くなりましたが、何故ピアノが良いのか、ということについて

自信を持ってご紹介できたと思います。

 

ではまた。