皆さんこんにちは、お元気ですか。
いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。
早いもので6月もあと数日で終わり、一年の半分が終了したことになります。半年を振り返るといかがでしたでしょうか? 私としては5月のピアノ発表会を終えてから、のんびりムードが続き最近「ちょっとやばい」と感じています。
前回「やる気がない時、どうしたら良いのか」というテーマでブログを書きましたが、まさにあれは私への注意喚起みたいな感じです。再びエンジンをかけて、後半を進んでまいります。
目次
- どんどん出てくる新しいタイプのピアノ教本
- 今の自分にふさわしいテキストを選ぶ重要性
- まとめ
どんどん出てくる新しい教本
現在、楽譜はパソコン打ちで出版されていますので、新しい楽譜が次々と発売されています。 昔の教本と違い早く仕上がり、修正も簡単ですので今まで見たことのない教本や楽譜が溢れています。
これは私としては大変に嬉しいです。反面しばらくすると、店頭からすぐに消えてしまうことは多々あります。 昔からの「バイエル」「ツェルニー」などは不滅ですが。 そしてそれらも新しい見方で出版されて工夫が感じられて良いと思います。
古典から近代までのピアノの楽譜は、音符が変わることはありませんから、なるべく早くに購入された方が良いかもしれません。 私が子供からお世話になっている楽譜たちは、古くて見ずらいですが全く音符に変化がなく、現在販売されているものと変わりありません。
紙質が悪かったりして茶色く変色していたり、先生の注意書きが生々しく書かれていますと、懐かしく当時の先生を思い出したりします。
新しい楽譜の中でも近年、アメリカで出版されている初心者向けの教本が、私の今の「推し」です。グローバー、バスティン、バーナム、など聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、比較的新しいタイプの教本になっています。
今の自分にふさわしい楽譜
弾いてみたい曲はたくさんあると思いますが、実際に弾ける曲とは少し違うことも多いです。 ほとんどの方が、きつい言い方ですが、「自分の実力以上の曲」を弾きたがっています。上を目指すのは良いことですが、途中で挫折する確率が高くなってしまいます。
そこで今の自分の力で弾けそうか、または厳しいかを判断するときに、やはり先生に相談が必要でしょう。 独学の方はまず初めの1ページか2ページを弾いてみて、最後までいけそうかどうかを判断しても良いでしょう。
全く弾けない状態から、「ラ・カンパネッラ」を完全暗譜で弾き切った、海苔の漁師の方のお話は有名で、映画化もされたそうですが、これは本当に稀なケースで、誰しもができることではありませんから、「映画」にまでなったのです。
その漁師のかたの奥さんはピアノの先生をされていたそうですが、「あの曲は音大でていても大変なのだから、やめなさい」と忠告をされたそうです。その後漁師の方は「一切、妻は頼らない」というスタンスで、楽譜が読めないためパソコンのアプリで、1音ずつピアノの鍵盤の場所を覚えて行ったそうです。
これができる人は良いですが、おそらく聞いただけで、「自分には無理」と感じませんか。私はそう感じます。しかし良く頑張れたな、と賞賛いたします。
これは最近見つけたコード弾きの本ですが、楽譜も同時に記入されていますから、一挙両得という感じでお勧めの教本です。コードだけでも限界を感じることでしょうし、楽譜だけ読めてもコードへの理解が不足しますので。
まとめ
皆さんそれぞれ自分にできそうなことが違います。 これならできそう、と感じるものから入っていくことが大切です。その先に「憧れの曲」があるのですから。
自分の実力を高めて、そして納得できるピアノ演奏を目指してください。
ではまた。
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