シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 華の高齢者たちの秘訣とは。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

もう来週になりますと、小学生などは夏休みに入りますね。

夏は暑いから長い休みがあるのでしょうが、かなりの小学校、中学校、高校ではエアコンがあり、教室は涼しいのですから、「夏休み」がもっと短くても良いのでは、と思います。

さらに、今ではとも働き家庭も多いのですから、学校で夏休みの宿題をやるとか、お昼ご飯はみんなで料理するとか、などもいいと思います。 でもそれが「学童保育」なのでしょうかね。

 

このブログをご覧になっている方が、70代の方なら、あなたは今「華の70代」ですよ。

 

華の70代

 

この世に生を受けて20年経つと「成人式」がありますが、それを18歳にしても良い、となりました。

この年齢に限らず、年齢の区切りは個人差が大きいのでなんとも言えませんが、70代は「華の時代」であります。なぜそうなのかと言いますと。

 

まず自分の時間が確保されやすい。そして意欲的に何かをしたいと考えている。さらにまだまだ健康である。(自分の足で歩けるなど) ですがこれが80代になりますと、体力の個人差が大きくなりますので、やはり70代は「華の世代」と言えると考えます。

 

ピアノの学習においても、指導者の経験としても、ピアノを始めるのならできるだけ70代のうちにスタートしてほしいと思います。

 

これにはやはり、徐々に衰えはあるけれども、まだ大丈夫な年齢だからです。何が大丈夫かというと、その方の「意欲」とでも言いましょうか。「やってみよう」という気持ちが持てることです。

 

その後年齢が進みますと、「やっぱりできるか心配」の方が大きくなりがちです。

人生の深み

 

私たちはただただ歳をとっていくわけではありません。長い人生を生きてきた中で培ってきた、知恵や工夫、経験や試練など、若い人たちにがまだ経験していないことを、もうすでに知っているのです。

 

人それぞれ生き方は違いますが、誰一人として、すっかり同じ人生を生きている人も絶対にいません。

ですからそこから醸し出される「想い」が演奏に反映されるのです。

 

若いピアニストの演奏もフレッシュで素晴らしいですが、60代過ぎのピアニストの「深みのある演奏」もまた引き込まれるような音楽になります。

 

あの有名なピアニスト、フジコ・ヘミングさんも「60代後半からピアニストとして世に出たのは良かった」と言っておられます。彼女は自分に厳しい人ですから、若い頃には気づかなかったことが今はわかると、90歳になった現在でも演奏会を続けています。

 

まとめ

 

私もなんとかやっていますよ。

 

フジ子さんは現在91歳ですが、演奏会は多い方が自分にとって良い、という考えからか、かなり頻繁に演奏会を開催しています。

 

あの名演奏の「カンパネッラ」も指のために良さそうだから、という理由から練習をするようになったのだそうです。どこまでも自分に厳しいのですね。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 7月7日、七夕の日ですね。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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本日は7月7日の「七夕の日」です。一年の後半に入り、ゾロ目でラッキー7の今日はスピ的にも良いそうですが、私にはわかりません。

 

そう思っていれば良いこともありそうですから、良いのだと思うことにしましょうか。(いい加減)!

考えますと、短冊に願い事を書きますが、願い事というか叶えたいことなどは、新年早々にも書きましたよね。さあ半年すぎて新年に書いた「一年の抱負」は半分くらい叶っているでしょうか。

私は書いたがどうか、忘れてしまいました。

 

人生の折り返し

 

一年の後半の始まりがいまなら、人生の後半戦の始まりは何歳位でしょうか。寿命が伸びていますし、後半戦の始まりは人によって違いますが、年代的には50代くらいから意識するような気がします。

 

人生100年時代の到来を考えても、なんとなく50代以降でしょうか。もう私はとっくに後半戦に突入していますが、生活パターンがずっと同じですと、いつから後半か本当にわからなくなります。

 

そしてなんと言っても還暦を迎えたならば、人として「心の変化」を感じるのではないでしょうか。この辺りはすでに後半に入っています。

 

そして「やり残したこと」や「ずっとやってみたかった事」にチャレンジするタイミングが来るのです。 実際シニアのピアノスタートは圧倒的に60代が多いです。

 

まだまだ体力がありますし、自分に自信もありますからね。男性の方は「退職」のタイミングが一つの大きなファクターになるでしょう。女性でしたら子供さんの自立や独立などですね。

 

70代のゴールデンエイジ

 

70代になりますと男女ともに、自由度がアップしてきます。「暇を感じる」方もいるかもしれません。そのまま暇を楽しむのもよし、「いまならできる」と何かを始めるのには時間的にもたっぷりあると思います。

 

健康に注意して過ごしていけば、かなり実りの多い年代になると思います。もっと思い切っていいのではないでしょうか。なんの遠慮もいりません、どんどんやったもん勝ちです。若い人を尻目に「70代はいいよ!」などと自慢できるような時を過ごしたいものです。

 

後悔のない人生は最高ですよね。完全でなくとも、その目標にチャレンジする姿を周りの人にも見せてほしいと思います。私がレッスンなどでお子さんにしろ、年配の方にしろ一生懸命にピアノに向かう姿は、「本当に美しい」です。

 

80代以降

 

この年代の方は大変に個人差が激しいように思います。とても健康な方から、少し心配な方などおられます。健康であるならば次の90代も100歳代も希望があります。

 

やっと自由な時間があるのですから、楽しいことに使いたいですよね。とにかく健康管理と健康維持がまず基本です。(私も、そうです!)。

 

まとめ

 

「芸術は長く人生は短し」。古代ギリシャの医師ヒポクラテスの格言です。当時の寿命は今ほど長くはなかったでしょうから、芸術のみならず、学問なども怠らずに励まないとならない、という戒めです。

 

おまけに体力が以前ほどではないので、焦りやガッガリ度がありますが、そこはご愛嬌。笑って誤魔化しましょう! 

 

完璧を目指さなくても許されるのが、この高齢者の特権です。

 

ではまたね。

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 脳は衰退していくだけなのか。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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現在九州の一部に線状降水帯が発生し、大量の雨がしばらくの間続くようです。その地域の皆さんは早めの避難などの準備をお願いいたします。そして皆さながご無事であるよう祈っております。

 

さあ本日のテーマは私たち人間は、中年以降脳内はただただ衰退していく一方なのか、というテーマです。

 

学習能力

 

この学習能力は45歳を過ぎると、急速に低下いたします。ただし、興味や関心があるものについては、高まるのだそうです。ですからこの場合の学習とは、あまり好きではない数学とか(私の場合)、訳のわからない物理や化学などを学習することではないでしょうか。

 

ですから音楽に置き換えると、好きなピアニストの曲を弾きたいとか、関心のあるミュージシャンの歌などを覚えるなど、一心不乱に能力を発揮するでしょう。

 

ピアニストフジ子ヘミングさんの「カンパネッラ」をどうしても弾きたいくて、何年も(確か6年か7年くらい)その曲だけを毎日少しづつ、楽譜も読めないのに練習して完全暗譜で弾いた「ノリの漁師のおじさん」のお話は有名ですね。

 

 

記憶力

 

記憶には「有意味記憶」と「無意味記憶」があります。この、意味のないことを覚える記憶である「無意味記憶」は年齢により低下します。ですが「有意味記憶」は低下しません。

 

また記憶は「最近の新しい記憶」と「古い記憶」に分けられ15歳頃までは忘れやすさは同程度ですが、35歳頃から「新規記憶」は忘れやすく、「長期記憶」との差が出てきます。

 

思ったより、かなり若いうちから、「昔のことの方がよく覚えている」となりがちなのですね。でしたら私たちが新しいことを覚えるのは、何かもうすでに知っていることと結びつけるようにして、覚えていくようにすれば良いでしょう。

 

まとめ

 

 

たまに「記憶の達人」などがテレビに出てきます。皆さんは覚えることが好きなのでしょうね。そして関心のあることならいくらでも覚えられるタイプなのでしょう。

 

よく小さなお子さんが、車の種類を全て覚えたり、電車が好きで全部覚えてしまったりして、親を驚かせることがあります。祖父、祖母からすると「うちの孫は天才かも」と喜びますが、それも好きなことは限りなく覚えられるような年齢なのですね。

 

年齢による変化は逆に工夫次第ということになります。工夫をすれば、なんでも大丈夫です。いままで培った能力を駆使して若い人にはできない、何かを私たちはすることができるのです。

頑張りましょうね。

 

ではまた。

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 左手と右手の関連性とはどんなものか。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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雨の1日になった関東地方ですが、皆さんの地域のお天気はいかがでしょうか。

この季節の不安定な天気が明けると、一気に夏になるのですが、私は夏が苦手なので毎年「早く夏が終わってほしい」とそればかり願います。

 

さて本日は右手と左手の関連性についてお話しします。

 

右手と左手

 

人には右利きと左利きの方がいます。大体は右利きですね。そしてピアノという楽器も右利き用にできていると思います。なぜなら左から右へと音が上がっていくからです。

 

ですから最初にピアノを始めるときに、左利きの方は少し苦労します。ですがコード奏法でしたら、その問題は関係ありません。左手はコードをおさえるだけですから。

 

クラシック音楽のピアノ曲は両手で作り上げるというイメージが強いです。ですがやはりほとんどの曲が右手メロディー、そして左手は伴奏という感じでしょうか。

 

いずれにしても右と左は違うことをいたします。そこがピアノの難しさでもあります。ですが他の楽器でも右と左は違うことをします。そしてこれが脳活にも良いとされているのです。

 

両手ジャンケン

 

皆さんはご自身で両手ジャンケンをしたことがありますか。右と左でジャンケンをするのですが、慣れるまで少し時間がかかります。慣れてきたら常に右手のほうが勝つ様にしたり、左が勝つようにして頭の回転を早くします。

 

この両手ジャンケンは脳トレとしても有名ですし、ピアノ演奏と同じように右と左が全く同じ動きをしないことが大切なのです。

 

ですのでピアノを演奏している方たちにとっては、両手ジャンケンはすぐにできるはずです。そのような動きをピアノ演奏を通して体験しているからです。

 

まとめ

 

 

いままでに経験のないことでも工夫次第で、乗り越えられますし、長い人生での「知恵」も備わっていますから、それほど「年だから」と言わなくても大丈夫です。

 

人は20歳をピークに身体や知的能力は減少していきます。これは自然なことで、避けられないことではありますが、いきなり何もできなくなるわけではありません。

 

そして創意工夫により必要な能力は得られますので、コツコツと積み重ねていただければと思います。

 

そういえば今日から7月ですね。早いもので一年の折り返しになりました。この半年はいかがだったでしょうか、そして何曲くらいマスターしたでしょうか。忘れないうちにノートに書きとめると良いです。

 

残り半年も楽しくピアノ学習が続けられると良いですね。

 

ではまた。

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 年齢による様々な変化について。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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全国的にまだ梅雨明けしていませんが、連日暑いですね。

高齢になりますと、徐々に身体的な機能が変化してきて、例えばあまり暑さも感じなくなり、喉の渇きも感じずらくなるといいます。 これが「熱中症」になりやすい理由の様です。

 

皆さんも、喉が渇いたから水を飲むのではなく、定期的に飲む様にするのが良さそうです。

高齢者だけではなく、大人になると身体的な機能に変化が出てきます。かなり個人差はありますが、それでも大体の方が経験することです。そのあたりを本日はお話しします。

 

聴覚の変化

 

聴覚の変化と言いますが、聴覚はやはり衰えると思います。以前、公園にたむろする若い人を撃退するために、モスキート音と流したことがあります。若者にしか聞こえない音です。

 

そのころ私の娘が20歳前後でしたからそのモスキート音(高い周波数の音)を聞かせましたら、「聞こえる」とあっさり言われ、この身体的変化は誰のせいでもないのだ、と実感しました。

 

反対に中年以降増えてくるのが「耳鳴り」でしょうか。私も悩まされました。これは鳴り始めがいちばん苦しい様に思います。これといった治療法もなく、いわゆる老化現象となる様です。

 

何度も手術をした方に伺いましたら、「好きな音楽などを常にきく」ことで耳鳴りを忘れる様に努力するように医師からも言われたそうです。

 

耳鳴りにも色々なタイプがあり、私も「キー」とか「どーん」とか「ブンブン」などや、耳の閉塞感なども経験いたしました。やはりいちばん良いのは「気にしない」とか好きな音楽を聞くのが良いと、私も医師からそう言われました。

 

ですから若い頃のようにはっきりと音程を聞き分けるなどの能力は残念ながら減退いたします。かといってピアノを弾いたりすることや歌を歌うことに、何の弊害もありません。むしろもっともっと、好きな音楽をたくさん聞くべきではないでしょうか。

 

敏捷性

 

敏捷性についてはいうまでもなく、徐々に動作が緩慢になりますので、他人からもはっきりわかると思います。ピアノ学習では「楽譜を読み、手元を見る」と、ピアノの鍵盤の位置が瞬時にわからなくなってくる、という感じでしょうか。

 

これは経験値がものを言いますから、この場合は回数を重ねていくことで解消されます。逆に言えば「初見」はやりずらくなっていくことになります。ですが「初見」が必要な場面は一般的にはあまりありませんから、これもそれほど気にする必要はないと思います。

 

とにかく練習回数を重ねることでカバーされますから、練習の重要性は大切です。

 

まとめ

 

 

実はまだまだありますが今日はここまでにいたします。あまりこのような「老化」について書くのは少し淋しい気持ちにもなります。とにかく、「若い頃と比べない」のがいちばんではないでしょうか。

 

年齢を重ねて、初めて見えてくることや、感じられることに感謝することも人として素晴らしいことですよね。ですから逆に「若い時に今のような思慮深さがあったなら、もっとよかったのに、、、」などと思うのは私だけでしょうか。

 

サクッと読める「音符の読み方を楽にする方法」です。

よろしかったら、どうぞ。

 

 

ではまた。

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 筋力の衰えなどをどうするか。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さりありがとうございます。

 

今日は30度を超える熱い日になりました。まだ梅雨は明けていませんから、今年の夏もこの様子では、かなりの暑さになるのではと思います。

 

暑さに体が慣れていない今、熱中症に気をつけましょう。

どうやらしばらくは梅雨のなか休みでしょうか、連日暑い模様です。

 

さて本日も「筋力の衰え」などを考えていきたいと思います。

若い時には考えもしなかったことが現実におきますと、「やっぱり、来るものは来るんだ」などとがっくりきますが、もう自分自身が工夫をしていくしかありません。

 

て指の筋力

 

手や指の衰えを感じたことはないですか? 例えばペットボトルの蓋が開けづらい、缶詰の蓋が開けづらい、などなど今まではすんなり開けられたのに今はやっと開いたとか、自分の娘にあけてもらうとか。ついに自分も人の世話になるのか、などと思ってしまいます。

 

筋力の衰えなどをは60代以降は若い人に比べて20%〜40%低下し、80代になりますと50%も低下するそうです。それではもう何もできないのか、と思いがちですが、そうではありません。

 

ピアノ学習は手指のトレーニングにもなっています。ピアノを弾く時には、物を掴んだりする時に使う筋肉も活発に使うので、何もしないよりは鍛えられます。

 

また最近は「脱力して弾く」のが主流になっていますので、力を抜いてピアノを弾くことをお勧めしています。かつては「指を高く上げて、指を振り下ろす様に弾く」と習いました。ですが今はピアノの構造などを考えたり、人の骨格や筋肉を考えて、力を抜くことが主流になっています。

 

これでしたら高齢になっても楽しくピアノを弾くことができます。実際に両脇を抱えられて登場し、ピアノの前に座ると巧みにピアノ演奏する高齢の女流ピアニストを、何人かYoutubeなどで拝見しました。

 

年齢的にはやや早めの曲でしたが、見事でした。ずっと続けてきた方達は、自信と鍛練により素晴らしい演奏が可能であることをはっきりと知りました。

 

視力の衰え

 

老眼や白内障などは高齢者には避けては通れないことですが、顔に皺が出るように老眼にもなるのだと、割り切るしかありません。老眼になったからといって、物が見えなくなるわけではありませんよね。ただ見辛くなるのは事実です。

 

ピントがあいずらかったり、音符を見分けるのに以前より時間がかかったりします。ですから「大人用の楽譜」は音符が大きく書いてありますよね。これはピアノ愛好家にとっては大変にありがたいことです。

 

私のピアノ教室の大人の生徒さんたちも、メガネを使い分けてよりよく弾けるように努力されています。

 

まとめ

 

こどもの頃から習っていても筋力の衰えは等しくあります。 自分だけが特別なのではありませんし、楽しんで弾くことが最大の目的ですから、たくさんある曲の中から自分にふさわしい曲を選べば良いのです。

 

それに人生を歩んできた人でなくては出せない、「深い演奏」というのがあります。若い人には出せない味わいがあります。それこそが大人のピアノにとっての醍醐味ではないでしょうか。

 

私の初めて出しました解説書です。

「音符を塊で読んでもっと楽に楽譜を読む方法」はAmazonでも購入できます。

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 年齢が上がると変化してゆく事。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

急に暑くなったり、突然涼しくなったりで体がついてゆけずに体調を崩した私ですが、みなさんはいかがでしょうか。

 

人は年齢を重ねていきますと、「前とは違う」という違和感を感じてきます。

例えば、自転車を立ち漕ぎする中学生や高校生を見ますと、「今の自分にはできない」と素直に思います。以前はできましたし自転車にも乗れますが、少しづつ変化を感じるのです。

 

ではピアノを習う方々は、どのようにご自分の変化を感じているのでしょうか。

大切なものは変化する

 

大人(60代から90代くらいまで)と一口に言いましても、かなり環境の差があると思いますが、あくまでも統計的なことを書きたいと思います。

 

ピアノのレッスンで「指導者やピアノ仲間との関わり」を強く望む様になるのは60代よりも90代になっていくほど強くなる様です。

これは結構大切なことです。アパートなでの「孤独死」などを考えますと、人との関わりを持ち続けた方がお互いに良いですよね。 私などはあまり外交的なタイプではないので、これからどのように気持ちが変化していくのか楽しみです。

 

加齢とは

 

加齢」は誰もがさけては通れない問題ですが、人生100年時代を迎えて「アンチエイジング」産業などは大盛況ですね。

 

お子さんの成長期にピアノ学習をすることは大変に意味があります。良い地頭を作るのに有効と言われるのがピアノ学習になりますので。

 

もちろん大人の方には「認知症予防」が有効となっています。この情報は嬉しい反面少し寂しい感じもいたします。ですが加齢は自然な人生の流れの中で起こってきますので、あまり深くくよくよしても仕方ありません。

 

まとめ

 

加齢と戦うのではなく、残りの人生を思いっきり楽しむことで、若い人にはできないことができます。それにはまず健康であることが重要です。

 

今から若くなりたいなどとは私は思いませんね。とにかく悩みが多いし、迷いも多かったので。みなさんはいかがでしたか。今がいちばん幸せな人生を送りましょう。

 

 

kindle出版からペーパーバックの解説本を出しました。

初めての経験で大変でしたが、「音符を塊で読んでもっと楽に楽譜を読む方法」は

Amazonでも購入できます。私のyoutubeチャンネルで少し解説もしています。

 

よろしかったらどうぞ。

 

ではまた。

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 シニアピアノの教育事情。

みなさんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログを、ご覧下さりありがとうございます。

 

やっと日常の生活が戻り、「やっぱり健康はありがたい」と思います。

さて今日の「シニアピアノの教育事情」についてですが、これは本当に現場が追いついていないのが現状です。なぜこの様なことが起きているのか、についてもお話ししたいと思います。

 

シニアピアノの現場

 

シニアに限らず、大人の初心者の音楽教室では「今までにあまり無かったこと」として扱われています。もちろん大手音楽教室のYAMAHAさんが「大人の音楽教室」としてTVでCMを流していた時期もあり、そのおかげもあって、世の中に大人も音楽教室に通えるんだ、という希望を持たせたことは大きなことです。

 

問題はその内容です。まずお子さんのレッスンのように教材、人材、ノウハウなどが整っての出発では無かった様に思われます。

 

数年前は大人用にアレンジされた「バイエル」などを使用していた様です。今でもそうかもしれません。実際私のところに、楽器店さんに以前レッスンに通っていた方などがいらっしゃいましたが、使用していたテキストはそんな感じでした。

 

やはり行き詰まりを感じている様でした。

お子さん達が、ある程度両手で弾ける様になるには、個人差やレベルはありますが、半年から一年前後といった感じでしょうか。それからピアノ曲らしい内容になって入っていきます。

ですが大人の方にはこれが厳しくて、初めからかなり高度な楽譜を読まされている様でした。

何事も時間がある程度かかるのです。それは大人であっても同じなのですが、つい「相手は大人」だからこれくらいはわかるでしょう、と教える側が勝手に思ってしまう様です。

 

 

趣味のピアノ

 

大人は趣味としてのピアノ、子供は基礎からバッチリの違いとでも言いましょうか。お子さん用の教則本はたくさん出ています。そして最近では大人用の楽譜も増えてきましたが、その比ではありません。

 

これは歴史的にみても仕方のない事ですが、「大人の教則本」についての研究はされているのだろうか、と考えてしまします。「趣味だから」「好きな曲を弾いてもらえれば」という教える側の勝手な思い込みもあるかもしれません。

 

ですが統計にもあるように、シニアの方達も「基礎からしっかり」教わりたいと思う方がほとんどなのです。みなさん向上心が強いのです。これは人として当然ですね。

 

まとめ

 

解説本の内容を少しづつ説明しています。

 

そこで手前味噌ですが、「大人のコード奏法」をお薦めするのです。そしてこれもまた教材がないに等しい状況です。私も手探り状態ですが、いずれは「大人のコード奏法教則本」の様なものを作らなくては、と思っています。

 

さて先月やっと出来上がったkindleのペーパーバック(紙の本)のご案内です。

タイトルは「音符を塊で読んでもっと楽に楽譜を読む方法」です。

譜面を読むのは少し億劫に感じますが、塊(和音)、すなわちコードで捉えたら読みやすくなります。

 

    私の第1作目の本です。以前同じタイトルのudemyからの内容とは異なります。

 

よろしかったらご覧ください。

 

ではまた。

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。「弾ける」という事はどういういう事か

みなさんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

何とか私の咽頭炎も治りましたが、あの郷ひろみさんが、やはり風邪による喉の調子の具合で公演を中止されたそうです。健康管理にかなり神経を使っている方でもウイルスにやられることもある、ということですね。みなさん気をつけましょうね!。 →(自分が先にやられてるのに何言ってるんだ!)

 

さあみなさんが「私ピアノ習っているの」とひとこと言うと、「えっ、じゃ聞かせて!」と言われませんか? そして「いえ、まだ全然弾けないのよ」と言いがちですが、習っているのに全然弾けない、なんておかしいですよね。

 

では「弾ける」と「弾けない」の違いはなんでしょうか。

 

 

習ってるけど弾けない?

 

大人からピアノを始めて、数ヶ月もするとご自身でもわかるように、弾ける様になってきます。ですから弾けるのですが、「うまく弾けない」という気持ちから、「習ってるけど、まだよく弾けない」と言い訳していませんか。

 

段々と弾ける様になると、それが当たり前ですから次第に「うまく弾けない、、。」と感じる様になります。これは進歩の証です。例えるならばメジャーリーガーの大谷選手が、「投げて、打つ」のはもう当たり前ですから、両方できても驚かなくなる。様なものです。

 

そうやってどんどんハードルが高くなっていくのです。ですからいくらピアノを習っても「うまく弾けません」と言ってしまうのです。

 

音大生などが学内の試験のピアノテストで、「どうだった?」と学友に聞かれたら、「全然弾けなかった!。」などとよく言いますが、冷静に考えてその様なことはありません。

 

正確には「思うように、うまくは弾けなかった。」ということです。ですから自宅での練習や先生とのレッスンの時にはある程度納得がいく演奏ができてはいたのです。

完璧を求める

 

クラシック音楽は楽譜に書いてある事を再現する、と同時にその作曲者の活躍した時代背景や、作曲者のその曲に対する思いなどを汲み取り、さらにはその楽曲を分析して曲の構成から考える最高の演奏を目指すものです。

 

すごいですね、奥が深いと言いますか、楽譜だけでは済まされないことも多いのです。さらにはその曲に対する演奏者の想いなども大切です。

 

こう言われたら、もう全然弾けません、と言いたくもなります。そしてこの様に高い芸術は正しく伝承されていくのでしょう。

まとめ

 

その様な厳しい芸術の世界もあれば、同時に大衆音楽や軽音楽というものも常に存在していました。そしてお互いに影響しあい、切磋琢磨されて今に至っています。

 

私はジャズを習っていますが、これもまた奥が深いのです。正解のない問題を進んでいく様な感覚があります。どのジャンルの音楽にも難しさはありますが、楽しむための音楽もまた存在しています。

 

自分が弾いて楽しいのが一番幸せですね。そして仲間と一緒に演奏をするのは、もっと楽しいのです。

 

 

気軽にも楽しめる音楽ですが、いちばんの悩みは「楽譜を読む」ことでしょうか。

 

この譜面読みも初めから完璧を目指さなくて良いです。読み方を少し変えるだけで読みやすくなります。

そんな思いから、本を出しました。中身は以前ご紹介していたudemy講座のものとは異なっています。

目次くらいまでしかみられませんが、よろしかったらどうぞお手にとってください。

 

書籍の案内

 

ではまた。

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 なくて七癖。 自分はどんなタイプか。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

私は先週から扁桃炎に見舞われ、結構きつめのお仕置きのような日々がありました。まず水が飲めない苦しさですね。激痛で水も喉を通らないのです。ですがゼリータイプのものは平気でした。

 

どこかでウイルスを持ってきたのですが、どこかはわかりませんが、一つだけはっきりしているのは、外出先から戻ってすぐに「手洗い、うがい」を怠った日が、そうではないか。ということで私の不注意がどうやら原因のようです。 皆さんもどうかお気をつけください。

 

さあ本日の「人のタイプ」「人のくせ」などについて少し書いてみましょう。

 

人のタイプ

 

人間の癖などは本当に多様で、興味深い部分でもあります。ご自分の家族や特に配偶者は、どんな人かについて話し出すと、終わりがないかもしれません。

 

ピアノを習う大人の方は、50代や70代という立派な大人です。大体ご自分がどの様なタイプかは、なんとなくわかっているとは思います。

 

まずは、優等生タイプ。

大変熱心に毎日練習するタイプの方で、先生としてもやりがいがあります。進みもよく「こんなに弾けるとは思わなかった。」と喜ばれています。ですがたまに頑固になることがあります。(笑)

ご自分が一生懸命に練習してきたにも関わらず、思う様にレッスンの時に弾けませんと、「おかしいな、このピアノは家のピアノとは音が全然違うので調子が出ない。」などとおっしゃることがあります。

 

ご安心ください、ピアノの音は大体同じですよ。家で弾いているピアノはご自分の手に馴染んでいます。かたやたまに弾く先生の家のピアノは、たまに弾くので調子が出ないのでしょう。これも熱心に毎日練習しているからこそ出てきてしまう、言葉なのでしょう。お気持ちはわかります。

 

次は。直前タイプ

このタイプは学生時代は「一夜漬け」の様なタイプだったかもしれませんね。私も学校のお勉強はテストの期日が決まると、慌てるタイプでした。ですからレッスンが近づくにつれて、練習をいたします。レッスンの直前まで練習をして、慌てて家を飛び出し、楽譜を持ってくるのを忘れることもある様です。

 

せっかく練習したのに〜、残念。」 でもかなり集中して練習されたことでしょう。

 

もう一つは、おおらかなタイプです。

 

必ずレッスンにはいらっしゃいますが、「ちょっとお出かけが多くて、練習できませんでした。」とまずお話しされます。明るくて楽しい方ですね。

 

お出かけされた時の話や、お土産をくださり、「今日はもうレッスンなしにしましょう。」とお茶などを出してお菓子などを食べ始めるタイプの方です。良い方ですが、先生の立場がどうにかなりそうです。

 

みんな続けたい

 

もっとさまざまなタイプの性格や癖がありますが、みなさん言い方ばかりで、ピアノは大好きです。ズーーと続けたいと思っています。ですから、時に言い訳などがありますが、それはそれで先生側は、毎回でなければ大丈夫です。

 

実際に色々な行事や個人的な用事があるわけですから、常に練習ができるとは限りません。

例として出した優等生タイプは男性に多いと思います。現役も引退してやることといえば、草取りくらいなどとおっしゃいます。

 

女性の方々は友人との旅行やお買い物など、行事が多いかもしれません。女性の方が外交的になっていくのかもしれませんね。 現役引退後の男性の引きこもりが問題になっていますので、周りでも気にされた方が良いかもしれません。

 

まとめ

 

どの様なタイプにしろ、習い事は大人にとっては大きな趣味の時間として、かけがえのないものになっています。より良い人生のためにもぜひお続けくださいね。

 

〜〜 お知らせ 〜〜

先日まで私のudemy講座「音を塊で読んで、もっと楽に楽譜を読む方法」を無料配布していました。

今回はアマゾンから「音符を塊で読んでもっと楽に楽譜を読む方法」を発売いたしました。

内容はudemyの電子版とはかなり違う内容で、より詳しく何曲も解説しています。

 

よろしかったらご覧ください。

 

「音符を塊で覚えてもっと楽に楽譜を読む方法」
 

 

ではまた。