皆さんこんにちは、お元気ですか。
いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。
今日は朝から気温も高く、熱中症予防のアナウンスがありました。こまめに水分をとりましょう、という内容です。みなさんのお住まいの地域でも、そのような警戒のお知らせとかありますか。
そしてこれから梅雨になったり、最近では大雨の心配などもあります。ウクライナとロシア国境のダムの決壊を見ていますと、人災であれ自然災害であれ甚大な被害となります。
少し前にも鬼怒川の決壊やら、大雨が続きこの辺りでも避難をしようか、などと話になりました。みなさんもお住まいの地域のハザードマップなど確認をしておくと良いと思います。
さあ、本日のお話は「心と身体の変化」を感じる中高年、についてです。
若い時は、、、
段々と年齢を重ねますと、自分の過ぎ去った過去と比較しがちになってきますね。「若い頃はもっとできたんだけど、、、。」などと自分の一番良かった時期を思い出してしまします。
心と身体の変化は自分が一番よくわかっていますよね。特に身体的な変化については。ところが心の変化は気がつきにくい様です。
最近では一才児からの音楽教室などもあります。幼いうちから始めなくては、という親ごごろをくすぐっています。ですが現場で長く指導をしてきた私からしますと、早ければ良いは必ずしも正解ではありません。
その原因は「ここをの問題」です。幼い2歳児に良い音楽教育を与えることは、良いですが、まず本人の意識はどうなのでしょうか。自分の思いを正確に親などに伝えられないまま、音楽教室に入会してしまう。
いっとき頑張りを見せて、それで親も大喜びして、そのお子さんのピアノが長く続くと思いたいですが、失速することが多い様に感じています。ピアノ教室の先生も少し残念に感じるでしょうし、親御さんも「どうして辞めちゃうのかしら」という疑問も生まれるでしょう。
受験勉強と同じ
思えば入学のためにした受験勉強と同じように、ハードなピアノレッスンはそうそう何年も続けられませんよね。もちろんプロを目指している方は別ですよ。だって、全てを犠牲にしてプロは生まれるのですから。
以前はよくピアノレッスンにくる生徒さんの親御さんたちが、「別にピアニストにさせるわけではないので、」とお話ししていましたが、この辺は全く次元の違うお話になります。
ピアノを弾く行為を正しく習得したいならば、まずは「本人の意欲」が問われます。もしご本人が本気ならば中学生からでも決して遅くはありません。ですから大人になっても大丈夫なのです。
そして「心の問題」がクリアーになったら、次に身体的な変化に焦点を当てましょう。身体的な変化はご自分が一番良くご存じです。経験者なら尚更のことですが、こればかりは鍛錬を繰り返すしかありません。
まとめ
実際に手や指の筋肉は年齢により減少しますが、筋肉は何歳になっても鍛えることができます。ですから筋肉トレーニングとしてもピアノは指先の筋力の低下防止に役に立ちます。
それと自分の良い点とか苦手なことを、みなさんは知り尽くしていますから、苦手なことを克服するのも大切ですが、まずは良い点をより伸ばすことに力を注いでいただきたいです。
速い曲を弾くことよりも、しっとりとしたテンポの曲や、深い感情を表現できる曲などは、「大人にしかできないこと」かもしれません。
ではまた。