皆さん、こんにちは。 お元気ですか。
いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。
私のこのブログでは、様々な「音楽について」のご紹介をしています。
現在は「アメリカンポップス」を取り上げていますが、過去にはクラシックピアノ特集や
「西洋音楽史」、「脳科学と音楽の関係」などの特集を組んでお届けしています。
時代と共に「音楽」に対する考え方が変化しています。
例えば、「音楽療法」などですね。 これは大変に新しい分野でありますが、実際は
古くから、精神的な病気に対しての音楽療法はありました。でもそれがどのように脳に効果があるか
実際に見る事ができませんでした。
しかし現代では生きた人間の脳内の様子を観る事ができる「MRI」というものがあります。
それにより、音楽が人の脳にどのように影響するかが、かなり解ってきました。
実証できたわけです。
そのような事がなくとも、音楽を聴いて「気分をリラックスさせる」とか、「やる気を出す」
など、様々な場面で人は音楽を活用(愛用)しています。ただ聞くだけでも楽しいですし、ましてや
好きなアーティストの音楽は一日中聞いていたいでしょう。反対に、物凄い騒音の中にいたらどうなりますか?
そう、耳なりがしてきます。その耳鳴りにきく音楽というか、音というものも存在します。
耳鼻科のお医者さんが考案したものであったりします。「音でもって音を制す」という感じですかね。
では前置きが大変長くなりました。本日の曲は「星影のステラ」という曲です。
星影のステラ
1944年のアメリカ映画「呪いの家」の主題歌として、ビクター・ヤングが作曲したメロディーに
46年になって、ネッド・ワシントンが作詞しました。
これと言って大ヒットとなったレコードは見当たりませんが、この歌詞とメロディーの美しさから
多くのアーティストに取り上げられ、スタンダードの仲間いりをしています。
歌詞と和訳
Stella by Starlight
作曲 Victor Young 作詞 Ned Washington
Verse
Have you seen Stella by starlight
Standing alone with moon in her hair
髪の毛の狭間から月が見えてる星影のステラを見たことあります?
Have you seen Stella by starlight
星影のステラを見たことあります?
When have you known rapture so rare
めったにない歓喜をいつ感じました?
Chorus
The song a robin sings
Through years of endless springs
小鳥が長年の終わらない春にずっと鳴いてる歌
The murmur of a brook at evening tides
That ripples through a nook where two lovers hide
人目につかない二人の恋人が隠れている所まで流れて行く夕潮の小川の囁き
That great symphonic theme
That’s Stella by starlight and not a dream
星影のステラは素晴らしい交響曲のテーマで夢なんかじゃないです。
My heart and I agree
She’s everything on this earth to me
私にとって彼女はこの世の中の全てだと心から思います。
She’s everything that you’d adore.[1]
彼女はあなたが愛する唯一の人です。
星の光に包まれ、月明かりを浴びているステラを讃える、ロマンチックなバラードです。
コード進行
E-7(b5) | A7 | C-7 | F7 | |||||
F-7 | Bb7 | Eb | Ab7 | |||||
Bb | E-7(b5) A7 | D-7 | Bb-7 Eb7 | |||||
F | G-7 | A-7(b5) | D7 | |||||
G7(#5) | G7(#5) | C-7 | C-7 | |||||
Ab7 | Ab7 | Bb | Bb | |||||
E-7(b5) | A7 | D-7(b5) | G7 | |||||
C-7(b5) | F7 | Bb | Bb |
まとめ
今日の曲は歌詞を後からつけたようです。
メロディーとよくあっていて、素敵な曲になりましたね。
先日私はバレエを観にゆきました。かつての私のピアノ教室の生徒さんが出演していました。
幕が開くと、眩いばかりのライトと色とりどりの素敵な衣装、そして音楽。
全てが揃っている舞台芸術ですね。オペラではないので歌はありませんでしたが、
音楽がなくては、せっかくのバレエもできませんね。ですから、本当に音楽の果たす役割は
大きなものです。
それにしても若くしなやかなバレリーナの踊りは、観ていて幸せな気持ちになりました。
そして「人は美しいもの」を観たいという自然な欲求があると感じました。
小さなお子さんのバレエはとても可愛らしく、そして大きく成長した元生徒さんの素晴らしい
表現力に感銘いたしました。 なぜか自分が踊ったような気になるのが不思議ですよね。
全く私は踊れませんが、あんなに踊れたら楽しいでしょうね。
ではまた。