みなさんこんにちは。
お元気でしょうか?
もうあまりコロナの話はしたくありませんが、宣言が出た地域の方々は、
明日から外での楽しみは、しばらくお預けにして、
家の中で楽しく過ごす工夫をしましょう。
実は私は明日、ピアノ教室の発表会があるのです。
今日ご紹介する2曲はどちらもよく発表会などで演奏される曲です。
ただし上級者の方になりますが。
まず1曲目は、ドビュッシーの「夢」です。
夢
ドビュッシー
この作品はドビュッシーがなんと22歳の時に書かれました。
まだ駆け出しの頃に経済的な苦境から必要に迫られて書いた曲と言われています。
本人はあまりこの曲を評価しておらず、全く好きでもないし、大したことのない粗悪品
とまで語っていたそうです。 そんなことないのに。
譜面をみますと、とっつきやすそうで、何より音に癒されます。
そして題名の通りに、ふわーとした感じで、リズムが複雑でもないですが、
それなりに深い曲ですね。 一度弾いてみてはいかがでしょうか?
次はリストの「ため息」です。
ため息
映像を見ると分かりますが、左右のてが交差していますね。
これは演奏するの大変です。 リストご本人は平気だったのでしょうか。
私はこの曲に何度もチャレンジするも、途中で挫折してしまう、という感じです。
でもこの映像は大変参考になります。ありがたいですね。
次に楽譜をご紹介いたします。
3段の譜面
ピアニストの演奏とは違いますが、かなり工夫されています。少し驚きました。
映像と合わせて学習すると、どうやって弾くのか理解しやすいでしょうか。
曲の途中に難所がいくつもあり、山をいくつも超えていくような感じの曲かしら。
出版社により最後の部分が違いますが、どちらもすばらしいです。
まとめ
本日の2曲は、リラックスできたでしょうか。
聴くのと、弾くのでは大違いで、リストを弾くときはリラックスというより
細部に神経を配ることで精一杯の私です。 それにしても
この2作品は優雅な響きとまったりとした気分にさせてくれますね。
これからの連休に是非ゆっくりとピアノの名曲をお楽しみください。
ではまた。