シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。「弾ける」という事はどういういう事か

みなさんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

何とか私の咽頭炎も治りましたが、あの郷ひろみさんが、やはり風邪による喉の調子の具合で公演を中止されたそうです。健康管理にかなり神経を使っている方でもウイルスにやられることもある、ということですね。みなさん気をつけましょうね!。 →(自分が先にやられてるのに何言ってるんだ!)

 

さあみなさんが「私ピアノ習っているの」とひとこと言うと、「えっ、じゃ聞かせて!」と言われませんか? そして「いえ、まだ全然弾けないのよ」と言いがちですが、習っているのに全然弾けない、なんておかしいですよね。

 

では「弾ける」と「弾けない」の違いはなんでしょうか。

 

 

習ってるけど弾けない?

 

大人からピアノを始めて、数ヶ月もするとご自身でもわかるように、弾ける様になってきます。ですから弾けるのですが、「うまく弾けない」という気持ちから、「習ってるけど、まだよく弾けない」と言い訳していませんか。

 

段々と弾ける様になると、それが当たり前ですから次第に「うまく弾けない、、。」と感じる様になります。これは進歩の証です。例えるならばメジャーリーガーの大谷選手が、「投げて、打つ」のはもう当たり前ですから、両方できても驚かなくなる。様なものです。

 

そうやってどんどんハードルが高くなっていくのです。ですからいくらピアノを習っても「うまく弾けません」と言ってしまうのです。

 

音大生などが学内の試験のピアノテストで、「どうだった?」と学友に聞かれたら、「全然弾けなかった!。」などとよく言いますが、冷静に考えてその様なことはありません。

 

正確には「思うように、うまくは弾けなかった。」ということです。ですから自宅での練習や先生とのレッスンの時にはある程度納得がいく演奏ができてはいたのです。

完璧を求める

 

クラシック音楽は楽譜に書いてある事を再現する、と同時にその作曲者の活躍した時代背景や、作曲者のその曲に対する思いなどを汲み取り、さらにはその楽曲を分析して曲の構成から考える最高の演奏を目指すものです。

 

すごいですね、奥が深いと言いますか、楽譜だけでは済まされないことも多いのです。さらにはその曲に対する演奏者の想いなども大切です。

 

こう言われたら、もう全然弾けません、と言いたくもなります。そしてこの様に高い芸術は正しく伝承されていくのでしょう。

まとめ

 

その様な厳しい芸術の世界もあれば、同時に大衆音楽や軽音楽というものも常に存在していました。そしてお互いに影響しあい、切磋琢磨されて今に至っています。

 

私はジャズを習っていますが、これもまた奥が深いのです。正解のない問題を進んでいく様な感覚があります。どのジャンルの音楽にも難しさはありますが、楽しむための音楽もまた存在しています。

 

自分が弾いて楽しいのが一番幸せですね。そして仲間と一緒に演奏をするのは、もっと楽しいのです。

 

 

気軽にも楽しめる音楽ですが、いちばんの悩みは「楽譜を読む」ことでしょうか。

 

この譜面読みも初めから完璧を目指さなくて良いです。読み方を少し変えるだけで読みやすくなります。

そんな思いから、本を出しました。中身は以前ご紹介していたudemy講座のものとは異なっています。

目次くらいまでしかみられませんが、よろしかったらどうぞお手にとってください。

 

書籍の案内

 

ではまた。

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 なくて七癖。 自分はどんなタイプか。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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私は先週から扁桃炎に見舞われ、結構きつめのお仕置きのような日々がありました。まず水が飲めない苦しさですね。激痛で水も喉を通らないのです。ですがゼリータイプのものは平気でした。

 

どこかでウイルスを持ってきたのですが、どこかはわかりませんが、一つだけはっきりしているのは、外出先から戻ってすぐに「手洗い、うがい」を怠った日が、そうではないか。ということで私の不注意がどうやら原因のようです。 皆さんもどうかお気をつけください。

 

さあ本日の「人のタイプ」「人のくせ」などについて少し書いてみましょう。

 

人のタイプ

 

人間の癖などは本当に多様で、興味深い部分でもあります。ご自分の家族や特に配偶者は、どんな人かについて話し出すと、終わりがないかもしれません。

 

ピアノを習う大人の方は、50代や70代という立派な大人です。大体ご自分がどの様なタイプかは、なんとなくわかっているとは思います。

 

まずは、優等生タイプ。

大変熱心に毎日練習するタイプの方で、先生としてもやりがいがあります。進みもよく「こんなに弾けるとは思わなかった。」と喜ばれています。ですがたまに頑固になることがあります。(笑)

ご自分が一生懸命に練習してきたにも関わらず、思う様にレッスンの時に弾けませんと、「おかしいな、このピアノは家のピアノとは音が全然違うので調子が出ない。」などとおっしゃることがあります。

 

ご安心ください、ピアノの音は大体同じですよ。家で弾いているピアノはご自分の手に馴染んでいます。かたやたまに弾く先生の家のピアノは、たまに弾くので調子が出ないのでしょう。これも熱心に毎日練習しているからこそ出てきてしまう、言葉なのでしょう。お気持ちはわかります。

 

次は。直前タイプ

このタイプは学生時代は「一夜漬け」の様なタイプだったかもしれませんね。私も学校のお勉強はテストの期日が決まると、慌てるタイプでした。ですからレッスンが近づくにつれて、練習をいたします。レッスンの直前まで練習をして、慌てて家を飛び出し、楽譜を持ってくるのを忘れることもある様です。

 

せっかく練習したのに〜、残念。」 でもかなり集中して練習されたことでしょう。

 

もう一つは、おおらかなタイプです。

 

必ずレッスンにはいらっしゃいますが、「ちょっとお出かけが多くて、練習できませんでした。」とまずお話しされます。明るくて楽しい方ですね。

 

お出かけされた時の話や、お土産をくださり、「今日はもうレッスンなしにしましょう。」とお茶などを出してお菓子などを食べ始めるタイプの方です。良い方ですが、先生の立場がどうにかなりそうです。

 

みんな続けたい

 

もっとさまざまなタイプの性格や癖がありますが、みなさん言い方ばかりで、ピアノは大好きです。ズーーと続けたいと思っています。ですから、時に言い訳などがありますが、それはそれで先生側は、毎回でなければ大丈夫です。

 

実際に色々な行事や個人的な用事があるわけですから、常に練習ができるとは限りません。

例として出した優等生タイプは男性に多いと思います。現役も引退してやることといえば、草取りくらいなどとおっしゃいます。

 

女性の方々は友人との旅行やお買い物など、行事が多いかもしれません。女性の方が外交的になっていくのかもしれませんね。 現役引退後の男性の引きこもりが問題になっていますので、周りでも気にされた方が良いかもしれません。

 

まとめ

 

どの様なタイプにしろ、習い事は大人にとっては大きな趣味の時間として、かけがえのないものになっています。より良い人生のためにもぜひお続けくださいね。

 

〜〜 お知らせ 〜〜

先日まで私のudemy講座「音を塊で読んで、もっと楽に楽譜を読む方法」を無料配布していました。

今回はアマゾンから「音符を塊で読んでもっと楽に楽譜を読む方法」を発売いたしました。

内容はudemyの電子版とはかなり違う内容で、より詳しく何曲も解説しています。

 

よろしかったらご覧ください。

 

「音符を塊で覚えてもっと楽に楽譜を読む方法」
 

 

ではまた。

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 心と体の変化を感じる中高年。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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今日は朝から気温も高く、熱中症予防のアナウンスがありました。こまめに水分をとりましょう、という内容です。みなさんのお住まいの地域でも、そのような警戒のお知らせとかありますか。

 

そしてこれから梅雨になったり、最近では大雨の心配などもあります。ウクライナとロシア国境のダムの決壊を見ていますと、人災であれ自然災害であれ甚大な被害となります。

 

少し前にも鬼怒川の決壊やら、大雨が続きこの辺りでも避難をしようか、などと話になりました。みなさんもお住まいの地域のハザードマップなど確認をしておくと良いと思います。

 

さあ、本日のお話は「心と身体の変化」を感じる中高年、についてです。

 

若い時は、、、

 

段々と年齢を重ねますと、自分の過ぎ去った過去と比較しがちになってきますね。「若い頃はもっとできたんだけど、、、。」などと自分の一番良かった時期を思い出してしまします。

 

心と身体の変化は自分が一番よくわかっていますよね。特に身体的な変化については。ところが心の変化は気がつきにくい様です。

 

最近では一才児からの音楽教室などもあります。幼いうちから始めなくては、という親ごごろをくすぐっています。ですが現場で長く指導をしてきた私からしますと、早ければ良いは必ずしも正解ではありません。

 

その原因は「ここをの問題」です。幼い2歳児に良い音楽教育を与えることは、良いですが、まず本人の意識はどうなのでしょうか。自分の思いを正確に親などに伝えられないまま、音楽教室に入会してしまう。

 

いっとき頑張りを見せて、それで親も大喜びして、そのお子さんのピアノが長く続くと思いたいですが、失速することが多い様に感じています。ピアノ教室の先生も少し残念に感じるでしょうし、親御さんも「どうして辞めちゃうのかしら」という疑問も生まれるでしょう。

 

受験勉強と同じ

 

思えば入学のためにした受験勉強と同じように、ハードなピアノレッスンはそうそう何年も続けられませんよね。もちろんプロを目指している方は別ですよ。だって、全てを犠牲にしてプロは生まれるのですから。

以前はよくピアノレッスンにくる生徒さんの親御さんたちが、「別にピアニストにさせるわけではないので、」とお話ししていましたが、この辺は全く次元の違うお話になります。

 

ピアノを弾く行為を正しく習得したいならば、まずは「本人の意欲」が問われます。もしご本人が本気ならば中学生からでも決して遅くはありません。ですから大人になっても大丈夫なのです。

 

そして「心の問題」がクリアーになったら、次に身体的な変化に焦点を当てましょう。身体的な変化はご自分が一番良くご存じです。経験者なら尚更のことですが、こればかりは鍛錬を繰り返すしかありません。

 

まとめ

 

実際に手や指の筋肉は年齢により減少しますが、筋肉は何歳になっても鍛えることができます。ですから筋肉トレーニングとしてもピアノは指先の筋力の低下防止に役に立ちます。

 

それと自分の良い点とか苦手なことを、みなさんは知り尽くしていますから、苦手なことを克服するのも大切ですが、まずは良い点をより伸ばすことに力を注いでいただきたいです。

 

速い曲を弾くことよりも、しっとりとしたテンポの曲や、深い感情を表現できる曲などは、「大人にしかできないこと」かもしれません。

 

ではまた。

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 人は好きなことしか続けられない。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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先週の台風の被害があった地域の方は、いかがお過ごしでしょうか。心からお見舞い申し上げます。自然災害とはいえ、先々のことを考えると不安な毎日でしょう。

 

私の住んでいる関東地方でも東京都心部は激しい雨風であった様ですが、さいたま北部では一時的な風雨がありましたが、梅雨のような雨であった様に感じました。

 

同じ関東平野に住んでいても、天候は違うのですね。

 

さて今日のお題は「結局人は、好きなことや楽しいことしか続けられないのだ。」という内容です。

好きなことしか続かない

 

みなさんにもずっと続いていることが、あると思います。それらのことはなぜ続いているのでしょうか。もはや習慣となっている場合もありますし、しなくてはならないことだから、など色々おありでしょうね。

 

女性が担当することが多い「家事」や「育児」については、「しなくては毎日が進まない」ことであるし、育児に関しては「まず最優先」にしませんと、お子さんの命がかかっています。

 

お料理が好きな方には食事の支度などは楽しいことですが、毎日となると好きだけでは続きません。そしてお子さんが好きな方でも寝不足続きの育児はキツイものです。

 

なんとなく、仕方なく料理を作って食べたら、意外にも美味しかった。ことや家族が予想以上に喜んでくれたことがあると、「まあ、いいか!」と続けられます。

 

体力勝負の育児も、我が子の愛らしさがあるために体を張って育児ができるのです。

全てではなくとも「楽しい部分がある」から続けられるのですよね。これは結構大きなことで、全ての学習にも言えることです。算数が楽しいから数学も好きになった、とか歴史が好きで歴女になったとか、理由は様々ですが、「楽しい、好きである」が原動力になっています。

楽しむために

 

では好きでもないことを楽しむなど、できるのでしょうか。それには工夫が必要です。例えば「草取りしなくちゃ」となかなか進まない雑草とり。少しでも気楽にするには、「好きな音楽を聴きながら」草をとるとか、いっそのこと草を取らずに「草を枯らす薬」を撒いてしまう。などなど、これ全て私のことです。

 

そうでもしなければ遅々として進まないからです。憂鬱に感じてしまう家事も、好きな音楽とくっつけることで少しは捗るというものです。

 

結局私の場合は音楽と結びつけてしまいますが、みなさんはどのように工夫されていますか。お仕事の後のビールや、ダイエットのご褒美に靴を買う、などと何か楽しいことがないと続けるのはどんどん難しくなりそうです。

 

まとめ

 

音楽を聴くのが嫌な方は、まずいらっしゃらないとおもます。 ウオーキングのお供に、炊事のお供に音楽をプラスしてみると、億劫な気持ちがかなり和らぎますよね。

 

「音を塊で読んで、もっと楽に楽譜を読む方法」のudemy講座を無料でご紹介してきました。

実はこの度ペーパーバック(書籍)として販売することになりました。このテキストはudemyの内容とはかなり違いますが、音符の読み方をより早くする方法になります。 後日また詳しくお知らせいたします。

 

ではまた。

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 生徒さんたちがピアノレッスンに期待すること。

こんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

 

いよいよ6月に入り、一年の折り返しについに入ったか、と感じる方も多いでしょう。私もその一人です。では今年の年頭に、なんとなく「今年はこんなことしたい」などと思い巡らしたかと思いますが、その約半年前の自分の目標みたいなものは、順調に進んでいるでしょうか。

 

いろいろな目標があったりして順調なこともあれば、今ひとつ、ということもあるでしょうね。私もそうです。何事もですが、自分の足跡って実際よくわからないのではないでしょうか。人に言われて「そうかしら」と思うぐらいではないでしょうか。ピアノの上達もそうなんです。

大人のレッスン

 

大人のピアノレッスンはお子さんのレッスンとは違います。長くピアノ教室をやってこられた先生たちも、初めは大人の方のレッスンに右往左往してしまいます。何しろ以前は大人の方がピアノ教室に通う、ということがありませんでしたから。

 

それが様々な時代の変化により、今や大人の音楽教室が流行っています。大人の生徒さんは、皆さん堂々と楽器を抱えて音楽教室に通っておられます。 見ていて「かっこいいな」と思います。溌剌としていますからね。

 

私たちピアノ講師も「大人のためのピアノレッスン」をどのように指導していくべきか、いろいろなセミナーなどに参加して勉強してきました。そして大人用のテキストも、かなり増えてきましたね。

 

では生徒さん側はどのようなレッスンを期待しているのでしょうか。その点に関しては少し講師側と食い違う部分もありますし、個人により様々なのですが、いくつか生徒さんからみた希望のレッスンを出してみました。

 

シニアのレッスンは

 

まず大人の生徒さんたちは、

  •  ゆっくりな指導

これは小さなお子さんにも必要なことです。そして大人の方の場合、年齢が高くなるほど丁寧にゆっくりご説明いたします。説明した部分を翌週には忘れてしまうこともありますので、メモを残したり時には録画や録音をしたりいたします。ですがその録音を聴くのを忘れてしまったりもありますが。

 

  •  優しい指導

昔スパルタ教育で育った方も今では「優しさ」が必要です。よく考えてみれば、そのシニアの方達は本当に大変な時代をくぐり抜けて人生を過ごされたのですから、せめて趣味のピアノは優しく指導してほしい、というのは本音でしょう。中には「厳しくやってください」という方もおられますが、先生は優しく接する様にしています。

 

  •  基礎からの指導

かつて習った経験のある方も、「もう一度基礎からお願いします」とおっしゃいます。そうですね、昔習ったことを忘れてしまったと感じているのでしょう。それでもやはり経験者の方はレッスンを重ねていくうちに「全く初めて」とは違いますので、ピアノ練習などを楽しく感じるまでにそう時間がかかりません。

 

  •  1曲に時間をかけたい

これは先生側が気をつけなくてはいけない点です。私も反省することがあります。大人の生徒さんたちは、どんどん先に行きたいとは、あまり思っていないのです。しかし先生は「たくさんの曲を弾いてもらいたい」という気持ちから、ある程度できると「次に行きましょう!」となりがちです。気をつけましょう。

 

  •  先生が喋りすぎは困る

「反省します」(河原)。  生徒さんたちは「先生よく喋る」のをそれほど歓迎はしていません。ピアノのレッスンに来ているのですから、先生は気をつけなくてはいけません。特に男性の方は「もういい加減にしてほしい」と感じているかもしれません。ですが、生徒さんご本人のお話は聞いてあげなくてはいけません。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか? 「その通りです」とお感じになりましたか。これも個人的に少し違う面もあると思いますが、先生側の勘違いは治さなくてはいけませんね。

 

現在も無料でお配りしています。

 

「音を塊でよんで、もっと楽に楽譜を読む方法」

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ではまた。

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 みんなが知りたい自宅練習、どうしてる?

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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今日から6月です。一年の後半に向けて準備をしていきたいですね。本日の大変興味深い内容は、「他人の自宅でのピアノ練習の実態」です。

 

何事も初めは自分の意志で入会しますが、少し時が経ちますとなぜか他人の動きが気になってきます。なぜでしょうか? おそらく「自分はこれで大丈夫なのだろうか」「もしかして他の人はすごいのかしら」などと人との比較がはじまってきます。

 

その中でも「現在の進み具合」とか「どれくらい練習しているのか」という点です。 それについてお話ししていきましょう。

自宅練習の時間

 

気になる他の人の「自宅練習時間」ですが、この点はかなり個人差があります。それぞれレッスンの時にお話を伺いますが、皆さんそれなりに練習していますね。平均して30分前後は練習されている様です。一日3回練習される方もいますし、たまに練習される方もおられます。それぞれ皆さんのライフスタイルに合わせて自宅練習されている様です。

 

習い事、時に楽器演奏では「自宅練習」が欠かせません。ピアノの先生は皆さんの練習の成果を聞かせていただくので、前の週と同じ演奏ですと、また先週に戻ってレッスンすることになります。これは別に嫌なことではありませんよ。皆さんにもいろいろな事情がある訳ですから。

 

ですが、ある生徒さんがすごく練習されてきた様子を見ると、本当に嬉しくなってしまいます。これはもう「自宅練習の成果」なのです。練習することでいろいろな疑問も出てきます。それをぜひ先生にいかがいましょう。先生は喜んで答えます。練習したことの証なのですから。

 

自宅で楽しく気兼ねなく練習できる方は、どんどん進みます。一方自宅で練習するときにご近所に聞かれたくない、とか恥ずかしいという理由をお持ちの方もおられます。その場合はピアノの弱音にしたり、電子ピアノでしたらヘッドホンをつけるなどして、「自分の時間」を楽しんでいただきたいです。

 

嬉しいことにほとんどの方が「練習するときに楽しさ」を感じて、さらには「嫌なことが忘れられる貴重な時間」とか「弾きたい曲を弾けた喜び」などを感じておられます。

 

練習時間が取れない

 

先ほども楽器演奏においては「自宅練習」は非常に大切とお話ししました。もちろんその通りです。しかし何も音大受験生でもなくプロのピアニストでもありませんから、練習できない日があったり、気が乗らないことがあっても気にすることはありません。

 

楽器があれば、いつでも弾けます。明日からでも今夜でも、今からでも弾けます。気負いせずに淡々と続けることも必要なことと思います。

 

まとめ

 

音楽は不思議な力を持っていますから、仮に気乗りしないままピアノに向かっても、そのうちにのめり込んでしまうこともあります。そして気が付いたら1時間も経っていた、という生徒さんもおられます。

 

音楽にまつわるエピソードはたくさんあります。その一つ一つがその方と音楽との不思議な関係として存在しています。私が常に思うのは「音楽は何も傷つけたりしないで、そっと全ての人生に寄り添ってくれる存在。」である。ということです。

 

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シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 ピアノ経験者にとっての苦痛とは何か。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

いよいよ梅雨の季節になりました。しばらくの間、すっきりしない日々が続きますが、家でピアノなどを弾きながらお過ごしください。

 

この季節はピアノの音色も湿気にやられて、イマイチなことがあります。常にエアコンで温度と湿度を管理するべきでしょうが、私はそこまで徹底していませんので、我が家のピアノにとっては少し辛い時期かもしれません。

 

さて今日は、ピアノ経験者にとっての色々な苦痛とは何か、特に若い頃に習っていて一度中断して、シニアになってから再開した場合はどのような気持ちの変化などがあるのかを、探ってまいりましょう。

 

経験者の苦悩

 

かつて弾いていたけれどもブランクがあり、再び弾き始めたら、、、。 あらっ? と感じる方も多いことでしょう。 そうです自分が時を経て年齢を重ねたが、演奏はストップしたままであったことをすっかり忘れてしまうのです。

 

「前はちゃんと弾けたのに」、と絶句します。これはピアノだけに限らず、スポーツでもありますね。体力的に変化をしているにもかかわらず、あれだけできたから今でもできるだろう、などと思ってしまいます。

 

ですからピアノ経験者の挫折は意外と早く訪れる様です。昔スラスラ弾けたのが弾けずにショックを受けて、では初心者向けのテキストでも、と思いますが少しプライドが許せません。何とかしがみつくのですが、悲しいかな体力などがいうことを聞きません。

 

この挫折を感じて、やっぱりもうやめよう、と感じるのは比較的早くて1年前後と言われます。「見切りをつける」という感じかもしれません。私からすると、もったいないの一言ですがね。

 

今できること

 

そのような経験者の方には、まず今できることからもう一度始めましょう。とお話ししたいですね。それから何と言っても、「今は何を弾きたいですか?」「これからどの様な曲をひいていきたいですか」という点です。

 

お子さんの頃にピアノを習っていた方は自分で曲を選ぶことはできませんでした。先生の指導に従い、練習曲や曲をこなしてきました。ですが大人になった今はもう自由ですから、「弾きたい曲を弾きましょう」そのための練習曲が必要ならば、それを追加しましょう。という形になります。

 

そうお話しすると少し戸惑う方が多いですが、そのうちに「先生、弾きたい曲があります」と言って楽譜を持って来られます。「これ私に弾けるでしょうか」と初めのうちは心配そうですが、大丈夫です「あなたは立派な経験者、弾いていくうちに以前の感覚が少しづつ戻ってきます。」とお話しいたします。

 

まとめ

 

 

もう一度クラシックピアノを極めたい方もいらっしゃいますね。経験上、クラシックピアノは練習時間の確保が課題になりがちです。それとピアノ練習に集中できる環境が必要です。

 

この練習時間や環境が難しいと、ご自分が思ったような演奏にならないので、これがまた悩ましい問題になります。もう終わりなき苦悩とでも言いましょうか。ご本人は辛いものです。

 

人生の様々なステージによって、影響を受けながら生活をしている私たちですが、その時その時で弾いた曲には深い思い出があります。 それもまたかけがえのないものでありますから、どの様な時でも続けていくことは人生に彩を与えてくれます。

 

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ではまた。

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 社会人になってからの5月病は最近あまり聞かないですが。

 

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

5月ももうすぐ終わりですが、新社会人が陥る「5月病」と言われるものが、以前は結構クローズアップされていた様に思います。今年はあまり聞かなかったように感じますが、いかがでしょうか。

 

4月に新学期や新入社員として新しい環境に、ワクワクしながら通い始めたつもりが、いつの間にか「何か違う」と感じてしまうことが5月病ではないでしょうか。これ実はピアノにもありますね。

 

ピアノを始めてみたら、思っていたのとは少し違うと感じた。これはほとんどの方が経験されるのではないでしょうか。ですが、大人になってピアノを始めた方は、「何か新しいことを始めたら」自分の思っていたのとは違った経験が、今までにはあったからこそ続けられたと思います。

 

経験のあること

 

若い方はやはりまだまだ様々な経験がありません。ですが、色々な経験、中には修羅場とも言える様なことを経験してきた大人の方達は、ピアノを始めて、思う様にならなくても「まあ、こんなもんでしょう」と大きく構えています。

 

しばらく続けていくうちに、その方の過去の経験値などから、現状が理解できる様になっています。ですから大人の方の方が少し理屈っぽいですが、結構真剣に続けていく方がほとんどなのです。これは私の当初の予測を大きく上回っています。

それはピアノ演奏の経験はなくとも人生経験を通して自分が分かっている、とでも言いましょうか。「やはり大人ですね」と本当に思います。ですのでお子さんのピアノレッスンとは全く違います。

 

石の上にも3年

 

「石の上にじっと3年も座っていれば、石も温まる」ということらしいのですが、「どんなつらいくても辛抱していれば、やがて何らかの変化があり、好転の芽が出てくる」ということです。

 

3年を長いと感じるか短いと感じるかですが、中学校生活は3年、高校生活も3年、大学生は4年、小学生は6年間ありました。自分が子供の頃は感じませんでしたが、小学校の6年間は長く感じますね。でも中学、高校の3年間は短かいです。学生の4年はちょうどいいでしょうか。

 

実はピアノの初心者の方がやめたくなってしまうのが、4年目という統計があります。実際に辞めるかどうかは不明ですが、何となくこの数字には興味がありますね。

 

まとめ

 

大人の経験値は良い意味でも良くない意味でも、その方の人生を左右することがあります。「トラウマ」と呼べるものもあるでしょうし「自分の人生で良かった時が忘れられない」方もいるでしょう。

 

人生経験は貴重なもので、その人にしかわからない大切なものです。そこに深入りすることはありませんが、音楽というのは不思議なもので、ふとした瞬間に何かを思い起こさせることをいたします。

 

脳は音楽が好きで、その人が今まで聞いてきた音楽を全て記憶しているように感じることがあります。脳の研究がもっと進んだら、この辺りも解明されると思います。

 

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ではまた。

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 練習時間と退会率の関係はあるのか。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

今週の日曜日と月曜に私は鬼怒川温泉に行っておりました。コロナ緩和ムードに誘われての、久しぶりの小旅行でした。しかも一人旅(それほど大袈裟な旅ではない)でした。これでも若い頃は一人で海外にも何回も行ったのですが、この年齢なりますと少し不安もあります。

 

まず足が鈍くなっていますので不測の事態などの時に、逃げ足が遅くなる。とか慣れない土地での車の運転は事故の心配もあるかもしれない、などと思い電車で参りました。これがまた腰痛の原因にもなり、荷物の運び方にも工夫を感じました。

 

ですが新緑の美しい季節に爽やかな風を感じて、また旅に出たいと思いました。

 

さて今回の「練習時間と退会の関係」についてですが、これはどちらかというとピアノ教室などの先生の感じ方にも大きくかかわることかもしれません。

 

 

退会者の練習時間

 

退会者というのは辞めてしまう方のことですが、私たちピアノ教師からしますと大変に残念に感じる方です。「せっかくここまでできる様になったのに」どうして。この気持ちです。ピアノなどの楽器習得にはある程度の時間が必要です。特に習い初めの半年から一年は「弾ける様になるか、ならないか」にかかっている時期でもあります。

 

ピアノ講師側も「続けて欲しい」という気持ちでレッスンをしていますので、この時期での退会は勿体無いの一言です。ある程度ご自身で弾ける様になれば「生涯の趣味」として、その方の生きがいにもなりますからね。

 

では練習時間との関係はあるのでしょうか。これは皆さんもご経験があるかもしれませんが、練習をしない日が何となく続いて、段々と億劫に感じ、久々にピアノを弾こうとしたら、なんかもう弾ける気がしなくなってしまった。

 

この様な場合は「気持ち」ばかりが焦ってしまい、先が見えなくなっているのでしょうか。

一方常に練習をしている方々は、上手く弾ける時もあり、もう一つの練習だった日もあり、「まあ、こんなものか」と大きく構えています。それを重ねていくと大きな成果に結びつくのです。「スランプをこえ腕が上がる」のもこの様なことに言い換えることができると思います。

 

初心者と経験者

 

「経験」というものは本当に素晴らしいことで、「できなかったことが、できてしまう様になる」という魔法のような現象です。ですが皆さんその魔法の様な人生を歩んで来られました。字が書ける様になったり、自転車に乗れる様になったり、料理が上手になったり、これ全て何度も繰り返したからですよね。

 

何度も繰り返したその全てがうまく行ったわけではありません。何度も失敗しました。私もそうです。そしてそれは言い換えれば「当たり前」なのです。これはこれからも様々な場面で、私たちは経験をするのです。全てに慣れている人などいません。

 

 

まとめ

 

 

今週の、たった1泊の旅行でしたが、「一人旅に慣れている女性たち」も見かけました。今後の私の旅行の参考になりましたし、旅行中の(やらかしたこと)についても反省して次回に繋げたいと思います。今回は「駅ピアノ」に挑戦できずに残念でした。まだコロナの影響でピアノにカバーがかけてあったりして、もう少し経ってから再チャレンジしましょう。

 

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シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 何かをやめたくなる時とはどの様な時なのか。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログ記事をご覧くださり、ありがとうございます。

 

今日のテーマ「何かをやめたくなる時」。少し怪しい場合もありますが、この場合は「ピアノのレッスンをやめたくなる時」と考えてください。ですが人ですから、たまには「人生をやり直したくなる時」もあります。しかし皆さんそれを乗り越えて今の幸せがあるのですよね。やっぱり「思いとどまること」は勇気が入りますが、絶対に人として必要なことです。

なぜ辞めたくなるのか

 

「何かをやめたくなってしまう」。これは常に私はありますよ。女性にとっては永遠のテーマである「ダイエット」です。中には「もう辛いダイエットはやめましょう」という「ダイエット指導者」もいらっしゃいます。!

 

ピアノ教室内での「やめたくなる」理由には、大きく2つに分けられます。一つは「初心者」の方、もう一方は「経験者」の場合です。どうしても初心者の方は初めてのピアノですから挫折も経験しやすいです。

 

かたや経験者の方は過去に挫折も知っている場合がありますので、「やめることはない」と断言されるくらいです。では初心者の主な理由を見てみましょう。

 

1。 なかなか上手くならない気がする。

2。 忙しくて練習できない。

3。 先生の指示がよく理解できない。

4。 練習が面白くない。

 

などが主な理由となります。 お子さんのやめる理由とはかなり違いますね。そして一番の悩みは、なんと言っても「もうこれ以上やっても、、、。」という漠然とした不安からくる様です。

 

この初心者の悩みは、経験者の方でも多い様ですが、いわゆる「スランプ」に陥っているのかもしれません。このスランプ状態は私個人の考えであり、経験上言わせていただきますと、むしろ歓迎されるべきこと、であります。

 

なぜなら、この辛いスランプの間ご本人は様々な思いに悩まされて、何とかしないとという気持ちと、いやもうダメかも、という気持ちが一緒になっています。ただ時が過ぎていくだけのように感じるでしょうが、これを乗り越えますと、「一皮むける」のです。そこまで何とか頑張って欲しいです。

どんどん上手くなる

 

何事も長く続けますと上達しますが、それと同時に「難しいこと」に挑戦しなくてはなりません。それはまるでかけっこの様です。ただ走るのではなく、より早くタイムを縮めるとなると、フォームを研究したり、指導者の助言を聞いて今までには無かった精神的な苦悩を味わいます。

 

その悶々とした時が一番辛い時期でしょうが、その後に結果が出たときは、皆さん飛び上がって喜びます。「やってきてよかった。」「自分のやってきたことが間違っていなかった」と自信がつき、その(達成感)や(充実感)などを知るのです。

 

まとめ

 

時に、こんなダラダラ続けて良いのだろうか、と感じたら選択肢は2つ、「やめる」か「続けるか」です。

そして続けた人だけが味わえる世界もあります。そこまで辿り着きますと、もうやめるとかありません。おそらく、ダイエットに成功して体型をずっとキープしている状態でしょうね。私もその境地に辿り着きたいものです。

 

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