シニアの初心者のためのコード弾きピアノ。 子供は育脳、シニアは脳活!。いつからでも脳は育てられる。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

 

全国的に涼しい梅雨の季節のような毎日ですね。

酷暑より過ごしやすいですが、大雨による災害も多く、悩ましいですね。

一年を通して、穏やかな良い日は意外と少ないのかもしれませんね。

皆さんのお住まいの地域の安全を祈念いたします。

 

本日のテーマは「大人になっても脳は育つ」についてです。

 

英才教育

 

昔から英才教育というものは存在していましたね。

家庭においては、「教育ママ」や「ガリ勉」など、あまり良い表現ではありません。

外では「お受験」「進学塾」「受験勉強」などやはり、学校関係が多いです。

 

未就学の幼児さんからの「英才教室」などでは、個人や企業で商品を開発して都内などでは

実際に「英才教室」として看板を出しています。

地方では「英才教室」の進出は望めませんが、最近ではオンラインによる「お教室」もあるようです。

「鉄は熱いうちに打て」の言葉どうり、幼い時からの教育環境は大切ではあると私は思います。

 

ですが、最近の研究では「何歳からでも脳細胞を育てることができる」、のだそうです。

 

脳細胞を大人になっても増やす

 

2015年10月23日 The Huffington Post

 

大人は新しく脳細胞を増やすことができないと、信じられていました。

しかし神経科学者のサンドリーヌ・チュレ氏によれば、人は新しい脳細胞を生み出すことが

できるという。チュレ氏はTEDトークの中で、神経新生と呼ばれるプロセスについて説明した。

 

その中で、「ストレス、睡眠不足、老化といった要素は、全て神経細胞の形成を妨げる。」

反対に「学習、セックス、有酸素運動はどれも神経新生を促進させる。」という。

マウスの実験では、ケージの中で運動できないマウスと、回転カゴのついたマウスを比較すると

新しく生まれた神経細胞の数が明らかに違っていた。

 

 

博士によると食生活なども大きく影響を受けるという。

新しい脳細胞が生み出されると、さまざまな恩恵が受けられる。気分や記憶力の向上、さらに

加齢による気持ちの落ち込みを防いでくれることなどが、その例として挙げられる。

 

まとめ

 

 

人の一生の長さは個人差がありますが、今や100年時代になっています。

生涯で「学生」であった時間はバランス的には短く感じますね。

人生における「学習」や学びはもっと長く続いていきますが、。

 

ご長寿の方は、皆さんおおらかに過ごしていらっしゃいますね。

小さいことは気にせずに、やりたいことをやり楽しく人生を重ねています。

趣味の追求には時間が必要です。幸いにもシニアの方には比較的時間がありますから、

ぜひ、やりたいことを思いっきりやってほしいと思います。

 

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ではまた。

 

 

 

 

 

シニアの初心者のためのピアノ教室。シニアからでもピアノは弾ける理由とは。「花は咲く」安倍元総理演奏。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

 

花は咲く

 

 

先日急逝された安倍元総理は、ピアノを小学生の頃に習っていて、バイエルを終わるくらいでやめた。

とご本人が話している動画を見ました。

バイエル終了にどれくらいの期間がかかるか、は個人差がありますが、お子さんが毎日一生懸命練習して

2〜3年はかかります。ですから優秀な生徒さんであったと推測されます。

 

そしてあの大地震の後に作られた「花は咲く」に挑戦されて、見事に完全暗譜で弾いています。

おそらくページ数にして4〜5ページ以上はあるかと思います。(繰り返し部分もあるとは思いますが、)。

ご指導された方が必ずいると思いますが、その際に私見としては「コード奏法」的なことはお話しされたと

思います。左手の伴奏部分は分散和音になっていましたが、その弾き方を見てそう感じました。

 

シニアになってから

 

安倍元総理は年齢区分によると、シニアに入ると思いますが、ずっとピアノを練習してきたわけではなく、

「この曲に挑戦した」とお話しされていますから、久しぶりにピアノの練習をされたのでしょう。

それにしては上手すぎます。これは指導者の力も大きかったと思います。工夫をされて練習もされたでしょう。

私はyoutubeで拝見したことが以前ありまして、あれだけ弾けるのなら、選挙前に演説するよりピアノを弾いたら

かなり印象が良くなったのではないか、と感じました。

 

なんだかんだ言って、「ピアノが弾けるって良いです。!」

何も難しい曲を弾いてほしいのではなく、人柄が表れるように弾いてるのをみると、グッときますね。

安倍さんの演奏はまさにその通りでした。ですから現役中もピアノ演奏を聴きたかったです。

私たち日本人は真面目な人が多いので、「ピアノを弾くからには間違えないように弾かないと。」などと

思いがちですが、そんなことは誰も要求してきません。みんながプロではないですし、むしろ年配の方が、

普通に弾いても「あのおじさん上手いね!」とか「あのお婆さん、かっこいいね!。」となるのです。

ですからシニアの方が拙く弾くピアノは感動します。

 

わかってきたこと

 

 

かつては「都市伝説」のような感じで、「ピアノを弾くと頭が良くなる」とか

「ピアノを習うと指先が器用になる」と言うのは、生きたままの人間の脳内を見られるようになって

解明されるようになりました。ピアノを弾く事で「脳は活性化されて、脳は喜びます。」

私たちが体をいたわるように脳も労りましょう。脳は音楽が好きで、特にその人が好きな音楽を聴いたとき

はっきりと活性化します。ですから好きな曲を弾きましょう。

 

まとめ

 

 

最近あちらこちらの駅にピアノが置いてあったりします。

動画にアップされている方たちは、相当な猛者たちばかりですが、途中まででも

拙くても弾いてみてはいかがでしょう。「特に高齢の方達。」

理由は脳はうまいへたで感動しているのではない。と言うこと、その人が好きで弾いていたり

気持ちがこもったものに敏感に反応するという事実があるからです。

 

そしてかつてのような、「ピアノは子供の頃から習わないと、弾けるようにはならない。」

という都市伝説を打ち破っていただきたいです。もちろん努力は必要ですよ。

今まで様々なことにチャレンジしてきたシニアの方は、人生上の経験も多く複雑な気持ちも

理解できます。その気持ちを曲に投影して弾いてみてはいかがでしょうか。

応援していますよ。

 

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ではまた。

 

 

音楽の効果や恩恵について ハーバード大学流 育脳ピアノレッスンの教科書

こんにちは、大きな台風のためか、あいにくの雨模様です。

太平洋側の地域の方は、これから来ると思われる台風に備えてください。

 

では今回は、音楽の効果や恩恵の2番目からです。

音楽の効果・恩恵

 

2番目の音楽の効果、恩恵として人々が感じているのは

社会的絆と帰属感を保つのに役立つということでした。

 

音楽は自分が特定の社会集団に属していることを感じるのに役立ちます。

音楽は友人とのつながりを感じさせ、他人の考え方を教えてくれます。

 

人々は音楽を通して友達に浸親しみを感じ、自分のアイデンティティーを見出し

価値観を他人と共有し、自分の社会環境に関する情報を収集することができます。

 

気分転換

 

3番目の音楽の効果、恩恵として人々が感じているのは、

バックブラウンド・エンターテインメントとして、および気分転換を

助けてくれるということです。(例えば、音楽は素晴らしい娯楽であり、気晴らしになります。)

そして心理的に前向きになり、ポジティブに慣れます。(例えば、音楽は私を元気にすることができます。

音楽は私をリラックスさせてくれます。音楽は私をより注意深くします。)

 

モチベーションに影響することから、スポーツ選手などは試合前に音楽を聞き、

リラックスして、モチベーションを整えます。

 

創造性・創作意欲

 

創造性を刺激する

あなたの創造的な能力を発揮するために、クラシック音楽を聴いてください。

クラシック音楽を聴くだけで、すぐに創造性が生まれるわけではありませんが、

創造性を高めるのに役立ちます。

 

次回ブレーンストーミングが必要な時は、モーツアルトやバッハを聞いてみると

別の角度から考えられるかもしれません。

 

生産性を向上させる

 

月曜日の朝って気が重い時がありますよね。そういう時には、生産性を高めるために

クラシック音楽を聴いてください。

一連の調査により、音楽によって反復作業がより楽しくなることが

証明されています。

 

メリーランド大学の研究者が行った研究では、診察室でのバロック音楽が

放射線科医の公立と正確さの向上に役立つことがわかっています。

 

重要なプレゼンテーションのために、詰め込み勉強が必要な場合でも

単に安眠したい場合でも、クラシック音楽が役立ちます。

しかし私たちの言葉だけを信じてはいけません。

是非試してみて、クラシック音楽を聴くメリットを教えてください。

 

TEDxPerthより

 

Alan Harvey氏による、「Your brain on music 」によりますと、

音楽は、歌、知的障害、教育にも良いと紹介されています。

さらに興味深いのは、「オキシトシン」と呼ばれるホルモンは、

人々が一緒に歌うと、血中に増加するということです。

 

例えばアルツハイマー型認知症の方々、また知的障害にも音楽が有効です。

そして子供の社会適応能力、認知機能の発育に亜音楽教育が効果的という

研究は後を経ちません。

 

クラシックの驚きの効果、いかがでしたか? そしてさらに、

 

医学分野の可能性

 

医学の分野での音楽の可能性がどんどん増していっています。

上記の、ジョンホプキンス大学の動画は、このブログからはみられませんが、是非検索してみてください。

 

てんかんの患者に毎日モーツアルトの曲を聴いてもらう実験により、

「モーツアルトの曲がてんかんの発作を減少させる可能性がある。」

ことが判明しました。

 

この発見により、てんかんの症状を改善させ、患者の生活の質を向上させられる

治療法が見つかると期待されています。

てんかんとは、脳の神経細胞に突然発生する激しい電気的な刺激により

痙攣や手足の突っ張りといった発作が引き起こされる神経疾患です。

 

全世界に5000万人の患者がいると推計されており、

神経疾患の中では最も一般的なものだと考えられています。

 

これまでの研究により、モーツアルトの曲と、てんかんの発作の頻度には

関係があることがわかっていましたが、それが単に聴覚的な刺激の効果なのか、

モーツアルトの曲に転換の発作を抑える効果があるのか、はっきりとはわかって

いませんでした。

 

そこで、カナダのクレンビル・ブレイン・インスティチュートの研究者である

Marjan Rafiee氏らの研究チームは、26~75際の転換の患者13人に

モーツアルト曲を聞いてもらう実験を行いました。」

 

研究チームは、まず参加者を2つのグループに分けて、1つ目のグループには

モーツアルトの「2台のピアノの為のソナタ ニ長調 第1楽章 K.448」

の最初の6分30秒を3ヶ月間にわたり毎日聴いた後、同じ曲のメロディーの順番を

入れ替えた上にリズムを編集した「スクランブル版」を同様に3ヶ月毎日聴いてもらいました。

2つ目のグループには逆に、「スクランブル版」を3ヶ月間聴いてから、原曲を3ヶ月間聞きました。

 

研究チームが実験に「2台のピアノの為のソナタ」の第1楽章を用いたのは

この曲の長さがちょうどよかったことと、過去の研究によりこの曲に含まれる

リズムが転換の治療に役立つ可能性が示されていたことが理由とのことです。

 

実験期間中の各参加者には、発作の頻度を記録する日記を作成してもらいました。

また、治療薬が実験に影響しないように、実験期間中は飲んでいる抗てんかん薬などを

変えないようにしてもらいました。

 

この実験の結果、「2台のピアノの為のソナタ」の原曲を聴いている最中の参加者は

発作の頻度が明らかに少なかった、とのこと。

またこの効果は同局の「スクランブル版」を聴いている最中の参加者にはみられませんでした。

 

今日のまとめ

 

今回も少し長くなりましたが、いかがでしたか。

すごいですね。これを日常に取り入れることが、もはや必然的ですね。

まだ続きます。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脳科学と音楽とピアノ ハーバード流育脳ピアノレッスン 「習い事はピアノだけでいい」

皆さんこんにちは。

昨日はすごい雨と雷で、皆さんの地域はいかがでしたでしょうか?

私も自宅の雨漏りに絶句しました。

 

さて今日から何回かに分けて「ハーバード流 育脳ピアノレッスン」

何故ピアノが育脳に良いのかについてお話しさせていただきます。

 

ピアノの先生の仕事

 

ピアノ教育学(Piano Pedagogy) というクラスがアメリカの大学にはあるそうです。

そして、ピアノの先生という仕事はどういうことをする仕事か、ということを

次のようにいっています。

 

ピアノの先生はピアノ教育を通して

* 音楽愛好家、音楽のプロを育てる仕事です。

* 次世代を創造する仕事です。

* 生徒さんたちの育脳に貢献する仕事です。

* AIにはできない仕事です。

 

音楽愛好家、という表現は「音楽と知的に関わる」人のことですね。

教養のある人格者とも言えます。

 

ですから単に「お稽古ごと」ではなく、「育脳に貢献できる仕事」として

教える側もまた人格者であり、知的に音楽とか関わらなくてはなりません。

 

AI時代の職種

 

今、時代はAIの時代に急加速しています。 次世代に活躍する生徒さんたちも、この新しい時代に

生きていかなくてはなりません。では、これからの仕事はどう変化していくでしょうか。

 

時々お店で買い物や食事をするときに、今まで人がしていた仕事をAIが代わりになって

働いています。 注文をとったり、お会計をしたり、人件費が減りますが

働く場所が減っていくことになるわけです。

 

そこで次世代でも消滅せずに稼げる職種10とは

(PRESHIDENT Online 2018/1/15)

1 弁護士

2 プロデューサー

3 医師

4 宗教家

5 経営コンサルタント

6 バーテンダー

7 音楽アーティスト

8 教師

9 カウンセラー

10   デザイナー

 

何と音楽アーティストや教師、プロデューサーが入っています。

もちろん、これらの仕事も今では部分的にAIを導入していますね。

例えば、遠隔操作で手術をするロボットとか、

初音ミクなどの『ボーカロイド』です。

 

教育界もオンラインで授業したり、またピアノのレッスンもできます!

ですから次世代に乗り遅れないように私も必死です。

 

そして、ピアノのレッスンは理想の子供達を育てられる可能性がある。

 

体験できること

 

何故なら、レッスンを通して子供たちが体験できることがたくさんあるからです。

それらは、

* 大人は自分を愛し助けてくれるもだと知る。(信頼感)

* 大人との接し方を学ぶ。(社会性、協調性)

* 何かをやり続ける。(責任感、忍耐力、継続力、計画性)

 

などです。もっと細かくすると。

 

# 曲の習得を通して判断力、決断力を養う

# 何かをやり遂げる喜びを体験する(達成感、幸福感)

# 失敗を通して自分を知り、認め、対策や感情のコントロールを

学ぶ (謙虚、自制、解決力、人の痛みが分かる)

# 他の生徒さんたちと接する(友情、連帯感、協調性)

# 自信を持つ

# 自立する力をつける

 

などです。ですからピアノは子供の脳育に貢献します。

脳科学の研究によれば、ピアノのレッスンは人格形成と学業の

成功に役立ちます。

そして何より、たくさんの論文が発表されています。

 

音楽のレッスンがなぜ脳に良いのか

 

さていよいよ、こういう訳でピアノのレッスンは脳に良いのか

脳科学の発展からお話ししていきます。

 

1970年代  CTスキャンの発明により生きている人間の脳の動きを見られるようになった。

1992年   MRIの開発により脳内の血流の動きと活動領域が分かるようになった。

2013年   脳の活動地図を作り始めた。

2017年   記憶に関する研究が前進し始めた。

 

この進歩により、『右脳は感覚、左脳は思考』は過去の話になりました。

# UCLA  音楽学部の学生たちが音楽と英語を聞いた時の脳活動

によりますと

# 音楽と言語は同じ場所で認知

# 左右両方の大脳半球を使用

# 音楽の方が脳を広範囲で使用

 

ということがわかりました。

 

まとめ

 

今日のまとめとしては、ピアノはかつて『お稽古ごと』の一つで

あったが、近年の脳科学の発展により、ピアノや音楽の脳に与える影響が

はっきりわかってきたために、人格形成にも大切なものであることが

理解されるようになってきた。

 

ということですね。

さて次回はもっと詳しく掘り下げてお話しいたします。

 

ではまた。

 

「自宅での5歳男子のレッスン風景」

記憶力が飛躍的に進歩しています。