シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 音程について。 コードについて。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧下さり、ありがとうございます。

 

私の地域では、いよいよ明日から2学期がスタートするようです。夏休みの宿題を抱えて学校に登校することもたちが、明日の朝は久しぶりに見られるわけですね。

 

父兄の皆さんは、お子さんと過ごした夏休みはいかがでしたでしょうか。今年も猛暑で公園などでは遊べず、「家に子供がいる」という、いつもと少し違う日々が長く感じられたかも知れません。

 

明日からまた心新たに参りましょう!。

 

さあ今日は「音程」についてですが、この音程がわからないと、コードが理解できにくいので必ず知る必要があります。

音程

 

音楽に「音程」は欠かせません。音程はメロディーだけではなく伴奏にも必要です。特に伴奏にとっては響きに深く関わってくるので大切です。

 

音程(インターバル)とは、2つの音の距離を示すものです。それは長いとか短いとか、で表現したりします。その時に使用するのが「度数」です。

 

同じ音が二つ並んでいたら1度で、それから少しずつ離れていくに従って、2度、3度と距離が離れていきます。ですが2度からは「長短」や「増減」が生じてきます。それはピアノで言うところの白鍵だけではなく黒鍵も含んだりすることからです。

 

度数(ディグリー)

 

まずは白鍵だけの度数です。ここではただの一から8までの数字だけで大丈夫です。

 

 

長2度と短2度

2度は音程を形作る最小単位です。
白鍵上のとなり合う音のほとんどは長2度です。

例外として、ミとファ、シとドだけが短2度です。

その理由は下の鍵盤を見ればわかります。

ミとファの間には黒鍵はなく、またシとドの間にも黒鍵はありません。

音は12平均律でできています。ドからシまでを、黒鍵を含めて数えると12です。

ドからド#は短2度(半音関係)になります。ですからもうすでにミとファ、シとドの音程は半音関係になっているのです。

だから黒鍵がないのです。

長3度と短3度

 

次に3度になるとどうでしょうか。

英語名: Major 3rd (M3), Minor 3rd (m3)

長3度は半音4つで構成される音程

短3度は半音3つで構成される音程

数えるときに黒鍵を含めて数える(半音がいくつあるか)と、長3度か短3度かがわかりやすいとおもいます。

まとめ

 

 

今日の音程は2度と3度について詳しく解説いたしました。まだまだ4度、5度、6度、7度と続きますが、「増とか減とか完全」とかが、これから出てきますから、少しづつ理解してくださいね。

 

お知らせ〜

私の新刊「大人の初めてのコード奏法」がkindle出版されました。

ペーパーバックも近日中にAmazonより発売されます。

 

初めてコード奏法をする方向けの教則本になっています。

その中には音程のことにも触れていますので、よろしかったらご覧ください。

 

一人でも多くの方が「コード奏法」で楽しい音楽ライフを送れることを願っています。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 省略記号について。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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来週から学校の新学期も始まり、夏休み気分もそろそろ終わりですね。

今年の夏休みはいかがでしたか?。相変わらずの猛暑続きで私は遠出はしませんでした。自分の子供が小さい時には毎回夏休みに旅行に行きましたが、もう別々の夏休みになっています。

 

本日は省略記号についてお話ししたいと思います。言葉にしても最近の省略はすごいですよね。たとえばTKG、は卵かけご飯のこと、とか一体何を言っているのか理解できない時もあります。

 

音楽にはかなり多くの省略記号があります。その理由は楽譜のページ数を少なくするため、が理由です。ペラペラと枚数が多くなりますと、めくる作業もさることながら楽譜を書く方も大変です。もっとも今はPC(パソコン)打ちですが、作業が多くなりますからね。

省略記号

音楽には繰り返し出てくるメロディーがあります。音楽の形式上この繰り返しは自然なことです。では実際どのような繰り返し記号があるかを見ていきましょう。

 

 

リピートマーク

さて、その中でも1番目にすることの多い、リピートマークからご紹介します。
このマーク、どこかで見たことありませんか?
楽譜は左から右に読んでいきますよね。
この
のところまでA⇨B⇨C⇨Dと曲が進んだら、

下の記号のところまで戻ってDまで進みます。

これは単純な繰り返しです。一番多く出てくると思います。

1番かっこ、2番かっこ

リピートマークは丸々っと同じものを繰り返してね、というマークでしたが、実際の音楽だと時折、1番、2番と繰り返してラストサビに行く前にちょっとだけ歌い回しが盛り上がったり、一瞬ブレイクしたり、変化を付けることがありますよね。

そんな時、とっても便利にしてくれるのがこの
です。
1番かっこ、2番かっこと呼ばれています。

リピート前、1回目は1番かっこ内を演奏して、リピートしたあと2回目ここに差し掛かったら2番かっこ内を演奏しましょう、というマークなんです。

楽譜にしてみるとこういう感じ。

A B C D  A B C E という順番になります。

 

 

色々なマーク

 

ダ・カーポ、フィーネ、ダル・セーニョ、セーニョ、コーダ

ではリピートマークよりも、もう少し複雑に色々なところにジャンプできる便利なマークを紹介しますね!

*******
このマークはda capo(最初から)の略で「ダ・カーポ」と読みます。
曲の1番最初に戻ってもう1度演奏してね!というマークです。

*******
このマークはフィーネと読み、(終わり)の意味です。
ダ・カーポしたあとなど、繰り返しの後で楽曲の途中で音楽を終わらせる時に使用します。
この楽譜ですと
A⇨B⇨C⇨D⇨E⇨A⇨B⇨C
となりますね!
そして、Cでこの曲は終わりなんだということもわかります。

*******
このマークはdal segno(記号から)の略で、「ダル・セーニョ」と読みます。
記号、というのがこの
マークのこと!
segnoの頭文字、Sを記号化したもので、「セーニョ」と読みます。

のところまで演奏したら、
このマークまで戻ってね!
ということなので、この2つは必ずセットで使いますよ!

*******
このマーク、本当はvideと読み、(見よ)という意味らしい…
かっこよき…笑
ですが、通称は「コーダマーク」と読みますので、こちらで覚えてしまいましょう!

*******
この2つのマークで、曲のどこかにジャンプしたあと、曲のラストに再度ジャンプしたい…という時とっても 便利なこのマーク。

を見つけたら、
まで飛んでください、というマークなんです。

この楽譜ですと
A⇨B⇨C⇨D⇨B⇨C⇨E⇨F⇨G⇨H
となりますね!

   
基本、クラシックでは
また
は1曲の中に1組まで、という暗黙のルールがあります。

それ以上繰り返したければ、リピートマークを使ったり、もう1度同じ内容の音符を書いて違う小節として進めていきます。

ですが、ポップスでは歌詞の1番、2番…という発想がありますし、
サビ繰り返し、落ちサビ、ラストサビ…など、クラシックとは違う独特のリピート文化があります。
これを全部書いたら大変な長い楽譜に…!

ですので、
 

  
 

 のように、数字を付けて表すこともあります。

この楽譜ですと、
A⇨B⇨C⇨D⇨E⇨B⇨C⇨F⇨G⇨C⇨D⇨H⇨I⇨J⇨K
と、このようになります。

こんなに短い小節にこんなに詰め込むことは普通しませんが、例としてあげてみました(^◇^;)笑
実際の楽譜なら、こんな頻繁に戻るくらいなら反復記号は使わず、ちゃんと小節開いて書くので安心してくださいね!笑

そして一見めっちゃ複雑なようですが、同じ数字を辿るので、記号自体を1回覚えてしまえばとても楽ちんですよ!

ダル・セーニョやダ・カーポをした時にリピートがあったら…??

本来クラシックでは、基本ダル・セーニョやダ・カーポの後は、リピートマークは完全に無視します!
かっこがあるならば、1番数の大きい最後のかっこに飛ぶんです。

…ですが、なんと…!
ポップスではリピートマーク、生かすことがあるんですよ…∑(゚Д゚)
揃えておくれ…と心底思いますが、楽譜の質、音楽の進み方が違うから仕方ないんですよね( ; ; )

そのため、戻ったところの
マークや、

の場合曲の頭に
・リピートする場合は(D.S. time with repeat)
・リピートしない場合は(D.C. time straight)

等と書いてわかりやすくしてあることがあります!
覚えておくとこちらもめっちゃ便利⭐︎

例をご覧いただきます。

まとめ

参考資料がかなり多いですが、実際にご自分が演奏する曲に上記のような記号がついていたら、よく曲の順番を確認して演奏してください。

 

私の新刊「大人の初めてのコード奏法」がまもなく発売されます。

初めてコード奏法する方に、全曲解説付きでQRコードから動画もご覧になれます。

 

ではまた。

 

 

シニアの初心者の為のコード弾きピアノ教室。 表現する時に必要なこととは。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

まだ日中は暑いですが、やはり夕刻を過ぎますと少し秋を感じなくもない私です。

暑いのは苦手なので、早く涼しくなってほしいです。

ですが、暑いのがお好きな方もいらっしゃいますから、あまり大きな声では言えません。

 

本日のテーマは「表現」になります。これは音楽のかなり大切な部分で、これなしでは音楽にはならないと、言えなくもないです。

 

私のようなピアノ指導者は、まず音符の理解から入って、それから表現へと進めていきますが、たとえ音符がよく読めて弾けても表現力が備わっていないと、一体何をやっているのかがわからなくなります。

 

その表現力に導いていくために「奏法」も含まれます。

 

 

スラー

 

 

上記の譜面には様々な記号などがあります。これがあるとないでは大きく違いが出ますので気をつけましょう。

 

譜面上の長い線が「スラー」です。では短めの線はなんでしょうか、これは、3連ぷについている3つの塊を表す線です。これは3連譜には欠かせません。「3」という数字とともに使用されます。

 

スラーは「なめらかに」演奏すること。という意味です。なめらかに下の方の音から上まで音をつなげていく感じですね。 クレッシェンドも出ています。

 

このように音が上がっていく時には、自然とクレッシェンドになることがほとんどです。これは大変に自然な事ですから、音の上昇とともにクレッシェンドする習慣をつけておくことも表現力をつけることになります。

 

このスラーやフレーズの線は楽器によっても少し違います。たとえば声楽の場合などは、どこで息継ぎをするかをきちんと前もって考えなくてはなりません。管楽器なども同様です。

 

 

スタッカート

 

スタッカートは「音を切る」と言われています。これも、その曲により「どのように音を切るのか」が違ってきますが、なめらかに弾かないことが重要です。スラーの反対ですね。

このように大体音符の玉の方に黒い小さな点がついているのがスタッカートです。

奏法としては「半分くらいの長さ」にする、と言われますが、曲に応じて演奏も変わります。

その音を強調する場合

 

ある一つの音を強調したいときにつける記号があります。

まず初めにスタッカートがありますね。その次はスタッカートよりもっと短く演奏する(約4分の1の長さ)スタッカティシモ、そしてアクセントと続きます。

 

 

音符にこれらの記号がついていたら、とにかくはっきりと弾きましょう。下の段の記号も強さの大きさは違いますが、とにかく付いていたら他の音よりもはっきりと弾きます。

 

まとめ

 

映画「第3の男」のテーマです。

 

今日の内容ももっとたくさんの記号などがありますが、全て覚える必要はありません。中には音楽を勉強していても、お目にかからない記号もあります。

 

いろいろな記号などを意識して演奏していると、気分が音楽に乗って演奏しやすくなったりするかも知れません。ぜひお試しください。

 

ではまた。

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 音の強弱についてです。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

今日は月曜日、もう次の月曜から小学校や中学校が2学期に入るそうです。

過ぎてみると意外と短い夏休みでした。皆さんはいかがでしたか。

 

さあ本日も音楽理論を優しく解説していきましょう。今日のテーマは強弱についてです。

 

音の強弱

 

音楽は音の高低と長短で組み合わさってできています。ですから音の強弱は「表現」の一部ということになります。

 

現在のピアノは強弱が出せますが、300年くらい前にグランドピアノは、強弱が出せなかったチェンバロの問題を解決したとして多くの注目を集めたのです。

 

そうなってくると演奏家や作曲家たちは、こぞってピアノ演奏や、新しいピアノ曲をたくさん書くようになりました。音楽の表現の幅が広がったのです。

 

小さな音から大きな音まで出せることから、「ピアノ フォルテ」としてグランドピアノは呼ばれました。次第に名前が省略されて「ピアノ」になったそうです。

 

音量は小さいものから

 

pp(ピアニッシモ)  p (ピアノ) mpメゾピアノ)

mf (メゾフォルテ)f (フォルテ) ff (フォルティシモ)

 

となっています。 よくオーケストラの譜面などにはfが沢山書いてある場合もあります。

 

だんだん大きくとだんだん小さく

 

音の幅が出るようになると自然と「だんだん大きく」「だんだん小さく」という表現が可能になります。しばしば曲の終わりにだんだん小さくしていくことがあります。

 

だんだん大きくするのはcrescendo(クレッシェンド) 省略してcresc.

図形にすると、以下のようになります。

 

 

反対にだんだん小さくするのはdiminuendo(ディミヌエンド)、またはdecrecendo(でクレシェンド)と言います。

図形は大変にわかりやすいですが、何小節にもわたってだんだん大きくしたり、だんだん小さくする場合には言葉のほうが良いですね。

 

まとめ

最近普及している電子ピアノは、かなり性能も良く強弱も出やすくなっています。曲の雰囲気に応じて強く弾いたり、弱く弾いたりすることは「音楽の表現」の重要な要素の一つです。

 

強弱をつけて弾くことで、気分が曲に乗りやすく時に感情が音楽に入り込み、なんとも言えない至福の時があります。

 

ぜひ皆さんも強弱をつけて弾いてみてください。

 

「音符を塊で覚えてもっと楽に楽譜を読む方法」の電子版が出ました。

ペーパーバックと併せて発売中です。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 用語によるテンポ指定について。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

お盆を過ぎても暑いですね。経験上お盆をすぎると、朝晩は少し穏やかになるのですが、まだ夜でも猛烈な暑さです。 蚊も活躍できないほどの暑さだそうです。 そして多分、私の苦手な「G」も暑さのためか、出没していません。

 

今日も「基本屋外の運動は禁止」ということで、室内で音楽を楽しむのはいかがでしょうか。

本日の「用語によるテンポ指定」についてですが、まず「用語」と言われるとかまえてしまいそうですが、要するに「速度記号と一緒に書いてある言葉」のことです。

 

例えば

の文字の部分が用語です。

 

 

速さについて

 

速さは個人によって異なります。お子さんや若い方にとっては「ゆっくり」であっても年配の方にとっては「ちょうどいい感じ」になります。

 

それでメトロノームによる速度指定をすることがあります。これは数字が出てきますから正確です。

そしてこの用語は現在では、各国語で表記されるようになってきました。かつてはイタリア語のみでしたが、英語、仏語、日本語などなどです。

 

古典派時代のモーツアルトやベートーヴェンにとっては、この速度表記の用語はイタリア語で子供の頃から慣れ親しんだものです。 私たち日本人もイタリア語表記で育ってきました。それが少しずつ変化してきていて、今では各国の言語で書いてあり、変化が感じられて楽しいです。

 

主な速度標語と目安となるテンポ
Largo(ラルゴ) 幅広く =40~50
Andante(アンダンテ) 歩くような速さで =63~76
Moderato(モデラート) 控えめなスピードで =76~96
Allegretto(アレグレット) やや快速に =96~120
Allegro(アレグロ) 快速に =120~152nbsp;

上記は典型的な用語と速さの指数です。

 

次は英語表記

 

速度用語:ポピュラー音楽

テンポが遅い順で、

Slow(スロー)…遅く、ゆっくり
Medium Slow(ミディアム・スロー)…やや遅く、ややゆっくり
Medium(ミディアム)…中くらい、ふつう
Medium Up(ミディアム・アップ)…やや速く
Fast(ファースト)…速く

 

上記の「スロー」は「バラード」も意味します。他にも

 

Samba サンバのリズムで

Bossa Novaボサノバのリズムで

 

などがあります。

 

実際に聞いてみましょう

 

名曲「ミスティー」。とにかくゆっくり弾くことが大切です。決して焦らないこと。

 

 

そして次にサンバ。「ワンノート サンバ」です。

 

 

次はボッサの場合です。

 

 

まとめ

 

サンバとボッサの違いがわかりますが、これはリズムセクションにかかっています。リズムが違うだけですから。

 

サンバとボッサはいわゆるラテン音楽のリズムですが、何かウキウキするリズムですね。クラシックにはない要素です。体が自然とビートを刻む感じが心地よいです。

 

現在では、サンバの国ブラジルでもなかなかサンバを、ライブハウスで聴くことができないと聞きました。寂しいです。ですがあの「リオのサンバカーニバル」では思いっきり聴けますね。一度行ってみたいです。

 

ではまた。

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 拍子や速度について詳しく説明します。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

帰省が大変だったお盆休みも終わり、また日常生活が戻ってきました。

台風の被害が大きかった地域の方は、まだ後片付けやこれからのことを考える日々が、ありますがどうか、希望を持って生活していただきたいです。

 

ハワイ諸島のマウイ島の自然火災も、多くの方の命を奪い一面焼け野原で、まるで戦争があったような悲惨な光景です。やはりかける言葉がありませんが、前向きに生きてください。

 

私は埼玉県にずっと住んでいますが、大きな災害がないのが特徴ではないかと思います。海もなく決して風光明媚な県ではありませんが、何よりなのが比較的安全である、ということのようです。

 

気持ちがしんどい時にはぜひ音楽を聞いてください。少しでも心に栄養が入ります。試してみてくださいね。

 

拍子

 

スイング感満載のピアノ。 もちろん4拍子です。 裏拍が強調されていますね。

 

どのような曲にも拍子があります。ただし現代音楽にはない場合もありますが。なぜ拍子があるのか私も考えたりしたことがありますが、拍子があった方が聞きやすかったり、演奏しやすいなど、説明のつかない結論になりました。

 

ダンスやチアリーディング、シンクロナイズド・スイミングなども、拍子に合わせて音楽にのって演技していますね。1234 とか 「ワン ツー スリー フォー」 や (せーの)などと声に出してみんなと合わせたり、自分で演奏し始めたりします。

 

これが拍子です。4分の4拍子は一番お馴染みの拍子です。

 

 

 

次にお馴染みなのは、3拍子のワルツでしょうか。

日本人にはあまりお馴染みのないワルツですが、ヨーロッパの方ではワルツに合わせてダンスを踊る習慣があるために、3拍子は日常的のようです。

 

テンポ

 

テンポの良い洋楽集ですが、聞き流しているとリズムに乗ってきたりします。お試しあれ。

 

次にテンポですが、同じ拍子でもテンポが違うと全く違って聞こえます。テンポは「速度」のことです。速めか遅めか、普通くらいか、ということですが、人によって違いますから、速度記号として数字が書いてあることがあります。

 

主な速度標語と目安となるテンポ
Largo(ラルゴ) 幅広く =40~50
Andante(アンダンテ) 歩くような速さで =63~76
Moderato(モデラート) 控えめなスピードで =76~96
Allegretto(アレグレット) やや快速に =96~120
Allegro(アレグロ) 快速に =120~152nbsp;

 

数字が大きいと速くなりますね。私が今まで見た中で一番早い数字は300でした。もう弾けませんね。

音楽はその曲にあったテンポがあります。ですがアレンジされた曲の場合、ものすごく速くアレンジされたりもします。

 

まとめ

 

楽しい音楽や落ち着く音楽、などさまざまなテンポやリズムによって音楽が構成されています。その時の気分によって聞く音楽を変えるのも楽しいです。

 

やってはいけないのは、気分が沈んでいる時に暗いブルースや、陰鬱な音楽を聞くことです。中にはそれにどっぷりハマり憂鬱から抜け出た方もいるようですが、私はお勧めしません。

 

そのような時にはバロック時代の音楽を聴くと、精神状態が安定すると思います。それはきっちりとしたテンポを刻んでいるからです。

 

テンポが一定ですと、安心して聞いていられます。心が上下しないとでもいいましょうか。ぜひそのような時にはお試しください。

 

ではまた。

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 ビートについて実際に見てみましょう。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

今現在帰省中や、ご親戚がいらしているご家庭も多いと思います。

ですから本日は動画をふんだんにみて、ビートを感じていただけたらと思います。

 

前回もお話ししたように、クラシックとポップスなどではビートの取り方が違います。

いろいろなビートを聞いてみましょう。

 

ではまずクラシック音楽からです。

どの曲にしようか迷いましたが、途中でテンポが変わるこの曲にしました。

 

 

クラシック音楽

 

 

ビゼー作曲「アルルの女」よりファランドールです。

クラシック音楽全てが退屈な4拍子ということはありません。 このように躍動感のある独特のリズムを使用することがあります。

ですが、1234の4拍子で一番強いのは、始めの1拍目です。

 

途中から早くなりますが、その時にビートを感じますよね。オーケストラの団員が一団となって演奏しています。

指揮者も若くて素敵な方ですね。

 

ジャズ

 

これは初め3拍子で始まって、途中から4ビートになります。その4ビートの取り方がジャズのビートになっています。

演奏しているのは、ビル・エバンス トリオです。

ピアノ担当のビル エバンスは、クラシック音楽学校に通っていて、フランス印象派のドビュッシーなどが好きであったそうです。学校にばれないように、クラシックピアノとジャズピアノを弾き分けていたそうです。

4ビートの部分のスウィング感が心地よいです。

 

ラテン

 

ラテン音楽はメランコリーなタイプもありますが、軽快なリズムを思い浮かべると思います。

情熱的で陽気なビートを感じます。

 

 

続いて再びクラシック音楽ですが、バッハの時代(バロック時代ともいう)の作品です。

これはストリングスの演奏で有名ですが、ピアノ演奏で見ていただきますと、きっちりと4拍子が刻まれているのがお分かりいただけると思います。

この規則正しいリズム、しかもゆったりとした拍子ですので、しばしば精神的な病気の治療としても使用されるそうです。

 

 

まとめ

 

今日はさまざまなジャンルの音楽を聞いていただきました。いかがでしたでしょうか。

リズムの上にメロディーが乗っている感じ。ですからビートやリズムも大切な音楽の要素になっていますね。

 

このほかにもロックなど、たくさんの音楽ジャンルがありますが、また次回にご紹介します。

 

ではまた。

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 拍子(ビート)について。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

8月なのに台風が2つもきていますね。 明日から帰省が始まるそうですが、帰省先のお天気を考えてから予定を組む必要がありそうですね。

そして早めの台風対策をしないといけません。私も、もしこの地域にも台風がやってくるならば、食品の備蓄などを考えなくてはなりません。

 

台風は通り過ぎますから、その間の辛抱ですね。

 

 

拍子(ビート)

 

今日は表紙の取り方についてお話ししていきましょう。

クラシック音楽とポップスでは拍子の取り方が違います。

 

皆さんがロックやジャスなどを聴いている時に、体が自然に揺れて、ビートを刻むことがあると思います。足踏みしたり、手拍子を打ったりした時には、4拍子の裏拍で打っていることが多いと思います。

では裏拍とは何かと言いますと、以下のような感じです。

 

リズムの裏

 

古典的な音楽は数字の 1234 の拍子で1拍目が強くなります。

ポップスやロックなどでは、図の中の赤い「と」の場所でビートを刻みます。

裏拍を取りますと躍動感が出てきます。 ドラムのビートをよく聴いてみるとわかると思います。

 

音を出す前に、まずこのビートを感じることがポップスなどでは大切です。このビートを取ることで曲がイキイキとしてきます。 そして何より若々しい雰囲気がしますね。

 

リズムにのる

 

リズムにのる、とはビートを捉えて、その上に音を乗せていくことですね。ロックのリズムに合わせて体や足踏みすることはビートを捉えていることになるでしょう。

 

ロックやジャズは「リズムの音楽」と言われますから、かなり大切な要素です。ですが若い方は自然とこのリズムが表現できますね。もちろん私たちも若い時には自然にビートに乗っていました。ですから躍動感というのは若者の特権とも言えます。

 

このリズムは、お子さんも大好きです。スキップしたり、その場でジャンプするとお子さんたちは、皆笑顔になります。リズムをとることが楽しいのですね。

 

まとめ

 

年齢を重ねてきますと、心拍数なども穏やかになってきます。すると若い頃に好きだったヘビーメタルなどが、聞いているだけで何か疲れてくるような感じがします。ですからビーズの稲葉さんはすごいと思います。

 

ずーとやり続けることの大切さを感じます。

「人は結局好きなことしか続かない」と言いますよね。本当だと思います。好きなことしか続けられないし、もし続けなくてはならないことがあるなら、それをどのようにして好きになっていくか、が重要なことになります。

 

皆さんはロックとかお好きですか? 元気が出る音楽ですよね。

 

この曲は「第3の男」です。

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 音楽の基礎知識について。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

本日は8月8日。ゾロ目の日であり、8という数字は、日本でも中国などでも縁起の良いとして知られています。 さらにスピリチュアルの世界では「ライオンズ ゲート」が最大に開く。ということです。

 

なんでも宇宙と地球が一直線に並び、宇宙エネルギーがものすごく降り注ぐ、のだとか。 詳しい方、いらっしゃいますか? 今聞いても遅いですよね。 とにかく何か変化を感じる時である、くらいで私は捉えています。

 

ライオンズゲート 8月8日

 

音楽は地球だけ?

 

宇宙に浮いている地球には、音楽があります。他の星にはあるのでしょうか? 私のイメージでは他の星はテクノロジーはものすごく発達しているけど、芸樹とかあるように思えません。

 

以前アメリカの宇宙探査機「ボイジャー」が、もし宇宙で他の星の住人に遭遇した時に、地球を理解してもらえれるようにと、一枚のディスケットを入れました。その中には地球の歴史やさまざまな食べ物、そして音楽も数曲入っていました。

 

まずは「バッハの曲」「ジャズ」「日本の民謡」なども入っていたそうです。実際異星人には遭遇したのでしょうか。そしてもしその音楽を聴いていたなら、どう感じたのでしょうか。

 

現在ではたまに宇宙人との遭遇話もありますが、音楽交流などしてみたら面白いと思います。

もし地球だけに音楽があるなら、これは人類が誇れる大きな産物です。 そう思うと私も熱があ入りますよ。

 

 

音の高低と長短の組み合わせ

 

前回もお話しさせていただいたように、音楽は音の「高低と長短」の無数の組み合わせで、できている。 そしてその組み合わせが初級ではシンプルで、中級になってきますと、だんだんと複雑になっていくわけです。

 

特にリズムの組み合わせは無数にあり、実際の曲に出てきましたら、リズム打ちをして体得していただくことになります。

 

ではリズムの基本の「拍子」についてお話ししていきましょう。

 

 

リズム

 

リズムとは「規則的になる音のパターン」です。

よく足や手などでリズムを刻んだりしますね。 拍のことを「ビート」と言います。

「ビートを刻む」というとなんとなく足や手が動きそうですね。

 

そしてそのビート(拍)はいくつか連なったものが、拍子です。

例えは4分の4拍子(よんぶんのよんびょうし)とか、4分の3拍子とか。

他にもいろいろありますが、この4分の4拍子が一番多いと思います。

分母に音符の基本単位、分子には音符の数を書き入れます。

 

これがありますと、リズムが取りやすくなります。1 2 3 4 とビートを取るのです。

ピアノなどを弾く前に、心で1234と数を数えて弾き始めると、拍子にのれて良いです。

まとめ

 

このような記号は、楽譜を全くみない方にとっては体が覚えているから大丈夫、となるのでしょうが、誰かと共演したり、人に伝える時には不可欠なものです。

 

何事もある一定の「リズム」を刻んでいる。これはずっと大切なことですから、忘れないでください。

 

ではまた。

 

「ピアノコード初心者のためのコードの押さえ方とコード進行」

https://www.udemy.com/course/zmliowdl/?couponCode=1E7D85B7EC5BC399A816

 

 

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ教室。 より良い演奏のために知るべきこと。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

沖縄に再上陸した台風のために、ホテルに延泊された方がかなりいらしたようです。

帰りの航空券も長時間並んで、やっととれてヘトヘトな旅行になってしまいましたね。

 

自然相手では何も言えませんが、仕事先にも頭を下げるしかありませんね。

こういうのは本当に辛いと思います。

 

基礎知識

 

自己流は、自己満足なので、他人から総合的に指導を受けませんと、時間の無駄使いになります。

何を弾いても同じ曲調になりやすいからです。

 

その点から、ある程度の楽譜に関することは知っておきましょう。

中には楽譜なしで弾きたいと、おっしゃる方もいますが、それは限られた曲だけしか再現できません。

 

音楽には、どうしても楽譜が必要なのは、文学作品を読むのに文字を知らないと読めない、ということに少し似ています。先人たちは優れた音楽を永遠に残す手段として、楽譜を残しました。ですが楽譜が読めなければ、その曲も弾くことができません。

 

知っている曲だけを弾いていけるのには限界があります。またよく覚えていない部分を確認する時にもどうしても楽譜を調べる必要が出てきます。

 

音の高さと長さ

 

全ての音楽事典の初めには、音の高さと長さについて、ではじまっていると思います。

音楽は音の高低と長短の組み合わせで出来ているのです。

 

初めのうちは音の高さばかりが気になりますが、音の長さや、そしてリズムを知ることが大切です。

 

 

音の順番はもうご存じですね。 「C D E F G A B C」 と合わせて知っておくとコードの理解が進みます。メロディーが音の順番通りに出てくることは少ないので、音を一つおきで覚えるのも有効です。

 

見た目にも音符の黒い球がどんどん上にいく時には、音も高い方に行ってます。

次に長さです。

 

音符と休符の長さ比較

 

画像:音符と休符の長さ

 

上記の表の中で16分音符まで覚えていれば良いと思います。

長い音符には棒がつかない。白い音符も2拍で長め、4分音符は一つとして数える。

これだけは覚えましょう。知っておくと譜面の理解が進みます。

 

次に付点音符についてです。要するに点がついている音符のことです。ただついているのではありません。 付点休符はあまり出てきません。

画像:付点

音符や休符の右側につける点を付点といいます。付点は元の音符/休符の半分の長さにあたります。

付点のついた付点音符/付点休符は、元の音符の1.5倍の長さになります。

付点のついた音符・休符
付点休符はあまり出てきませんから、付点音符の長さを確認してください。

タイ

同じ高さの音符をタイと呼ばれる括弧で結ぶことで、2つの音符をつなげた長さになります。タイで結ばれた音符のうち2つ目の音符は弾かなくてよいことになります。 これにより付点音符ができるわけです。

 

画像:タイ

まとめ

 

上記のような内容のことを「楽典」と呼びますが、全て覚える必要はありません。今の自分に必要な部分のみ知っていくようにすると、だんだんと全体が理解できるようになります。

大切なことは「音の長さと高低」を理解することです。

 

ではまた。